大阪大学のまとめ情報

大阪大学』の解説

文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校である。

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大学全体

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大阪大学は、帝国大学の流れを汲む国立大学である。関西では大阪大学と京都大学が旧帝国大学であり、ともに入学試験において日本トップクラスの難関大学である。関西圏の高等学校では、阪大と京大の入試合格者数の多寡が、学校進学実績のレベルを評価する大きな目安となっている。

阪大は特に理系学部のレベル・実績が抜きん出ている。

阪大の発祥は1838年(天保9年)に緒方洪庵により設立された適塾を直接の源流としている。適塾は1868年に閉鎖されるが、翌1869年設立の浪華仮病院および仮医学校に教師・塾生が移籍し、これが改組・改称を経て現在の大阪大学医学部となっている。当時、長崎へ遊学した慶應義塾創立者である福澤諭吉が、蘭学では適塾が最先端を行っているということを教えられて適塾へ入門し、1857年(安政4年)には第10代塾頭となっている。なお、大阪大学は、懐徳堂(1724年 享保9年 設立)とも関係がある。懐徳堂は1869年に閉鎖されるが、1910年に懐徳堂記念会の設立(後に財団法人化)、最後の預人中井桐園の嫡子中井天生中井木菟麻呂)らの尽力で、1916年の重建懐徳堂の設立により再興を果たした。太平洋戦争後の1949年になり、懐徳堂記念会が懐徳堂蔵書を大阪大学に寄贈したことで両者の繋がりができた。現在、財団法人懐徳堂記念会事務局は大阪大学文学部内にあり、大阪大学が初期の懐徳堂に関するものも含めて管理している。しかし、懐徳堂と重建懐徳堂との間には半世紀近い空白があり、教育機関としての歴史的連続性がないため、大阪大学は懐徳堂を同大の学問的系譜とは言うものの、同大の前身とは言及していない。大阪医学校を母体に1915年に大阪府立大阪医科大学へ改称、1931年(昭和6年)にへ移管されると同時に、台北帝国大学に続く第8番目の帝国大学として大阪帝国大学となる。

1933年には旧制大阪工業大学を合併。戦後の新制大学への改組を経て、2004年に国立大学法人化した。2007年(平成19年)10月には大阪外国語大学と統合した。旧国立大で14組目の統合で、旧帝大では2003年の九州大学九州芸術工科大学に次ぐ2組目。なお、国立大学法人として外国語学部を設置しているのは、大阪大学と東京外国語大学の2大学しかない。また統合後の1学年あたりの学生定員は、国立大学で最多の3245人となった(2位は東京大学で3053人)。

中国・上海で発行されている『世界大学学術ランキング』(ARWU) では、2016年は第96位、国内第4位である。

クアクアレリ・シモンズ社『QS世界大学ランキング』では、第55位(2014年)、「2015年アジア大学ランキング」では、アジア全体で第13位、国内第2位である。

世界大学ランキングセンター (CWUR) による『CWUR世界大学ランキング』2015年では、第45位、国内6位である。

取り組み

男女共同参画社会基本法に基づくポジティブ・アクションに取り組んでおり、「理工系部局における常勤女性研究者の人数を3年以内に現在より3割増加させる」との数値目標を掲げて、達成した。

年表

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  • 1838年 緒方洪庵によって蘭学塾「適塾」が設立される。
  • 1869年 大阪府が上本町の大福寺に仮病院と仮医学校を設立、緒方洪庵の子である緒方惟準ら適塾の関係者が設立に参加。
  • 1880年 仮病院と仮医学校を大阪府立大阪病院と大阪府立大阪医学校として正式に発足。
  • 1896年 大阪工業学校設立、その後、大阪工業大学となる。
  • 1915年(大正4年) 大阪府立大阪医学校を大阪府立大阪医科大学へ改組(学長佐多愛彦。専門学校令準拠のまま改称、大学令による旧制大学では無い)。
  • 1916年 塩見理化学研究所の設立。
  • 1919年 大阪医科大学に改称(大阪府立のまま改称、大学令に準拠の旧制大学となる)。
  • 1921年 林蝶子の寄付を基に官立の大阪外国語学校設立(旧・大阪外国語大学、現・大阪大学外国語学部の前身)。
  • 1931年 大阪医科大学と民間の一研究所であった塩見理化学研究所とを母体に、医学部と理学部とからなる大阪帝国大学が大阪市北区に設立される(官立移管されると同時に、帝国大学令に準拠の帝国大学となる)、初代総長長岡半太郎就任。
  • 1933年 大阪工業大学を工学部として吸収。
  • 1947年 大阪大学と改称。
  • 1949年 旧制大阪高等学校旧制浪速高等学校大阪薬学専門学校などを統合し、文学部・法経学部・理学部・医学部・工学部の5学部と一般教養部からなる新制大阪大学が発足。
  • 1953年 法経学部を法学部と経済学部に分離。
  • 1955年 薬学部を設置。
  • 1960年 歯学部を設置。
  • 1961年 基礎工学部を新設。
  • 1967年 医療技術短期大学部を設置。
  • 1972年 文学部から人間科学部を分離設置。
  • 1989年(平成元年) 言語文化研究科を設置。
  • 1991年 現学章とスクールカラーを制定。
  • 1993年 医学部保健学科設置、医学部附属病院が移転、吹田・豊中両キャンパスへの統合完了。
  • 1994年 教養部を廃止。国際公共政策研究科を設置。
  • 1997年 大学院重点化完了。
  • 2002年 情報科学研究科、生命機能研究科を設置。
  • 2004年 国立大学法人法の規定により国立大学法人大阪大学となる。高等司法研究科を設置。
  • 2007年 国立大学法人大阪外国語大学と統合、外国語学部を設置。
  • 2009年 連合小児発達学研究科を設置。
  • 2015年 匿名Aによる論文大量不正疑義事件
  • 2021年 大阪大学90周年(大阪外国語大学100周年)。箕面キャンパスが北大阪急行電鉄の延伸部に新設の箕面船場駅東側に移転(予定)。

所在地

全て大阪府内に所在。

象徴

学章

大阪大学の学章(校章)は、大阪の象徴である銀杏の葉を題材にしたもので、制作は田中一光(グラフィックデザイナー)。1991年に創立60周年を記念して制定された。大学関係者からは、しばしば「銀杏マーク」と称される。

なお、現学章の制定以前には、交差した二枚の銀杏の葉の意匠に「大学」の文字が重ねられた紋章(以下「旧学章」という)が存在した。これは、旧制大阪医科大学で用いられていた銀杏マークを基にして、大阪帝国大学時代に制作されたもので、正式の学章として定められたものではなかったが、体育会系クラブの部旗や学生証の刻印等、随所に多く用いられ、正式なものに準じた扱いであった。この旧学章は、現在でも人間科学部正面玄関の屋根部レリーフに見ることができる他、歯学部附属病院のエレベータ扉にも類似の意匠が施されている。

スクールカラー

スクールカラーは、スカイブルー。現学章の銀杏マークの色もこのスカイブルーを採用している。Munsell Book of Color(マンセル色体系)の色番7.5PB3/12が標準とされる(この色番は、現行の大阪府旗の地色と同じであり、実際には群青色に近い)。学章と同じく、平成3年に制定。

学歌

大阪大学には、正式に定められた学歌(校歌)は存在しない。入学式等では、代わりに『大阪大学学生歌』が歌われる。その他、主に体育会関係者に愛唱される幾つかの応援歌がある。

