警視庁のまとめ情報

警視庁』の解説

警視庁(けいしちょう、、MPD)は、日本東京都管轄する警察組織、及び本部の名称である。

東京都内を10に分けた方面本部と102の警察署を配置し、2016年(平成28年)12月31日現在の所属警察職員は46,466人と、日本最大の職員数を誇る警察組織である。

警視庁の名称

法律では、「都警察の本部として警視庁を置く」(警察法47条1項抜粋)と定められている。法律上は東京都の警察は都警察(同法36条1項参照)であり、警視庁はその本部に当たる。東京都公安委員会の管理の下、警視総監がその事務を統括するが(警察法48条2項)、給与支払者は東京都知事である。府県警察のように管区警察局の管理下に置かれておらず、広大な面積を有する北海道警察と同じく、警察庁の直接の監督下にある。

本庁の所在地は東京都千代田区霞が関二丁目1番1号。本部の所在地付近の旧称「外桜田門」から、通称あるいは隠語として「桜田門」と呼ばれることもある。本部庁舎(地上18階、地下4階)の高さは塔部込みでは123.85mであり、兵庫県警本部の110mを上回る。

警視庁は本部名として道府県警察とは異なる名称が法律で定められており(警察法47条1項)、また政令により本部以外の警察署も警視庁の呼称を冠する事になっている(警察法施行令5条1項)。一般的には都警察全体を警視庁と呼称することが多い。自転車防犯登録ステッカーが「xx県(府・道)警(察)」「警視庁」となっていることや、報道での「xx県(府・道)警と警視庁が合同捜査本部を設置」といった表現などが例として挙げられる。

戦後、日本の占領統治を担った連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の公安課は、内務省警保局を頂点とする日本警察の一元的な体制に否定的であり、警察制度改革の一環として首都警察である警視庁の特権的地位を剥奪するために、1947年(昭和22年)9月30日付覚書で警視庁 (内務省)自治体警察にすべきと指示した。1948年(昭和23年)3月7日、警視庁 (内務省)は解体され、国家地方警察である国家地方警察東京都本部と、東京23区を管轄する自治体警察である警視庁 (旧警察法)八王子市警察に代表される市町村自治体警察が発足した。斎藤昇国家地方警察本部長官によれば、警視庁 (旧警察法)の名称変更を諮ったところ、従来通りとの意見が多かったため、「警視庁」のままにしたという。この際、GHQは警視庁 (旧警察法)に「警視庁」の名称を認めたが、「警視庁の名称については東京のみが違う名称を使うことは好ましくなく、他の都市も同じ名称にすることに反対しないという条件で東京に警視庁の名称を残すことを許した経緯があるから(GHQ)公安課としては警視庁という名を各都市(七大都市)で使うことを希望する」という方針であった。そのため、GHQの強い後押しで大阪市警視庁が設立されている。しかしその後、GHQの占領統治が終結に向かう中、日本政府は数度に及ぶ警察法の改正を行い、住民投票により自治警を廃止できるようにし、その結果、自治警は402まで激減していた。最終的には、1954年の警察法全部改正により、GHQ肝いりの自治体警察は消滅し、大都市の自治警は1年後に全て廃止するされることになった。1954年(昭和29年)7月1日に大阪府警察本部が発足したのに伴い、大阪市警視庁は大阪市警察本部に改称され、翌1年後の1955年(昭和30年)7月1日に大阪府警察に吸収統合されて消滅した。以降、警視庁の名称は、新警察法により国家地方警察東京都本部に、警視庁 (旧警察法)と市町村自治体警察を吸収する形で発足した、現在の警視庁のみが使用することを許されている。

