角竜類のまとめ情報

角竜類』の解説

角竜下目もしくは角竜類 (Ceratopsia) は、鳥盤目に属し、トリケラトプス(Triceratops)に代表される角を持ったサイのような恐竜ケラトプス類とその祖先、またオウムのようなくちばしの小型恐竜プシッタコサウルス (Psittacosaurus) からなる草食恐竜の分類群である。グループ名の由来となった恐竜ケラトプスとはceras(角)、ops(顔)で、角のある顔という意味である。

形態的特長

全体に共通した特徴はオウムのようなくちばしを持つことである。また、プシッタコサウルス類以外の種(新角竜類 Neoceratopsia)では頭部の後方にフリルを持つ。

角竜という名前ながら最後期に出現したケラトプス科 (Ceratopidae) 以外の種は顕著な角は持っていない。

生息期間

プシッタコサウルスが白亜紀前期、それ以外は白亜紀後期からの発見であったが、近年中国でアーケオケラトプス (Archaeoceratops) やリャオケラトプス (Liaoceratops) といった原始的な新角竜類が白亜紀前期から発見されるようになった。白亜紀のごく早い時期に同じ周飾頭亜目 (Marginocephalia) に分類されるパキケファロサウルス類(堅頭竜下目)との共通祖先から分化したと考えられる。

トリケラトプス・ホリドゥスはK-T境界の直ぐ下の地層から発見される、恐竜で最後まで生き延びた種の一つである。しかしこの時期それまで多様性を誇った角竜類がすでにトリケラトプス・ホリドゥス一種のみとなっており、恐竜の絶滅が緩やかに進んだことの根拠の一つとされている。

生息地域

東アジア北アメリカ南アメリカ。東アジアが起源でベーリング陸橋を経て北アメリカに移住したと考えられる。同様の例がハドロサウルス科 (Hadrosauridae) などにみられる。

ケラトプス科は長い間北アメリカのみに生息していたと考えられていたが、最近では中国、日本、ウズベキスタンでも見つかっている。

分類

まずフリルのある新角竜類と、フリルが無く前肢の指の数が(他の角竜類が5本なのに対して)4本であるプシッタコサウルス科 (Psittacosauridae) に分けられる。新角竜類以下の分類には今なお議論がある。

レプトケラトプス科
後述のプロトケラトプス科やケラトプス科より原始的で一般的に体もフリルも小さいが、レプトケラトプスやウダノケラトプスは例外的にどのプロトケラトプス科のものよりも大きい。北米やアジアだけでなくヨーロッパやオーストラリアでのこのグループのものと見られる化石が発見されている。以前はプロトケラトプス科に含まれていた種もある。
プロトケラトプス科
ケラトプス科よりいくぶん原始的な種、角が無いか、あってもごく小さい、尾の断面が平たいものもいる。
プロトケラトプス科はプシッタコサウルス科とケラトプス科の間の多様な種を一くくりにした恣意的な分類群であった。側系統群である可能性が指摘されていた為、再分析が行われた結果いくつかの科が独立し、妥当な自然分類群となった。
ケラトプス科
四足歩行で角かこぶを持ち、フリルが発達、尾の断面が丸い。奥歯のデンタルバッテリーによって特徴づけられる。
カスモサウルス亜科 (Chasmosaurinae)
目の上の角が大きく鼻の上の角は小さい。フリルは大きいものが多い 。ホーンレットは目立たない。
セントロサウルス亜科 (Centrosaurinae)
鼻の上の角が大きく目の上の角は小さくフリルもあまり大きくない。派手なホーンレットをもつものが多い。

新角竜類の中でもプロトケラトプス科とケラトプス科をまとめたグループをコロノサウルス類またはコロノサウリア(Coronosauria)と言う。

属の一覧

プロトケラトプス科の単系統性を否定するポール・セレノによる分類では以下のようになる。

新角竜類 (Neoceratopsia)

  • アルカエオケラトプス
  • リャオケラトプス
  • バガケラトプス
  • コロノサウルス類 (Coronosauria)
    • プロトケラトプス科
      • プロトケラトプス
      • ブレヴィケラトプス
    • ケラトプス上科 (Ceratopoidae)
      • モンタノケラトプス
      • レプトケラトプス
      • ケラトプス科
        • ケラトプス亜科
        • セントロサウルス亜科

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5つ星のうち 3.0堅牢版について

(参考になった人 4/4 人)

えっと、カバーとDVDの有無については内容紹介に書いてあります。
でもまぁ確かに、堅牢版の説明の少なさはすごいですね。

堅牢版についてですが、「図書館用特別堅牢製本図書」といいます。
市立図書館とか、都道府県の図書館とか、学校の図書館で借りてくる本って、透明なシールみたいなカバーがついていませんか?
あれは、司書さん達が一冊一冊貼っているんです。
何の為か、「本が壊れないように」「本が汚れないように」です。
何人もの人が借りる本、何年も置き続ける本ですから。

表紙が破けないよう、汚れないよう、そうやって手間をかけて本を守ります。
「図書館用特別堅牢製本図書」は、こういった手間をかけなくていい、ブックカバーをかけなくても大丈夫ですよ!という意味の本です。
表紙に特別なフィルムがかかっているので「汚れにくい」「壊れにくい」のです。
だから、「図書館、学校、幼稚園、保育園などでの使用に適しています。」という説明になります。
DVDがついていないのは、図書館などの施設だと、使う機会がないという事もありますし、使っている人が(小学生なんか特に)破り取っちゃったりするから、とかだと思います(ここら辺ははっきりしてないんですが)。
なので、「堅牢版」と書いてあるものを買うときは気を付けましょう。上記を理解したうえで、「表紙いらないorDVDいらないからイイネ!」とかならオススメしますよー
ただ、改定年度表記がないのはあかんですね。DVD付きの図鑑方の出版日を見るといいと思います。改定するといつも表紙が変わるので。表紙が同じものなら改定日同じだと思いますよ。

①堅牢版についての説明がまったくない ②新版や改訂版でないという説明がまったくない ③新しく発売されたという説明で②(改訂版)と勘違いする ④Dvdが付属していないという説明がまったくない(表紙イラストが同じなのでなおさら) いろいろと誤解を生じる可能性がありますね 私もDVD付を買いなおします 尚 堅牢版といいながら幼稚園くらいの子は本を押さえ付け読むので かえって硬い表紙は破損する原因になるとおもいました

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