マスコットキャラクター

大阪大学のマスコットキャラクターは「ワニ博士」である。豊中キャンパス内の待兼山で出土した化石マチカネワニ」を題材としている。

組織

大学院

以下、特記していない専攻は博士前期課程博士後期課程である。講座は、『大阪大学プロフィール 2015』による。

  • 文学研究科
    • 文化形態論専攻
      • 専門分野:文化基礎学専門分野、地域社会論専門分野、哲学哲学史専門分野、現代思想文化学専門分野、臨床哲学専門分野、中国哲学専門分野、インド学・仏教学専門分野、日本学専門分野、日本史学専門分野、東洋史学専門分野、西洋史学専門分野、考古学専門分野、人文地理学専門分野
      • 講座:広域文化形態論、哲学、日本学、日本史、世界史、考古学、人文地理学
    • 文化表現論専攻
      • 専門分野:言語文芸学専門分野、文献情報学専門分野、異文化交流論専門分野、日本文学専門分野、比較文学専門分野、中国文学専門分野、英米文学専門分野、ドイツ文学専門分野、フランス文学専門分野、国語学専門分野、日本語学専門分野、英語学専門分野、美学・文芸学専門分野、音楽学・演劇学専門分野、美術史学専門分野
      • 講座:広域文化表現論、国文学・東洋文学、西洋文学・語学、日本語学、芸術学、芸術史
    • 文化動態論専攻(修士課程
      • コース:共生文明論コース、アート・メディア論コース、文学環境論コース、言語生態論コース
      • 講座:共生文明論、アート・メディア論、文学環境論、言語生態論
  • 人間科学研究科
    • 人間科学専攻
      • 講座:先端人間科学、人間行動学、行動生態学、社会環境学、基礎人間科学、臨床教育学、教育環境学
    • グローバル人間学専攻
      • 講座:人間開発学、地域研究
  • 法学研究科
    • 法学・政治学専攻
      • 講座:総合企画法政、比較法政、公共法政、地域開発(連携講座)、政策研究(連携講座)
  • 経済学研究科
    • 経済学専攻
      • 博士前期課程のコース:経済学コース、歴史コース、応用経済コース
      • 講座:理論分析、政策分析、歴史分析、応用経済、数理経済学(協力講座)、計量経済学(協力講座)、市場システム(協力講座)、産官学プロジェクト(連携講座)
    • 経営学系専攻
      • 博士前期課程のコース:経営研究コース、ビジネス・コース、MOTコース、グローバル・マネジメントコース
      • 講座:モデル解析、経営情報、技術経営、ビジネス
  • 理学研究科
    • 数学専攻
      • 講座:代数学、幾何学、解析学、大域数理学、実験数学、応用数理学、統合数理科学(連携講座)
    • 物理学専攻
      • カリキュラムは、Aコース(理論系:基礎物理学・量子物理学コース)、 Bコース(実験系:素粒子・核物理学コース)、Cコース(実験系:物性物理学コース)の各コースの授業科目に加え、各専攻共通の授業科目、A・B・Cコース共通の講義から構成。
      • 講座:物性物理学、素粒子・核物理学、基礎物理学、量子物理学、学際物理学、素粒子・核反応学(協力講座)、クォーク核物理学(協力講座)、加速計測学(協力講座)、極限科学(協力講座)、先端光科学(協力講座)、先端物理学(連携講座)
    • 化学専攻
      • カリキュラムは、Aコース(無機及び物理化学)、Bコース(有機化学)の各コースの授業科目に加え、各専攻共通の授業科目、化学・生物化学・高分子科学専攻共通の授業科目から構成。教員もAコース、Bコースに分かれ指導。各コースの前期課程の入学定員はそれぞれ約30人としている。
      • 講座:無機化学、物理化学、有機化学、学際化学、機能物質合成化学(協力講座)、無機化合物機能学(協力講座)、生体分子構造学(協力講座)、高機能材料物性学(連携講座)、機能ペプチド学(連携講座)
    • 生物科学専攻
      • 前期課程の新入生は入学後、Aコース(生命理学)、Bコース(生物化学)に分かれる。各コースの入学定員は特に決められていない。両コースは授業選択の仕方で違いがあるが、研究室は4つのAコース専任研究室を除き、両コースを担当する。
      • 講座:分子細胞生物学、細胞生物学、適応生物学、相関生物学、生物物質学、蛋白質機能学(協力講座)、細胞情報制御学(協力講座)、細胞機能構造学(連携講座)、生命誌学(連携講座)、生物分子情報学(連携講座)
    • 高分子科学専攻
      • 講座:高分子合成・反応化学、高分子構造・物性・機能論、高分子凝集系科学、情報高分子科学(協力講座)
    • 宇宙地球科学専攻
      • 講座:宇宙惑星進化学、自然物質学、極限物質学
    • 国際化拠点整備事業(グローバル30)のコース
      • 国際物理特別コース
      • 統合理学特別コース
  • 医学系研究科
    • 医科学専攻(修士課程)
      • コース:医科学コース、公衆衛生学コース
    • 医学専攻(4年制博士課程
      • がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン教育コース
      • 先端的がん薬物治療専門医・研究者養成コース、集学的放射線治療専門医・研究者養成コース、高度臨床医学物理士養成コース、全人的緩和医療専門医・研究者養成コース、がん治療先端外科コース、がん病理診断医・研究者養成コース、がん予防・疫学研究者養成コース
      • 講座:解剖学、生理学、神経科学、生化学・分子生物学、病理学、薬理学、医用工学、社会医学、感染症・免疫学、ゲノム生物学、健康スポーツ科学、内科学、情報統合医学、放射線統合医学、外科学、生体統御医学、器官制御外科学、脳神経感覚器外科学、情報機能医学(協力講座)、治療情報学(協力講座)、生体防御医学(協力講座)、健康増進医学(協力講座)、感染制御医学(協力講座)、発生・再生医学(連携講座)、病態制御基礎医学(連携講座)、免疫アレルギー医学(連携講座)、免疫・感染制御学(連携講座)、循環微小画像医学(連携講座)、細胞認識機構学(連携講座)、腫瘍感染免疫学(連携講座)、分子イメージング解析学(連携講座)、循環制御医学(連携講座)、腫瘍医学(連携講座)、医薬品医療機器評価学(連携講座)、エイズ先端医療学(連携講座)、感染症疫学(連携講座)、がん診療開発学(連携講座)
    • 保健学専攻
      • がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン教育コース
        • 前期課程のコース:がん看護高度実践看護師コース、先端医学物理コースI、先端医学物理コースII、細胞検査高度診断コース
        • 後期課程のコース:先駆的がん看護開発研究者養成コース、先駆的医学物理研究コース、先駆的病理細胞診研究者養成コース
      • 講座:看護実践開発科学、生命育成看護科学、総合ヘルスプロモーション科学、機能診断科学、医用物理工学、生体情報科学、分子イメージング学(連携講座)、血栓症診断学(連携講座)、先進医療・臨床試験科学(連携講座)、粒子線治療学(連携講座)、画像誘導放射線治療学(連携講座)、多職種チーム医療に基づくがん看護学(連携講座)
  • 歯学研究科
    • 口腔科学専攻(4年制博士課程)
      • 専攻分野:顎口腔病理病態学、薬物療法学、顎口腔腫瘍学、顎顔面口腔外科学、生体材料学、クラウンブリッジ補綴学、有床義歯補綴学・高齢者歯科学、高次脳口腔形態統合学、高次脳口腔機能統合学、歯科麻酔学、顎口腔機能治療学、分子病原口腔微生物学、歯科保存学、小児歯科学、分子細胞生化学、予防歯科学、歯周病分子病態学、顎顔面口腔発生生物学、顎顔面口腔矯正学、口腔顎顔面放射線学、先端生物学、顎口腔総合医療学、障害者歯科学、頭蓋発生遺伝学
      • 講座:顎口腔病因病態制御学、顎口腔機能再建学、高次脳口腔機能学、口腔分子感染制御学、口腔分子免疫制御学、口腔分化発育情報学、顎口腔病態検査治療学(協力講座)、療護歯科保健学(協力講座)、頭蓋顎顔面発生発育機構学(連携講座)、次世代口腔医療創薬開発科学(連携講座)
  • 薬学研究科
    • 創成薬学専攻
      • 前期課程のコース:化学系コース、生物系コース、環境系コース
      • 講座:医薬品創製化学、生命分子薬科学、環境衛生薬学、薬用資源学(協力講座)、細胞生物学(協力講座)、創薬科学(協力講座)、医薬基盤科学(連携講座)
    • 医療薬学専攻(4年制博士課程)
      • 講座:臨床薬物治療科学、生命医療薬物科学、医薬品情報科学、実践薬学(協力講座)、伝統医薬解析学(協力講座)、循環器病態学(連携講座)、環境病因病態学(連携講座)、薬事戦略講座(連携講座)、レギュラトリーサイエンス講座(連携講座)