沿革

  • 1868年(明治元年)4月16日:東征大総督府が江戸市中取締り強化のために、薩摩藩ほか11藩から藩兵を拠出させる。藩兵は後に府兵に改称される。
  • 1871年(明治4年)10月:府兵が廃止され、東京府が邏卒3000人による取締組を編成。
  • 1872年(明治5年):従来の取締組組子は、「邏卒」と改称される。
  • 1872年(明治5年)5月:川路利良が邏卒総長(第5大区)に任命される。
  • 1872年(明治5年)8月:全国の警察事務を中央が掌握することになり、東京府邏卒は司法省警保寮に移管。川路利良は司法省警保寮警保助兼大警視に任命される。
  • 1873年(明治6年):東京府は市中取締りのために、番人を1180人採用。同年巡査制度が制定され、巡査は番人を監督した。
  • 1873年(明治6年)9月:川路利良が政府に対し「警察制度改革の建議書」を提出。
  • 1873年(明治6年)11月10日:内務省が設置される。
  • 1874年(明治7年)1月9日:司法省警保寮が内務省に移管される。
  • 1874年(明治7年)1月15日:川路利良の建議書が採用され、首都警保のために内務省管轄の東京警視庁が設置される。これにより日本初の近代的警察制度が発足する。
  • 1874年(明治7年)1月27日:太政官特達により日本初の行政警察規則である「東京警視庁職制並びに事務章程」が制定され、警視庁の長たる警視長には川路大警視が任命される。同章程により国事犯については全て警視庁の長に執行権限が与えられ、これにより全国各地の士族反乱に際して、警視庁の警察官が各地に派遣されて、反乱の鎮圧と警戒警備にあたった。その権限は、1906年(明治39年)の警視庁官制改正まで全国におよんでいた。
  • 1877年(明治10年):士族反乱に対処するため、東京警視庁を廃止し、内務省直轄の東京警視本署へと改編。
  • 1877年(明治10年):西南戦争が勃発。東京警視本署に警視隊抜刀隊を編成し、西郷軍征討に参加。
  • 1881年(明治14年)1月14日:警視庁を再設置。
  • 1931年(昭和6年):旧警視庁本部庁舎竣工。
  • 1946年(昭和21年)1月24日:警視庁防護隊を設立。
  • 1946年(昭和21年)3月18日:警視庁は全国に先駆けて婦人警察官(現在の女性警察官)を63名採用した。婦人警察官第1期生は制服が間に合わず、モンペ姿で訓練していた。
  • 1946年(昭和21年)4月27日:婦人警察官第1期卒業式が田村町警察練習所で行われ、ニューヨーク市警前警視総監のルイス・ヴァレンタインによる査閲が行われた。
  • 1948年(昭和23年)3月7日:旧警察法が施行され、警視庁 (内務省)は、国家地方警察東京都本部、特別区(23区)を管轄する警視庁 (旧警察法)、市町村自治体警察に解体・廃止される。
  • 1948年(昭和23年)5月25日:警視庁防護隊が拡充され、警視庁予備隊に改編される。
  • 1949年(昭和24年)5月30日:公安条例反対のデモ隊が東京都庁に押しかけ、警視庁予備隊が出動。
  • 1950年(昭和25年)9月16日:警視庁 (旧警察法)に、警ら部と交通部を新設。監察官を廃止して第1~第7方面本部を設置し、各方面本部に方面予備隊を設置。
  • 1952年(昭和27年)8月:旧警察法の部分改正により、内閣総理大臣の権限強化や、警視庁 (旧警察法)の経費の一部が国庫負担となる。
  • 1954年(昭和29年)7月1日:新警察法の制定により、国家地方警察と自治体警察が廃止され、警察庁都道府県警察に再編成される。これにより、国家地方警察東京都本部(15署)と警視庁 (旧警察法)、八王子市警察などの4市警が廃止され、現在の警視庁に再編成される。新警察法案の審議は国会乱闘事件となり、警視庁 (旧警察法)の警察官が院内出動する事態となった。
  • 1957年(昭和32年)4月1日:予備隊を機動隊に改称。
  • 1977年(昭和52年):本部庁舎立替にあたり、物産館を仮庁舎として使用(1980年まで)。
  • 1980年(昭和55年):現警視庁本部庁舎竣工。
  • 2007年(平成19年):パトカーのデザインを52年振りに「POLICE」のロゴ入りのものに変更。東京マラソン2007より使用され、その後、地域課や交通機動隊等のパトカーを順次新デザインに変更している。