    • 主な研究領域
      • 基幹分野:高分子化学、薬品製造化学、分子合成化学、分子反応解析学、生物有機化学、天然物化学、生体機能分子化学、分子生物学、細胞生理学、神経薬理学、薬剤学、臨床薬効解析学、生命情報解析学、医療薬学、毒性学、衛生・微生物学、情報・計量薬学、応用環境生物学、先進医薬学
      • 協力・連携分野:細胞生物学、生体分子科学分野、遺伝子機能解析学、創薬ナノデザイン学、伝統医薬解析学、環境病因病態学、遺伝子細胞医薬学、核酸医薬学、バイオ創薬学、幹細胞制御学、先進医療技術開発推進学
    • 生命先端工学専攻
      • コース:物質生命工学コース、生物工学コース
      • 講座:物質生命工学、生物工学、生体分子機能科学(協力講座)、応用微生物学(協力講座)、分子微生物学(協力講座)
    • 応用化学専攻
      • コース:分子創成化学コース、物質機能化学コース
      • 講座:分子創成化学、物質機能化学、分子素子化学(協力講座)、励起反応化学(協力講座)、環境化学(協力講座)、量子分子工学(協力講座)、複合材料工学(協力講座)
    • 精密科学・応用物理学専攻
      • コース:精密科学コース、応用物理学コース
      • 講座:精密科学、応用物理学、量子デバイス工学(協力講座)、レーザーテラヘルツ(協力講座)
    • 知能・機能創成工学専攻
      • 講座:先導的融合工学
    • 機械工学専攻
      • 講座:複合メカニクス、マイクロ機械科学、知能機械学、統合デザイン工学、熱・量子加工プロセス学(協力講座)、複合化機構学(協力講座)
    • マテリアル生産科学専攻
      • コース:マテリアル科学コース、生産科学コース
      • 講座:材料物性学、材料エネルギー理工学、構造機能制御学、材料機能化プロセス工学、生産プロセス、構造化デザイン、システムインテグレーション、材料機能物性研究(協力講座)、金属材料プロセス研究(協力講座)、物質極微プロセス研究(協力講座)、機能性診断学(協力講座)、エネルギー変換機構学(協力講座)、溶接・接合機能設計(協力講座)、プラズマ工学(協力講座)、接合デザイン(協力講座)、生産・加工プロセス解析(協力講座)、プラズマ物性(協力講座)、エネルギー形態制御(協力講座)
    • 電気電子情報工学専攻
      • コース:システム・制御・電力工学コース、先進電磁エネルギー工学コース、情報通信工学コース、量子電子デバイス工学コース、総合コース
      • 講座:システム・制御工学、先進電磁エネルギー工学、通信ネットワーク工学、通信システム工学、光電波工学、創製エレクトロニクス材料、エレクトロニクスデバイス、集積エレクトロニクス、レーザーエネルギー学(協力講座)、知能システム工学(協力講座)、光・電子材料科学(協力講座)、極限科学・量子科学(協力講座)
    • 環境・エネルギー工学専攻
      • 講座:量子エネルギー工学、共生エネルギーシステム学、環境資源・材料学、環境システム学、共生環境デザイン学、放射線物性工学(協力講座)、量子ビーム材料プロセス(協力講座)、レーザー応用工学(協力講座)
    • 地球総合工学専攻
      • コース:船舶海洋工学コース、社会基盤工学コース、建築工学コース
      • 講座:船舶工学、海洋システム工学、社会基盤工学、社会システム学、建築構造学、建築・都市デザイン学、数理解析学(協力講座)、信頼性設計学(協力講座)
    • ビジネスエンジニアリング専攻
      • 講座:テクノロジーデザイン、技術知マネジメント
  • 基礎工学研究科
    • 物質創成専攻
      • 領域・講座:物性物理工学領域(電子相関物理講座、ナノ量子物理講座、量子物性科学講座)、機能物質化学領域(合成化学講座、機能化学講座、太陽エネルギー化学講座)、化学工学領域(反応化学工学講座、環境・エネルギーシステム講座、生物プロセス工学講座、太陽エネルギー化学講座)、未来物質領域(新物質創製講座、微小物質ダイナミクス講座、極限量子科学講座、量子物性科学講座)
    • 機能創成専攻
      • 領域・講座:非線形力学領域(熱流体力学講座、材料構造工学講座)、機能デザイン領域(推進工学講座、制御生産情報講座)、生体工学領域(生体機械科学講座、生物工学講座、生体計測学講座)
    • システム創成専攻
      • 領域・講座:電子光科学領域(固体電子工学講座、量子機能エレクトロニクス講座、光エレクトロニクス講座、先端エレクトロニクス講座)、システム科学領域(システム理論講座、知能システム構成論講座)、数理科学領域(数理モデル講座、統計数理講座)、社会システム数理領域(数理計量ファイナンス講座、システム数理講座)
  • 言語文化研究科
    • 言語文化専攻
      • 履修分野:履修分野Ⅰ、履修分野Ⅱ、履修分野Ⅲ
      • 講座:言語文化比較交流論、言語文化システム論、現代超域文化論、言語コミュニケーション論、言語文化教育論、言語情報科学、言語認知科学
    • 言語社会専攻
      • 前期課程のコース:アジア・アフリカ言語文化コース、ヨーロッパ・アメリカ言語文化コース、中国語教員リカレント・コース、英語教員リカレント・コース
      • 講座:アジアⅠ、アジアⅡ、アジアⅢ、アジア・アフリカ、ヨーロッパⅠ、ヨーロッパⅡ、ヨーロッパ・アメリカⅠ、ヨーロッパ・アメリカⅡ
    • 日本語・日本文化専攻
      • 前期課程のコース:日本語・日本文化実践コース、日本語・日本文化専修コース
      • 講座:日本語・日本文化
  • 国際公共政策研究科
    • 国際公共政策専攻
      • 講座:国際公益システム、システム統合、国際通商関係(協力講座)、国際システム形成(協力講座)、グローバルリーダーシップ(連携講座)
    • 比較公共政策専攻
      • 講座:現代日本法経システム、比較公共政策、比較企業行動(協力講座)、比較経済発展(協力講座)
  • 情報科学研究科
    • 情報基礎数学専攻
      • 講座:組合せ数学、離散幾何学、離散構造学、応用解析学、大規模数理学、コンピュータ実験数学(協力講座)
    • 情報数理学専攻
      • 講座:計画数理学、非線形数理、情報フォトニクス、システム数理学、知能アーキテクチャ(協力講座)
    • コンピュータサイエンス専攻
      • 講座:アルゴリズム設計論、ソフトウェア設計学、ソフトウェア工学、並列処理工学、知能メディアシステム(協力講座)
    • 情報システム工学専攻
      • 講座:集積システム設計学、情報システム構成学、集積システム診断学、ディペンダビリティ工学、メディア統合環境(協力講座)、高機能システムアーキテクチャ(連携講座)
    • 情報ネットワーク学専攻
      • 講座:先進ネットワークアーキテクチャ、インテリジェントネットワーキング、情報流通プラットフォーム、モバイルコンピューティング、ユビキタスネットワーク(協力講座)、サイバーコミュニケーション(連携講座)
    • マルチメディア工学専攻
      • 講座:マルチメディアデータ工学、セキュリティ工学、ビッグデータ工学、ビジネス情報システム、応用メディア工学(協力講座)、マルチメディアエージェント(連携講座)
    • バイオ情報工学専攻
      • 講座:ゲノム情報工学、代謝情報工学、バイオシステム解析学、共生ネットワークデザイン学、人間情報工学
  • 生命機能研究科5年一貫制博士課程
    • 生命機能専攻
      • 講座:ナノ生体科学、細胞ネットワーク、時空生物学、個体機能学、脳神経工学、生体ダイナミクス、生命理工学(協力講座)、免疫システム学(連携講座)、蛋白質機能情報科学(連携講座)、生命動態システム科学(連携講座)、脳情報通信融合科学(連携講座)
  • 高等司法研究科専門職学位課程法科大学院
    • 法務専攻
  • 連合小児発達学研究科
    • 小児発達学専攻
      • 講座:こころの発達神経科学、こころの相互認知科学、こころの発達健康科学、こころの認知行動科学、こころの形成発達科学
  • 博士課程リーディングプログラム
    • 超域イノベーション博士課程プログラム
    • 生体統御ネットワーク医学教育プログラム
    • インタラクティブ物質科学・カデットプログラム
    • 未来共生イノベーター博士課程プログラム
    • ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム

附属機関

附属図書館

附属図書館は、総合図書館(旧称・豊中本館)、生命科学図書館(旧称・生命科学分館)、理工学図書館(旧称・吹田分館)、外国学図書館(旧称・箕面分館、旧・大阪外国語大学付属図書館)の4つがあり、全体で約390万冊の蔵書、7万種類の雑誌を擁している。

図書の返却は借りた館以外でも可能で、上記4館に加え、人間科学研究科図書室、薬学研究科図書室、微生物病研究所図書室、蛋白質研究所図書室、産業科学研究所図書室が「どこでも返却サービス参加館」である。

附置研究所
  • 微生物病研究所
    • 研究部門
      • 感染機構研究部門
      • 生体防御研究部門
      • 環境応答研究部門
    • 附属施設
      • 附属感染動物実験施設
      • 附属感染症DNAチップ開発センター
      • 附属難治感染症対策研究センター
      • 附属遺伝情報実験センター
      • 附属感染症国際研究センター
    • 共通施設
  • 産業科学研究所
    • 研究部門
      • 第1研究部門(情報・量子科学系)
      • 第2研究部門(材料・ビーム科学系)
      • 第3研究部門(生体・分子科学系)
      • 新産業創成研究部門
      • 特別プロジェクト研究部門
    • 附属研究施設
      • 附属産業科学ナノテクノロジーセンター
      • 附属総合解析センター
      • 附属量子ビーム科学研究施設
      • 附属産業科学連携教育推進センター
      • 附属国際共同研究センター
    • 共通施設
      • 試作工場
      • 放射性同位元素実験室
      • 電子プロセス実験室
  • 蛋白質研究所(全国共同利用研究所)
    • 研究部門
      • 蛋白質化学
      • 蛋白質構造生物学
      • 蛋白質高次機能学
      • 蛋白質国際統合
    • 附属研究施設
      • 附属蛋白質解析先端研究センター
    • 図書室
  • 社会経済研究所
    • 研究部門
      • 理論経済学
      • 実証経済学
      • 政策研究
    • 附属研究施設
      • 附属行動経済学研究センター
  • 接合科学研究所(全国共同利用研究所)
    • 研究部門
      • 加工システム研究部門
      • 接合機構研究部門
      • 機能評価研究部門
    • 附属研究施設
      • 附属スマートプロセス研究センター
学内共同教育研究施設
  • 低温センター
  • 超高圧電子顕微鏡センター
  • ラジオアイソトープ総合センター
  • 環境安全研究管理センター
  • 国際教育交流センター
  • 生物工学国際交流センター
  • 太陽エネルギー化学研究センター
  • 総合学術博物館
  • 保健センター
  • 国際医工情報センター
  • COデザイン・センター
  • 数理・データ科学教育研究センター
  • 科学教育機器リノベーション・工作支援センター
  • グローバルコラボレーションセンター
  • 日本語日本文化教育センター
  • 環境イノベーションデザインセンター
  • ナノサイエンスデザイン教育研究センター
  • 知的財産センター
全国共同利用施設
  • 核物理研究センター
    • 研究部門
      • 核物理実験研究部門
      • 核物理理論研究部門
      • 加速器研究部門
      • 安全衛生管理室
      • 放射線管理室
      • 研究企画室
      • 計算機室
  • サイバーメディアセンター
    • 研究部門
      • 情報メディア教育研究部門
      • マルチメディア言語教育研究部門
      • 大規模計算科学研究部門
      • コンピュータ実験科学研究部門
      • サイバーコミュニティ研究部門
      • 先端ネットワーク環境研究部門
      • 応用情報システム研究部門
      • 全学支援企画部門
  • レーザー科学研究所
    • 研究部門
      • パワーフォトニクス研究部門
      • レーザー核融合学研究部門
      • 高エネルギー密度科学研究部門
      • レーザーテラヘルツ研究部門
      • 光・量子放射学研究部門
学部附属施設
大学院研究科附属施設
  • 人間科学研究科附属
    • 比較行動実験施設
  • 法学研究科附属
    • 法政実務連携センター
  • 理学研究科附属
    • 構造熱科学研究センター
    • 基礎理学プロジェクト研究センター
    • 先端強磁場科学研究センター
  • 医学系研究科附属
    • 共同研究実習センター
    • ツインリサーチセンター
    • PET分子イメージングセンター
    • 最先端医療イノベーションセンター
  • 歯学研究科
    • 口腔科学フロンティアセンター
  • 薬学研究科附属
    • 薬用植物園
    • 実践薬学教育研究センター
    • 創薬センター
    • 薬学地域医療教育研究センター
  • 工学研究科附属
    • 超精密科学研究センター
    • アトミックデザイン研究センター
    • フロンティア研究センター
    • サステイナビリティ・デザイン・オンサイト研究センター
    • 高度人材育成センター
    • 構造・機能先進材料デザイン教育研究センター
  • 基礎工学研究科附属
    • 極限科学センター
    • 未来研究推進センター
  • 連合小児発達学研究科
    • 子どものこころの分子統御機構研究センター
その他
  • 世界トップレベル研究拠点
    • 免疫学フロンティア研究センター
  • 融合研究拠点
    • 大阪大学・情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター
  • 学内組織
    • 未来戦略機構
    • 全学教育推進機構
    • マルチリンガル教育センター
    • 産学連携本部
    • 教育学習支援センター
    • 21世紀懐徳堂
    • 適塾記念センター
    • 安全衛生管理部
    • 環境 ・エネルギー管理部
    • キャンパスライフ支援センター
  • 海外拠点本部
    • 北米センター
    • 欧州センター
    • ASEANセンター
    • 東アジアセンター

研究

21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムとして、15件のプロジェクトが採択された。

2004年度

グローバルCOEプログラム

グローバルCOEプログラムとして、12件のプロジェクトが採択されている。初年度である2007年度当時、採択件数が7件と全国の大学で最も多かった。

2009年度

免疫学の世界的拠点

在籍経験研究者

教育

大阪大学の授業科目は「共通教育系科目」「専門教育系科目」「教職教育科目」「国際交流科目」「コミュニケーションデザイン科目」で構成されている。そのうち、「共通教育系科目」と「専門教育系科目」のうちの「専門基礎教育科目」は、「全学共通教育科目」と呼ばれ、全学教育推進機構によって実施される。なお、平成19年度入学生から、科目と区分が再編された。