予算

警視庁の運営費用は、道府県警察と同様に、警察法第37条や警察法施行令第2条、第3条の規定にあるものは国庫が支弁し補助し、それ以外のものについては東京都が支弁する。

人事

警視庁における警視正以上の階級の警察官(地方警務官)の任免は警察法の規定により国家公安委員会東京都公安委員会の同意を得て行う(警察庁が補佐する)。警視総監の任免については、国家公安委員会が東京都公安委員会の同意を得るとともに、内閣総理大臣の承認が必要である。

警視以下の階級の警察官および警察官以外の警察職員については、警視総監が東京都公安委員会の意見を聞いて任免する。警部以上の人事は警務部人事第一課で、警部補以下の者は人事第二課が担当している。

警察職員数(平成29年度)

  • 警察官 43,566人
  • 警察行政職員(旧一般職員) 3,015人
  • 一般職非常勤職員(旧専務的非常勤職員) 3,120人

出向者

警視庁は東京都の警察機関であるが、主要課長および部長級以上の幹部の多くが、国家公務員採用I種試験に合格し警察庁に警察官として採用された、いわゆる「キャリア組」によって占められる。この「キャリア組」は警察庁からの出向者であり、その絶対数は日本の警察本部の中でも首都警察たる警視庁が最多である。

本部組織

警視庁本部には、警視総監、副総監の監督の下、9つの部が置かれている。各部長階級は、総務・警務・警備・公安・刑事の5部では必ずキャリア警視監が就き、それら以外の4部(交通・地域・生活安全・組織犯罪対策)では2名がキャリアの警視監または警視長、残り2名が警視庁採用組の警視長が就く慣例となっている。なお、「副総監」は階級ではなく、道府県警察本部の「副本部長」に相当する職名(階級は警視監)。

総務部
警務部
生活安全部
地域部
刑事部
組織犯罪対策部
交通部
警備部
公安部
警視庁警察学校
警視庁警察学校は、警視庁警察職員の教育・訓練を行う機関。1879年に東京府東京市麹町区(当時)に開学し、その後新橋九段中野と移転した後、2001年8月6日に府中市へ移転し現在に至る。上級幹部教育を行う警察庁警察大学校が隣接する。
自動車運転免許試験場
府中運転免許試験場
府中市多磨町3-1-1
全ての学科試験及び技能試験を実施している。
鮫洲運転免許試験場
品川区東大井1-12-5
大型・中型・大特・けん引の一種及び二種の技能試験は、実施していない。
江東運転免許試験場
江東区新砂1-7-24
技能試験は、実施していない。
犯罪抑止対策本部
人身安全関連事案総合対策本部
サイバーセキュリティ対策本部
オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部

方面本部

第一 - 第十方面まで、計10の方面本部が置かれており、本部と所轄の中間的立場として、各所轄の連携と広域対応及び所轄警察署への監察業務を行っている。旧来は第九方面までの計9方面本部体制であったが、2002年に北区板橋区練馬区の各区域を分離独立した第十方面が新設され、現行の計10方面本部体制となった。各方面本部長の階級は、第一・四・八の各方面が警視長、それら以外は警視正

警察署

102の警察署を有する。各署長の階級は、大規模19署(麹町丸の内築地麻布赤坂蒲田世田谷渋谷四谷新宿池袋上野浅草本所小松川立川八王子町田板橋)が警視正、それら以外の各署は警視