  • 全学共通教育科目
    • 共通教育系科目
      • 教養教育科目
      • 言語・情報教育科目
      • 基礎セミナー
      • 健康・スポーツ教育科目
    • 専門教育系科目
      • 専門基礎教育科目

なお、学部学生、院生、教職員にIDとパスワードが付与されていて、IT化が進められている。

  • KOAN ()
  • 履修登録などをWEB上で行うための学務情報システム。
  • WebCT
  • 授業をIT面からサポートするためのシステム。講義資料などをWEB上に掲載する。

採択されているプログラム

部活動・サークル活動

2015年2月27日時点、体育系59団体(1997名)、文化系69団体(3384名)、大学祭中央実行委員会が大阪大学公認団体として存在している。

  • 明道館
  • 豊中キャンパスにあるクラブ・サークルの部室として使用される建物である。共通教育機構イ号館とともに旧制浪速高校の遺構の一つ。2000年頃よりコンセントにたまった埃が原因と思われる火災が度々発生しており、豊中北消防署から改善が求められた。2008年にも連続火災が起こっている。

学園祭

大阪大学では春と秋にそれぞれ学園祭を開催。現行の公認学園祭は、いちょう祭、まちかね祭、中之島祭、夏まつりの4つ。

いちょう祭

5月1日の大阪大学記念日(創立記念日)を祝い、例年4月30日から5月1日にかけ実施される創立記念祭の愛称。新入生を歓迎する催しとしての意味もある他、豊中・吹田の両地区で大学施設の一般公開も行われ、小さな学園祭の様相を呈する。模擬店などの諸行事は、大学祭中央実行委員会主催の下、豊中キャンパスでのみ開催される。秋に開催するまちかね祭と異なり、あまり知られていない。授業は休講となるが、大学祭としてはまちかね祭の方が盛大に開催される。学部によってはいくつかの研究室が毎年輪番で研究室の研究内容を公開する。マチカネワニがみられる数少ない機会の一つであったが、2004年総合学術博物館の改装により常に見られるようになった。

まちかね祭

11月初め頃に行われる大学祭。大学祭中央実行委員会が主催。豊中キャンパスを主会場として開催される。ながらく大学当局に公認されず、「体育文化週間」と名付けられた秋の一斉休講という位置付けであったが、現在では公認の大学祭となっている。いちょう祭よりも大規模に開催され、大学祭らしい雰囲気となる。待兼山からとられた名前は1996年に公募で決定。2009年に50回目の節目を迎えた。

中之島祭

医学部が主催。吹田キャンパス内の医学部施設周辺で11月中旬に行われる。医学部・医学部附属病院が中之島にあったことに由来するが、医学部の吹田移転により一時は名称を吹田祭としていた時期があった(現在の吹田祭は、下記の工学部が主催するものを指す)。医学部らしい展示・体験コーナーが特徴であるが、吉本興業の芸人4~6組の無料野外ステージでも知られる。

夏まつり

外国語学部が主催し、社学連携部門「21世紀懐徳堂」の後援により、箕面キャンパスで開催される行事。6月の終わりか7月初めの土曜日に1日のみ開催される。旧大阪外国語大学時代から開催されていた非公認の学園祭であるが、公認学園祭であった「間谷祭」よりも大規模であった。大学の統合により継続が危ぶまれたが、2008年以降も外国語学部独自の公認行事として開催されることになった。昼の民族衣装ステージや夜の盆踊りをメイン行事とし、各サークルによるパフォーマンスや展示が行われるほか、模擬店では専攻言語が話されている国の料理が名物となっている。この料理は場合によっては当該の国からやってきた留学生の協力を得ている。「夏ま」と略される。

吹田祭

主に工学部が主催。10月下旬から11月初旬にかけて吹田キャンパスの工学部地区で行われ、学生と教員の双方が企画運営するのが特徴である。演奏会、講演会、落語会(落語家を招聘する本格的なものである)、スポーツ大会などが行われる。

間谷祭・語劇祭

間谷祭は旧大阪外国語大学の公認学園祭であった。2007年度の統合後、大阪大学外国語学部となった箕面キャンパスで最終回が1回のみ外国語学部主催の大阪大学公認学園祭として開催された。メイン行事は外国語劇であった。詳細は大阪外国語大学の記事を参照。

2008年からは主に外国語劇のみを行う「語劇祭」として、まちかね祭とは独立した非公認行事として、まちかね祭開催期間のうち2日間開催されている。ただし、主なクラブやサークルは同時開催のまちかね祭にも参加するため、外国語劇以外の行事は極めて簡素である。

その他

その他、小規模な学祭もある。

  • 人科祭
  • 阪歯祭

スポーツ

大学関係者組織

生活協同組合

大阪大学には大学生協大阪大学生活協同組合、略称・阪大生協)があり、各キャンパスに店舗(食堂や売店も含む)があり、サービスを提供している。

なお2008年2月28日までは、大阪外国語大学生活協同組合も並存し、箕面キャンパスで営業を続けていた。これは、阪大と外大が合併したものの、生協の合併は両生協の組合員総会の承認がないと、行うことができないためであった。2007年11月の両生協の臨時総会において統合が正式に決定し、2008年3月1日に統合した。

同窓会

平成17年7月25日に「大阪大学同窓会連合会」が設立された。

学部・研究科・専門ごとに細かく、数多くの同窓会がある。代表的なものは以下の通り。

大阪大学出版会

大阪大学事務局内に事務所がある。詳細は大阪大学出版会の項を参照。

学士会

社団法人学士会は、旧帝国大学出身者、教授・准教授(助教授)・総長(経験者含む)で構成されており、大阪大学の卒業生も加盟することができる。詳細は、学士会を参照。

キャンパス

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かつて大阪大学は、その創設の地である大阪・中之島を本拠とし、多数の部局が大阪各所に点在する典型的な蛸足大学であったが、1993年の医学部および医学部附属病院を最後に、豊中キャンパスと吹田キャンパスの2キャンパス(共に千里丘陵に位置する)への移転統合を完了した。2007年10月1日から、大阪外国語大学との統合に伴い、箕面キャンパスが発足した。なお、旧キャンパスであった中之島には、2004年4月に「中之島センター」(キャンパス・イノベーションセンター)が開設された。大阪大学の関係者は、同センターが「社会との交流・情報発信の場としての機能」を果たすことを期待している。

移転により研究環境は改善したが、医学部、歯学部の場合には、大阪中心部から郊外への移転により、患者の利便性に支障をきたしたことは否めない。また、大阪市福島区にあった医学部附属病院の跡地は、まず大阪法務合同庁舎が建設され、2008年に朝日放送の本社・スタジオが移転し、約1200席のホールや高層マンションも併せた再開発街区ほたるまちがオープンした。医学部附属病院が移転するまでドキュメントが『巨大病院が動いた!阪大病院移転』というタイトルでテレビ放送された。

郊外型のキャンパスで特に吹田・箕面の両キャンパスは公共交通が不便な位置にあるが、特別な場合を除いて学生が自動車やオートバイ(原動機付自転車を含む)で通学・入構することは禁止となっている。

なお、箕面キャンパスは2021年、同じ箕面市内の北大阪急行電鉄箕面船場駅(仮称)駅前に全面移転する予定である。

吹田キャンパス

  • 使用学部:人間科学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部
  • 使用研究科:人間科学研究科、医学系研究科、歯学研究科、薬学研究科、工学研究科、情報科学研究科の一部及び生命機能研究科
  • 使用附属施設:全国共同利用情報基盤センター(サイバーメディアセンター)本館、核物理研究センター、微生物病研究所、産業科学研究所、 蛋白質研究所、社会経済研究所、接合科学研究所、国際教育交流センターなど
  • 最寄り駅:大阪モノレール阪大病院前駅に隣接、阪急千里線北千里駅から東へ徒歩15分(医学部へは徒歩30分)、阪急バス 阪大本部前下車徒歩5-15分、近鉄バス 阪大本部前下車徒歩5-15分。阪急バスは北大阪急行千里中央駅、阪急千里線山田駅あるいは北千里駅から、近鉄バスはJR茨木駅もしくは阪急京都線茨木市駅より発車。

大阪大学の本部事務機構は吹田キャンパスに設置されている。吹田キャンパスは、大阪府吹田市および大阪府茨木市にまたがる。敷地内は、北部の大半を工学部、東部を医学部、南部を薬学部・歯学部・人間科学部が占める形になっている。区域内には医学部附属病院と歯学部附属病院がある。かつて医学部移転前は微生物病研究所に附属病院が設置されていたが、医学部附属病院と統合されて廃止された。

大阪大学でのサークル活動は基本的に豊中キャンパスで行われることが多いが、多くのテニスコートがあるためにテニスサークルの一部は吹田キャンパスで活動を行っている。また体育会系サークルも吹田キャンパスで活動を行っている。

食堂は生協が運営する学生向けのものだけで6箇所あるが、工学部には千里阪急ホテルやリーガロイヤルホテル直営のレストランもある。

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「たけのこ保育園」と「まきば保育所」がキャンパス内に設置されている。

敷地面積は997,071.32m²。

キャンパス内交通
  • 正門
    • 自動車入構管理ゲート有り
    • 至近:大阪大学本部、人間科学研究科・人間科学部
    • 万博外周道路(府道1号)から正門通りに接続。
    • 開門時間:平日の7:00-20:00
  • 東門
    • 自動車入構管理ゲート有り
    • 至近:阪大病院・阪大病院前駅
    • 府道1号(阪大病院前交差点)から病院東通りに接続。
    • 開門時間:平日・土曜・日曜・休日の終日
  • 千里門
    • 自動車入構管理ゲート有り
    • 至近:工学研究科・工学部・微生物病研究所
    • 府道120号から北環状通りに接続。
    • 開門時間:平日・土曜・日曜・休日の終日
  • 西門
  • 北門
  • 小野原口
    • 歩行者通用門
    • 至近:微生物病研究所・蛋白質研究所thumb
  • 万博口
    • 歩行者通用門
    • 至近:グラウンド
    • 万博外周道路(府道1号)から入構。
    • 吹田キャンパスの南部は、日本万国博覧会のバス駐車場跡地であり、万博口から入構してすぐの場所には万博シンボルマーク付きの空気弁収容ボックスが路面に残っている。
  • キャンパス内道路
    • 正門通り
    • 南環状通り
  • 東西通り
    • 北環状通り
    • 中通り
    • 美穂ヶ丘北通り
    • 病院東通り

豊中キャンパス

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  • 使用学部:文学部、法学部、経済学部、理学部、基礎工学部
  • 使用研究科:文学研究科、法学研究科、経済学研究科、理学研究科、基礎工学研究科、国際公共政策研究科、高等司法研究科(法科大学院)、言語文化研究科、情報科学研究科、生命機能研究科
  • 使用附属施設:大阪大学附属図書館総合図書館、科学教育機器リノベーションセンター、大阪大学総合学術博物館など
  • 最寄り駅:大阪高速鉄道大阪モノレール線柴原駅から徒歩5分、阪急電鉄宝塚本線箕面線石橋駅東口から徒歩20分、阪急バス阪大豊中学舎前停留所から徒歩1分、柴原駅(市立豊中病院前)停留所から徒歩5分、国道石橋停留所から15分

全学共通教育を担当する全学教育推進機構とその講義棟が置かれており、学部の新入生は一定期間(学部毎に異なる)豊中キャンパスに通うことになる。

敷地面積は441,313.43m2である。新制大学として浪速高等学校が大阪大学に吸収されると、教養部本館、共通教育本館(イ号館)を経て、2011年のリニューアル工事竣工を以て大阪大学会館となった。2004年に国の登録有形文化財となった。また、同予科跡地には1932年に大阪帝国大学医学部附属医院石橋分院が設置された。この分院は1968年に廃止されたが、建物は医療技術短期大学部本館を経て、大阪大学総合学術博物館(待兼山修学館)として改装され、現在に至る。

この地域にはかつて農業用に掘られたため池が多く存在していたが、前述のとおり埋立てによって徐々に数を減らした。現在のキャンパス内には中山池、乳母谷池、待兼池の三つが残っており、時折、釣り人の姿も見られる。

サークル

学部生が共通教育のために入学後一定期間を過ごすことや、サークル活動の拠点となる諸施設が設置されていることなどから、3つのキャンパスの中で最もサークル活動が盛んである。課外活動オリエンテーションも本キャンパスで実施される。そのため、一番賑やかなキャンパスとなっている。

豊中キャンパスの門・出入口

大阪府道2号大阪中央環状線に面した入口が正門で、柴原駅や阪大豊中学舎前停留所からはほぼここを通る。ただし正門は自動車中心の出入口であり、石橋駅から石橋の街中を通り、国道171号国道176号の石橋阪大下交差点(阪急バス国道石橋停留所)付近から登る阪大坂が、多くの学生にとって馴染み深い通学路である。

  • 正門
    • 自動車入構管理ゲート有り
    • 至近:理学部・理学研究科
    • 大阪府道2号大阪中央環状線阪大前北/南交差点に面している。普段自動車で入構できる唯一の門である。西側に大学名を刻んだオベリスク様の石柱が立てられている。
  • 柴原口
    • 歩行者通用門
    • 至近:ラジオアイソトープ総合センター分館・理学部・理学研究科
    • 大阪中央環状線に面しており、柴原駅に近い。
    • 従来は簡素な出入口だったが、2012年に整備が行われより柴原駅に近いところに作られた新しい出入口から緑地帯をしばらく通って従来の出入口の所に出るようになった。従来の出入口も整備され、引き続き使用可能である。
  • 石橋口
    • 歩行者通用門
    • 至近:総合学術博物館・大阪大学会館
    • 石橋駅に近く、阪大坂を下った場所には駐輪場もあるため、歩行者通行の多い門である。入構管理ゲートがある。
    • 大学名を刻んだ大岩があり、待兼山庭園の奥に大阪大学会館が見え、キャンパスのシンボル的景観となっている。
    • 石橋駅から阪大坂を登ると、ここにたどり着く。その坂道も正確には「大阪大学歩行者用通路」と呼ばれ、大学の構内である。
    • 石橋阪大下交差点(通称「坂下(さかした)」)から阪大坂を少し進むと、大学名とモットーを刻んだ門柱のような岩があり、博物館もすぐ奥に見える。しかし、講義室や研究室は、さらに500m以上先の山の上である。
  • 東口
    • 歩行者通用門
    • 至近:附属図書館総合図書館・サイバーメディアセンター豊中教育研究棟・国際交流会館
    • 国際交流会館の脇にある。清明寮にはこの門が近く、門を出て南に行けば柴原駅に着く。市道に出たところにコンビニエンスストアがあるため、元々は未整備でありながら買い物目的の利用者も多かった。2009年に整備されて公式の門となり、同時にスロープも設置された。尚、当該整備に伴う植栽計画に対して、第19回「緑のデザイン賞」緑化大賞が授与された。
  • 刀根山口
    • 歩行者通用門
    • 至近:刀根山寮・待兼山会館
    • 従来からある無名の出入口に2012年に名前が付けられた。出入口内には自動車系クラブの廃車が何台も置かれている。
  • 大学会館北口
    • 歩行者通用門
    • 至近:弓道場・大阪大学会館
    • 従来からある無名の出入口に2012年に名前が付けられた。出入口の外は閑静な住宅街である。
  • 体育館の裏や極限量子科学研究センターの脇にも無名の歩行者用出入口がある