第一方面

第二方面

  • 警察署数は9。警察車両ナンバー地名は「品川」。

第三方面

  • 警察署数は9。警察車両ナンバー地名は世田谷区以外は「品川」、世田谷区は「世田谷」となる。

第四方面

  • 警察署数は9。警察車両ナンバー地名は杉並区以外は「練馬」、杉並区は「杉並」となる。

第五方面

  • 警察署数は7。警察車両ナンバー地名は「練馬」。

第六方面

  • 警察署数は11。警察車両ナンバー地名は「足立」。

第七方面

  • 警察署数は9。警察車両ナンバー地名は「足立」。

第八方面

  • 警察署数は11。警察車両ナンバー地名は「多摩」。

第九方面

第十方面

  • 警察署数は9。警察車両ナンバー地名は「練馬」。

階級

※表示されていない役職(警視庁理事官・課長代理・班長などなど)もある。

体制

平成29(2,017)年4月1日現在

ファイル:175Crownpolice.jpg|交通機動隊のパトカー(トヨタ・クラウン

ファイル:警視庁パトカー新エンブレム .jpg|交通機動隊のパトカー(スバル・レガシィ

ファイル:Mazda RX-8 police car in Tokyo.jpg|高速道路交通警察隊のパトカー(マツダ・RX-8

ファイル:Estima-policecar.jpg|ミニバン型のパトカー(トヨタ・エスティマ

ファイル:Mercedes-Benz W221 S600 long security police.JPG|警備部警護課(SP)の警護車(メルセデス・ベンツ・Sクラス

ファイル:Honda VFR 800P Police Tx-re.jpg|交通機動隊の白バイ(ホンダ・VFR

ファイル:Keishicho Mobile security camera Dutro Hybrid.jpg|移動防犯カメラ車(日野・デュトロ

ファイル:MPD-Hayabusa.jpg|航空隊のヘリコプター「はやぶさ」

ファイル:Mpd-himeyuri.jpg|東京湾岸署の警備艇「ひめゆり」

ファイル:Kojimachi police station chiyoda tokyo.JPG|警視庁の筆頭署である麹町署

ファイル:Fukurou-koban.jpg|池袋署池袋駅東口交番(通称"ふくろう交番")

特科装備

  • 機動隊・広域街宣車輌 55台
  • 機動隊・爆発物処理班特科車輌
  • 機動隊・10t積載型大型トレーラー 37台
  • 交通機動隊・道路交通取締支援車輌 50台
  • 公安情報収集工作指揮車 台数非公開
  • 公安監視カメラ配備車輌 台数非公開

ファイル:Fuso-oogatayusou.jpg|大型輸送車

ファイル:MPD-tokugatakeibi.jpg|特型警備車

ファイル:MPD-Kouatuhousui.jpg|高圧放水車

ファイル:MPD-saigaikatudou.jpg|災害活動車

ファイル:MPD-shizai.jpg|資材運搬車

訓練・教育

  • 警視庁警察学校
  • 警視庁災害警備総合訓練
  • 年頭部隊出動訓練 - 神宮外苑で行われる。これこそテロの標的となるのを防ぐため日時は発表しないが、一般公開されているので見学できる。また、動画等を警視庁のホームページ上やYouTube公式アカウントで公開している。
  • 警視庁主催・射撃訓練 - 警察官限定の内部訓練。