箕面キャンパス

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  • 使用学部:外国語学部
  • 使用研究科:言語文化研究科、人間科学研究科
  • 使用附属施設:世界言語研究センター、日本語日本文化教育センター、外国学図書館
  • 大阪高速鉄道(大阪モノレール)彩都線彩都西駅からキャンパス北東側に新設の彩都口まで約8分、そこから外国語学部講義棟地区まではさらに約3分。出入口の脇には二輪車・自転車駐輪場が設置されている。ここに駐輪する際には、入構許可証などが必要とはならず、誰でもバイク通学が可能となっている。(深夜0時から朝7時までの時間帯は出入口が閉門になるため利用不可)
  • 北大阪急行電鉄、大阪高速鉄道(大阪モノレール)千里中央駅、阪急電鉄北千里駅から阪急バスで阪大外国語学部前行き、間谷住宅行きに乗車(それぞれ、「阪大外国語学部前」「間谷住宅4」で下車)
  • 阪急電鉄箕面駅から阪急バスで間谷住宅行きに乗車(1時間に1本程度)
  • JR茨木駅西口(一部阪急電鉄茨木市駅西口発あり)から阪急バス阪急石橋行き、または阪急電鉄石橋駅からJR茨木(一部阪急茨木)行きバスに乗り「小野原」下車、阪大外国語学部前行き、間谷住宅行きに乗り換え。
  • JR茨木駅西口、阪急電鉄茨木市駅西口から奥行きバス(但し2時間に1本もない)で「山の口」下車、徒歩(上り坂)約15分。または彩都西駅行きバス(1時間に1本程度)で「彩都西駅」下車、彩都西駅からは上記参照。
  • 他に、外国語学部の授業のある日は授業時間に合わせて、JR茨木駅西口から学生便が運行されている。

外国語学部の中心にある花崗岩の大階段は、「墓石階段」とも呼ばれている。正門からだらだらと続く坂は、現在でも「外大坂」と呼ばれている。3つある門にある大学名のプレート(北門は看板)の字体は、大阪外国語大学時代からの伝統の隷書体を引き継いでいる。

食堂は箕面福利会館の1階にある。カフェテリア式食堂で愛称は「レインボー」。以前は20時まで営業していたが、夜間主の学生がすべて卒業したことにより、2013年から18時半までの営業に変更されている。

  • 以前は箕面福利会館の2階に「カレッジカフェ・サティア」という喫茶・軽食堂があったが、2013年に廃止され、跡地は自由に休憩や食事ができるラウンジとなっている。「サティア」の愛称はそのラウンジの愛称として残っている。
  • 箕面留学生会館1号館の1階奥にも「キュート」という愛称の丼物が主体の食堂があり、留学生でなくても自由に入館して使用できた。箕面キャンパスの食堂で唯一、土曜日も昼間だけであるが営業していた食堂であったが、大学合併により1年生が豊中キャンパスで学ぶことになり、学生人口が減少した余波により2009年3月で廃止された。
歴史(大阪外国語大学と統合)

箕面キャンパスは、大阪大学と統合した大阪外国語大学に始まる。両大学統合の背景には、2001年6月、第1次小泉内閣の発表した国立大学の国際競争力の向上を目指す構造改革構想、いわゆる「遠山プラン」があるとされる。統合について、大阪大学は同年末の段階で「具体的な相手と協議中」と表明。また、同様に「具体的な相手と協議中」と表明した大阪教育大学が、大阪大学や大阪外大との統合を視野に入れ検討中と文部科学省への報告で答えており、国立大学の統合再編の気運が大阪府でも2002年から高まっていた。

2003年の国立大学法人法施行を受け、単位互換制度や地域交流で親交のあった大阪外国語大学と大阪大学が2004年4月、統合再編も視野に検討を始めることを、国立大学法人の年度計画に明記。両大学の連絡協議会を設置し、議論を始めた。

そして2006年(平成18年)3月23日、両大学の学長が2007年10月の統合・2008年4月の新規学生受入れを目標として、統合推進合意書を締結。記者会見では「大阪外大が培ってきた諸言語の研究や教育を、より発展・推進」(大阪外大の是永駿学長)、「外大の多彩な言語と国際文化教育を取り入れ、他にない教育を展開」(阪大の宮原秀夫総長)と述べた。

「大阪外国語大学100周年」で「駅前」全面移転

箕面キャンパスは施設の老朽化に加え、学生人口の大幅な減少で余剰となっていることもあり、大阪大学90周年で「大阪外国語大学100周年」の2021年4月、北大阪急行電鉄の延伸部の新駅箕面船場駅(仮称)東側の高層ビル型キャンパスに全面移転する。

新しい箕面キャンパスは、現キャンパスから南西に約4kmの距離で、新設される北大阪急行電鉄(北急)箕面船場駅(箕面市船場東)近くに建設。豊中・吹田キャンパスの中間にある「大阪大学が世界に向かう『ヘッドクオーター(司令部)』となるポテンシャルを持つ場所」(平野俊夫総長)に、都市型キャンパスとして整備される。

背景として箕面市が、繊維卸商団地のある「船場東」地区(箕面船場、新船場)活性化として、箕面船場の面積33,400m2の土地区画整理事業を推進。卸商の数で4割減った繊維卸商団地組合も1964年(昭和39年)設立時から北急の延伸を要望。2008年箕面市長に就任した倉田哲郎が北急の延伸実現を選挙公約に掲げており、合わせて、同地区への箕面キャンパス移転を大阪大学に働きかけていた。

箕面市は、新キャンパス移転に合わせて、文化拠点を建設。市民ホール(1401席の大ホールと300席の小ホール)、図書館、生涯学習センターで構成される複合施設で、138億円を投入する。

また、箕面市と大阪大学、卸商団地組合が連携し、スポーツ科学・ヘルスケアの拠点施設「関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センター(仮称)」も整備される。

駅前の土地区画整理事業地の一部を箕面市が買収し、現キャンパス跡地と交換する。再開発地域は図書館や市民施設、アパートなどが作られるが、その一角のビル1棟だけが外国語学部となり、隣の1棟が寮および留学生会館となる。現キャンパス跡地は、総合運動場などとしての有効活用を検討する。

敷地面積は140,400.04m²

行政との包括協定

地域に貢献するため、近隣自治体と包括協定を結んでいる。

  • 吹田市(2004年10月締結)
  • 豊中市(2007年2月27日締結)
  • 箕面市(2007年3月22日締結)
  • 茨木市(2007年5月14日締結)
  • 大阪市(2007年6月6日締結)
  • 池田市(2007年6月26日締結)
  • 摂津市(2008年12月1日締結)
  • 尼崎市(2011年6月29日締結)

産学連携

  • 富国生命と「健全な心と身体づくりに根ざした、和やかで豊かな社会、持続可能な社会作りに貢献可能な生活補完科学の発展」をテーマに組織的連携協定を締結。
  • ダイキン工業人工知能(AI)やIoTなどについての包括共同研究契約を締結(2017年からの10年間で56億円)。

広報活動(ラジオ番組)

広報活動の一環として朝日放送・ABCラジオと大阪大学工学部・工学研究科の共同制作番組が2005年度から放送されている。

国際交流協定校

共同研究や研究者・学生の交流を行うため、73の大学・機関と大学間交流協定を結んでいる。また303の大学・機関と部局間協定を結んでいる。(2010年時点)

附属学校等

地震データ捏造問題

2017年10月、2016年に発生した熊本地震に関する京都大学、産業技術総合研究所との研究チームが公表した観測データのうち、大阪大学の准教授らが公開した熊本県益城町の地震波データに「不自然な点がある」との外部の指摘を受けて取り下げた。大阪大学は内部調査の結果、捏造の疑惑を払拭できなかったとして学外の専門家を含めた本調査を行うと発表した。

個人情報漏洩

2017年12月、教職員や学生ら6万9549人分の個人情報が外部に流出し、最大で約8万人の教職員や学生の氏名やメールアドレスが漏洩した可能性があることを明らかにした。さらに教職員59名のメールが外部から閲覧されていたことも公表した。