マスコットキャラクター

主な式典・イベント・運動

給与・手当

2015年4月1日現在

  • 初任給

1類採用者 - 約217,000円

2類採用者 - 約218,000円

3類採用者 - 約171,000円

一定の勤務経験のある者は左記の額に所定額が加算される。

  • 諸手当等

扶養手当、住居手当、通勤手当、また、勤務に応じた特殊勤務手当等が支給され、期末・勤勉手当として、年間を通じ給料月額の4.20か月分が支給される。

警察官の不祥事・出来事

所属警察官の人数が多いため、相当数の不祥事がみられるが、以下では、代表的な例のみ記載する。

  • 1978年1月 制服警官女子大生殺人事件北沢警察署外勤課(現・地域課)の巡査が勤務中、巡回連絡先で清泉女子大学の学生を強姦し抵抗されたため殺害。土田國保警視総監が引責辞任。“警視庁開闢以来の不祥事”と話題になった。
  • 2001年1月 板橋警察署副署長や国際組織犯罪特別捜査隊長を務めた警視正を犯歴漏洩容疑で書類送検(武富士事件)。
  • 2006年5月 公安部公安第二課長の警視が、5月27日にホームセンターで万引きをした。同庁は警視を停職1ヶ月としたが、事件から2日経つまで発表しなかった。警視は29日付で依願退職。
  • 2007年8月 立川警察署地域課の巡査長が知人女性を拳銃で射殺後自らも拳銃で胸を撃ち自殺。当初無理心中とみていたが後の調べで被害者の女性にストーカー行為をしていたことが判明した。
  • 2008年11月 総務部施設課管理官の警視が茨城県稲敷市市内で道路交通法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕された。後に懲戒免職。
  • 2008年12月 玉川警察署留置係の巡査長が、同署に勾留中の男に携帯電話で通話をさせるなどの不正な便宜を図った上、男から「ばれたらクビだ」などと脅迫され、現金を渡していた。
  • 2008年から2009年にかけ、当時八王子署刑事組織犯罪対策課に勤務していた男性警部補(その後本部刑事総務課に転属)が、自らが担当した殺人強制わいせつ事件などの捜査書類を7件にわたり放置していたことが判明し、警視庁は2013年3月15日付で3か月の停職処分とし、当時の上司2人も所属長注意などとなった。
  • 2009年5月、第10方面交通機動隊白バイ隊員の巡査部長が、実際の速度より速い速度の違反切符を捏造して交付し、虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で東京地検に書類送検された。
  • 2009年6月 - 警視庁航空隊のヘリコプターの窓が飛行中に落下した。
  • 2010年2月13日 - 玉川警察署内で、刑事組織犯罪対策課の巡査部長が傷害の疑いで逮捕された被疑者に拳銃を奪われた。被疑者は発砲し、弾が巡査部長に当たり軽傷を負った。
  • 2010年3月15日 - 中央大学教授殺害事件や押尾学事件などを指揮した捜査第一課長・西沢康雄警視正が、鑑識課長当時から女性警察官(退職)と不倫関係にあり、トラブルになっていたことが発覚し、警務部付に更迭。後に警察庁交通局付に出向し自動車安全運転センター安全運転中央研修所研修部長に就任。後任は鑑識課長・若松敏弘警視(福生警察署長、交通捜査課長を歴任。この人事にあたり警視正に昇任)。
  • 30日、警察庁長官狙撃事件について、警視庁公安部が時効成立を機に記者会見を開き、“証拠はないがオウム真理教関係者の犯行”とコメント、また公式サイトで同様の概要を示す。アレフから名誉毀損で提訴され、2013年1月、東京地裁から賠償命令。
  • 2010年7月2日 - 第4方面本部長(警視長)が割引価格でゴルフ場を利用していたとして減給1か月の処分。8日付で依願退職。10日には総務部理事官(聴聞官)の男性警視が男性を殴り軽傷を負わせたとして千葉県警察に逮捕された。
  • 2010年10月 - 国際テロの捜査情報などが記載された大量のPDF形式での文書が、インターネット上に流出した(警視庁国際テロ捜査情報流出事件)。また、文書には、公安部外事第三課や警察外部の個人情報も含まれていた。ファイル交換ソフトを通じ、故意に流した可能性が高まった。また、海外のサーバーを経由している為に流出元を辿るのは困難になった。アレフ名誉毀損事件と本件は、共に青木五郎(現在国際警察センター所長)が公安部長を務めた当時に起きている。
  • 2010年12月 - 公安第二課の巡査部長が捜査協力者との接触を装い、受け取った捜査費を女性との交際や深夜帰宅の際のタクシー代などに費消していた事が判明。懲戒免職処分と共に詐欺と業務上横領の容疑で書類送検される。
  • 2011年6月 - 葛飾警察署刑事組織犯罪対策課長の警部が当直勤務中に署を抜け出して、女性と飲食店でデート。17日、警部補に降格処分。
  • 2011年7月 - 品川美容外科の医療過誤事件の捜査を担当していた捜査第一課の警部が同院に再就職していたOBに捜査資料のコピーを渡していた疑いでOB2名とともに逮捕された。直属上司の一課調査担当(警視)、特殊犯罪対策官(警視)と一課長・若松警視正も監督責任を問われ9月に減給や戒告の処分。
  • 2011年12月 - オウム真理教事件特別手配されていた平田信が、警視庁本部に「平田信です」と名乗った上で出頭してきたが、出頭に応対した警備の機動隊員は、悪質ないたずらと判断し、丸の内警察署に出頭するよう案内していた。再逃亡される恐れがあったなどとして、本部の対応が批判の対象となった。
  • 2012年3月21日 - 昭島警察署地域課所属の男性巡査部長が、世田谷区内の交差点で右折しようとした際、女性の運転する自転車と接触し、女性は打撲などを負った。事故を起こした巡査部長は、女性に虚偽の電話番号を伝えた上、事故を通報せず立ち去った。警視庁はひき逃げの疑いで事情を聴いている状況である。
  • 2012年10月11日 - 麻布警察署池袋警察署両署の刑事課長をつとめた男性警視が、捜査費を流用して、部下や同僚と飲食していた疑いで、業務上横領捜査していることが明らかになった。
  • 2013年4月から5月にかけ、田園調布警察署の51歳の男性巡査部長が、大田区内で複数の放置自転車を、部下に指示して持ち去らせた上、修理して別の場所に置き、別の者が持ち去るのを待った。実際に持ち去られた自転車も1台あった模様である。警視庁はこの巡査部長を停職処分とした上、巡査部長の指示に従った部下の巡査・巡査長計4人を所属長訓戒とした。また、関わった警察官はいずれも占有離脱物横領容疑で書類送検された。
  • 2012年12月から2013年3月にかけ、渋谷警察署組織犯罪対策課の46歳の男性警部補が、事件と無関係の男性について、署長名で「捜査関係事項照会書」を作成し、自治体や携帯電話会社に送り個人情報を調べていたことが、その後2013年11月に判明。被害に遭った男性は、当該の警部補と知り合い一時交際していた女性が、その後交際するようになっていた。警視庁はこの警部補を、虚偽有印公文書作成公務員職権濫用容疑で書類送検した。
  • 2013年10月15日 - 綾瀬警察署の24歳の男性巡査長が、「騒音の苦情処理に行く」と言い残して、拳銃を所持したまま、勤務する交番を出てそのまま行方不明となった。その後、東京駅の便所からこの巡査長の制服が発見された。この巡査長は東京駅から宇都宮駅まで新幹線を利用していたことが明らかとなり、警視庁は同月18日に、この巡査長を宿泊していた宇都宮市内のホテルで逮捕した。
  • 2014年2月、蒲田警察署地域課の男性巡査長が、署内のトイレで拳銃で自殺した。警視庁の調べで、この巡査長の上司に当たる男性警部補が、この巡査長を含む数名の部下の警察官に対し、「身の振り方を考えろ」などの暴言を吐くなどして辞職を強要していたことが明らかとなり、警視庁は同年4月に、この警部補を減給処分としたほか、当時の地域課長や署長についても訓戒や口頭注意の処分とした。
  • 2014年4月、蔵前警察署の24歳男性巡査が埼玉県狭山市のマンションから飛び降り自殺した。マンションの巡査の部屋からは警視庁田無警察署の24歳女性巡査が殺されているのが発見。男性巡査が交際していた女性巡査を殺した後、自殺した無理心中事件とみられる。
  • 2014年9月、警視庁が捜査した事件のうち、公訴時効を迎えた事件の証拠品や捜査書類など約1万点が、東京地方検察庁に送致されていないことが明らかになった。刑事訴訟法に違反するが、警視庁は、捜査は適切に行われてきたとして、関係者の処分は実施しないとしている。
  • 2015年1月、内偵捜査を行っているように装う形で捜査費計約15万円を騙し取ったり着服したりしたとして、警視庁は生活安全特別捜査隊の53歳の男性警部補を詐欺罪業務上横領罪書類送検した上、懲戒免職処分とした。また、これ以外にも捜査費を捜査と無関係な駐車料金などに充てていた男性警部補らも減給などの処分となっている。
  • 2015年4月23日、路上で女子高校生の体を触ったとして、埼玉県警は22日、警視庁駒込警察署の巡査長を強制わいせつの疑いで緊急逮捕した。
  • 2015年6月19日、女性を盗撮したとして、警視庁は、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、大崎警察署の刑事組織犯罪対策課の男性巡査部長を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日、辞職した。
  • 2015年10月と2016年2月に、田園調布警察署地域課の男性警部補2人が相次いで自殺した。2人の制服のポケットから、同一の上司を名指しするメモが見付かり、警視庁が調査した結果、この上司が仕事上のトラブルについて、自殺した2人の警部補を厳しく叱責していたことが確認された。警視庁としては、パワーハラスメント行為は無かったものの、品位に欠ける言動が見られたとして、2016年6月に当該の上司を訓戒処分とし、上司は処分後に退職。
  • 新宿警察署留置管理課の23歳の女性巡査が、交際していた暴力団組員に捜査情報を漏洩したとして、地方公務員法違反容疑で書類送検の上、停職3か月の処分となった。

参考文献

  • 『警視庁百年の歩み』、警視庁創立100年記念行事運営委員会

警視庁』に 関連する人気アイテム

脅迫者 警視庁追跡捜査係

5つ星のうち 2.0面白みに欠ける

(参考になった人 1/1 人)

んー、正直、ストーリーそのものが、いまひとつ面白くなかったです。

5つ星のうち 5.0面白かった

(参考になった人 0/0 人)

いつも通りのテンポでのストーリー展開 非常に楽しく読みました。

マインド 警視庁捜査一課・碓氷弘一6

5つ星のうち 5.0マインドコントロール

(参考になった人 1/1 人)

同じ日の同時刻に二件の自殺と二件の殺人が!果たしてこれは偶然なのか?調べを進めているうちに同時刻に二件の強姦未遂と一件の盗撮も発生していた...警視庁捜査一課の碓氷が動き出す❗ このシリーズは相変わらず面白いねえ~( ̄▽ ̄)=3

5つ星のうち 2.0一部、帯びなし

(参考になった人 0/1 人)

今井敏の碓井弘一モノの「パラレル」、「エチュード」、「ペトロ」、「マインド」の4冊を購入(配送は2回)。 4冊のうち最新版の「マインド」のみ帯びなしの寒々しい状態で届いた。 新刊本を帯びなしで送りつけるのありなのか?

今野氏の作品ではちょっと残念‼️ 人物の設定と展開に無理があるような。 事件解明もスッキリしないというか、納得感がなかった。

院内刑事 ブラック・メディスン

前作に続けて、読んだ。
今回の方が圧倒的に面白い。
病院の様々な問題に、リスクマネジメントとして
川崎殿町病院の総務部危機管理担当顧問廣瀬の手腕が
実に発揮されている。
病院のリスクマネジメントのノウハウが詰まっている。
モンスターペイシェントー暴力団組員。
キレる老人ー元県会議員議長。
中国人の富裕層を迎え入れるか否か?
中国と北朝鮮からのサイバー攻撃。
加藤商事からの中国とアメリカの誘致。
それをつなぐ糸が、ジェネリック医薬品。



医薬品の開発が、すごいコストがかかる。
それを20年で、回収するというのは、よっぽどいい薬でないと無理。
ジェネリックは、確かに、安く提供できるが、
開発や研究投資が困難になってしまう。
特許を認めない国は、ジェネリックと称して偽物を作る。
これは、かなり、危険な動きだよね。

今の病院の課題が、ぎっしりと詰まっていて、
それを 廣瀬が 読み切り解決していく。
なるほど。物語の中に、廣瀬がきちんと定着した。

5つ星のうち 2.0消化不良でした

(参考になった人 4/5 人)

電車の交通広告で見て、気になって購入。 この先生の小説は初めて読みました。 ためにはなる部分もあるけど、合う合わないは分かれると思います。 説明の多いセリフ(仕方ないのかもしれないが、リアルさに欠ける) 長編の経済小説だが、物語の佳境に向かって、心が引き込まれていく感じがない。 スリルない。 ハラハラしない。 いつ見せ場が来るんだろう?と期待を持ちつつ淡々と読んでいたらあっという間に終わった。 びっくりした。 せっかくいいネタのオンパレードなのに勿体無い。 原作者として名を残され、別の方が執筆したほうが面白いかも。

本作は断片的な情報を羅列しているだけで、ひろがりがまったくありません。 また主人公側が優秀・善良、敵側は無能かつあまり悪質でもないので簡単に対応できるというスタンスで終始して、まったくドラマ感はありません。

院内刑事 ブラック・メディスン

前作に続けて、読んだ。
今回の方が圧倒的に面白い。
病院の様々な問題に、リスクマネジメントとして
川崎殿町病院の総務部危機管理担当顧問廣瀬の手腕が
実に発揮されている。
病院のリスクマネジメントのノウハウが詰まっている。
モンスターペイシェントー暴力団組員。
キレる老人ー元県会議員議長。
中国人の富裕層を迎え入れるか否か?
中国と北朝鮮からのサイバー攻撃。
加藤商事からの中国とアメリカの誘致。
それをつなぐ糸が、ジェネリック医薬品。



医薬品の開発が、すごいコストがかかる。
それを20年で、回収するというのは、よっぽどいい薬でないと無理。
ジェネリックは、確かに、安く提供できるが、
開発や研究投資が困難になってしまう。
特許を認めない国は、ジェネリックと称して偽物を作る。
これは、かなり、危険な動きだよね。

今の病院の課題が、ぎっしりと詰まっていて、
それを 廣瀬が 読み切り解決していく。
なるほど。物語の中に、廣瀬がきちんと定着した。

5つ星のうち 2.0消化不良でした

(参考になった人 4/5 人)

電車の交通広告で見て、気になって購入。 この先生の小説は初めて読みました。 ためにはなる部分もあるけど、合う合わないは分かれると思います。 説明の多いセリフ(仕方ないのかもしれないが、リアルさに欠ける) 長編の経済小説だが、物語の佳境に向かって、心が引き込まれていく感じがない。 スリルない。 ハラハラしない。 いつ見せ場が来るんだろう?と期待を持ちつつ淡々と読んでいたらあっという間に終わった。 びっくりした。 せっかくいいネタのオンパレードなのに勿体無い。 原作者として名を残され、別の方が執筆したほうが面白いかも。

本作は断片的な情報を羅列しているだけで、ひろがりがまったくありません。 また主人公側が優秀・善良、敵側は無能かつあまり悪質でもないので簡単に対応できるというスタンスで終始して、まったくドラマ感はありません。

警視庁』の解説 by はてなキーワード

東京都を管轄する警察

英文表記:Metropolitan Police Department *1

英文略称:MPD

通称・俗称:桜田門 *2

1874年明治7年)“東京警視廳”として設置された警察組織。

要するに“東京都警察”であるが、首都警察であるため他の道府県警と区別する“警視庁”という名称が使われている。

しかし、旧警察法時代の自治体警察である大阪市の警察が1948年昭和23年)3月から1954年(昭和29年7月1日 警察法施行前まで“大阪市警視庁”と名乗っていた時期があった。

初代大警視(現 警視総監)は鹿児島県出身の川路利良

警視庁』by Google Search

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