入学試験における出題ミス

2018年1月、2017年2月実施の一般入試(前期日程)の物理において出題に誤りがあり、再採点の結果、不合格と判定した30名が合格していたと公表した。また、本来は第一志望の学科に合格していたにもかかわらず、不合格と判定され、第二志望の学科に入学した学生も9名いるとした。6月に、高校や大学の教員らによる「物理教育を考える会」が、同会の会合に出席していた作成責任者にミスを指摘、8月にも予備校教師から2度にわたり出題ミスを指摘されていたにも関わらず、問題作成者2名のみで共有して、放置し12月に再度外部から指摘を受けて行った調査によって発覚した。林芳正文部科学大臣は、「ミスがあったことは遺憾だ。こういうことがないようにしっかりやってほしい」として再発防止を求めるコメントを発表した。

センター試験における教授の居眠り

2018年1月13日に実施された大学入試センター試験の国語の試験において40代の大学院高等司法研究科教授が監督中に居眠りをし、鼾をかいていたとして、同教授を訓告処分、責任者の3人を厳重注意処分としたことを公表。林文科相は「大阪大では昨年の入試にミスがあり、再発防止の取り組みを実施している中での事案で大変遺憾だ」と批判し、「大学に対して15日に、一層緊張感を持って入試業務に取り組むよう厳しく指導した」ことを明らかにした。

AO・推薦入試における出題ミス

2018年2月実施の基礎工学部システム工学科のAO・推薦入試において口頭試問の際、試験問題や資料の配布を忘れるミスがあり、4人に対して再受験を実施、1人を追加合格とした。大学当局は面接した教授3人を訓告処分とした。西尾章治郎総長は「昨年来、入試にかかる問題が発生し、全学を挙げて再発防止に取り組む中、自覚と責任感を欠いた行動は極めて遺憾」であるとした。

教授によるアカハラ問題

同大学大学院国際公共政策研究科の60歳代の男性教授が、2015年から2016年に掛けて、研究室に所属する複数の学生や学会の事務局スタッフらに対し、授業後に実施する懇親会に参加するよう強制するなどのアカデミックハラスメントを繰り返し行い、2018年2月22日に停職3ヵ月の懲戒処分となった。

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プロ野球死亡遊戯

当ブログを知らずに、文庫新刊の売場で見かけた。

ノリや文体は週プレの連載をまとめたような出来で、
著者の熱量やポジショニングの妙、サービス精神は
うかがい知ることができる。だが本としてはどうか?
クセのある考察や言い回しは著者の特色だとしても、
暗に強い共感を要求される「ブログ読書」は疲れる。
ページいっぱいに広がるネバネバ感と「ウケねらい」
が原因で、紙の上では豪快にスベった駄文に見える。

他の評者も既視感を感じていることだろう。

つまり、
「世に溢れる駄文の一つを全力で印刷しました・・・」
「そうしたらなぜか知らないけど本になりました・・・」
「ついでに小さく印刷したら文庫本になりました・・・」
という業界の思考停止ぶりを象徴したような仕事(!)
このような本をAmazonで注文して読むくらいなら、
正直な活字消費者はネット世界でもっとゴキゲンかつ
満足度の高い文章を探すよと。そういう世間の人の
生態や心理が分からないのだから業界人はフシギだ。

井の中の蛙が自社商品のマルチユースを楽観的に
算段してしまうのも、まあ前世紀ならば微笑ましく
映ったものだが、もう今では嘲笑の的となるだけだ。
しかも本書は、完全に他人のアウトプットで相撲を
取ろうとしているのだからもう哀れとしかいえない。
欲にかられて苦しまぎれの企画を立てるのではなく、
著者のブログのエンタメ性に触発されたというなら、
それを消化して本好きのための企画を立てないとw

スポナビブログでダントツNo.1の人気だった「プロ野球死亡遊戯」。 スポナビブログのサービス終了で1000本以上あった記事も消滅……したタイミングで嬉しすぎる文庫化! ジャイアンツファンの著者だがファンはもちろんアンチもかなり楽しめてしまうというのがこの人の文才のすごさだと思う。 プロ野球選手へのリスペクトはもちろん、「エンタメとしてのプロ野球」へのこだわりが著者の信念のように思える。 坂本や菅野ががんばってるジャイアンツは今年、ついに岡本が覚醒! ファンもうれしいタイミングでの発売、絶対保存版の1冊。 あと表紙イラストがかわいい。

個人ブログ「プロ野球死亡遊戯」からキャリアをスタートさせ、最近ライターとして独立した著者の初期ベストコラム集。 主にはジャイアンツの現役の選手についてですが、過去に在籍した選手(清原、落合、クロマティ、、、、)だけでなく、松坂大輔、星野仙一なども登場します。 特に村田修一に対する思い入れが強い。 2017年までに個人ブログや文春オンライン等に書いたコラムが収録されていますが、2018年開幕直後までを踏まえた状況が付記として加えられているので今シーズンのジャイアンツを深く楽しむための一助となる一冊。

文章は接続詞で決まる

他の著作にもあるとおり石黒さんは、文章表現における「接続詞」の重要性を強調される識者です。 本書では、まさしくその使い方を丁寧に説明されていると思います。

たとえば新聞のコラム担当やライターなどのプロは、どちらかというと接続詞を敬遠する傾向にあるようです。 おそらくそれは、接続詞に頼らずに分かりやすい論理的な文章を構成したい”こだわり”があるからではないかと推察するところです。 たしかに、あまりの多用は、理屈っぽくて拙いイメージがつきまといます。

前後の関係性を示し、以降の予測を促す効果は、読者にとっては大きな助けとなります。

ビジネスコラムや論説文などは、接続詞を追うことで理解を促し読み取りスピードを向上させ、ひいては読み手のストレス軽減に貢献します(まさに本書で説明されるとおり。 たとえば、”接続詞だけ”にマーカーしてページを眺めてみるのもいいですね。 全体理解をサポートします)。

読む立場ではなく、書く立場でも同じことがいえます。 小論文や評論など意見や評論を読者に分かりやすく伝えたい、でも、筆が進まない、、、。 こんなときは、思いついたことを無作為に列挙し、接続詞でつないでみるといい。 モヤッとしていたことが具体化され、思考が整理されるばかりか、新しい考えが浮かんできたりすることも少なくありません。 そのラフドラフトから、こんどは不要な接続詞と必要な(効果的な)接続詞を選別し整理すると、すっきりした文章構成に近づきます。 この選別作業が、よい文章に仕上げるひとつのポイントになると思います。

といったことを、本書から学び、実際に活用しています。 読み手にとっては理解を促進し、書き手にとっては思考をまとめる、、、接続詞を”道具”として見直してみるといいかもしれません。
、、、その割には、分かりにくいレビューだな、なんて言われそうですが、、、

文章をよくするために最も重要な点は接続詞である。
本書は、井伏鱒二を引きつつ冒頭でそう断言する。
似ている接続詞の微妙なニュアンスの違い、機能などを、一冊かけて解説してくれるのが本書である。

本書の半分以上が、論理(順接、逆接)、整理(並列、対比、列挙)、理解(換言、例示、補足)、展開(転換、結論)の四種十類の接続詞+文末の接続詞(否定、疑問、説明、意見)の文例を用いた解説に費やされている。
似た接続詞の微妙な違いが分かるのは有難いが、一方で「そのくらい知ってるなぁ」と思うことがやや続くきらいもあった。



むしろ興味深いと思ったのは、接続詞を使いすぎることによる弊害についての記述であった。
本書では接続詞の弊害として「文の距離が近くなりすぎる」「間違った癒着を生じさせる」「文章の自然な流れをブツブツ切る」「書き手の解釈を押し付ける」「後続文脈の理解を阻害する」の5つを挙げている。
接続詞は「ないのが普通、あるのが特別」であり、特別に入れる接続詞で文をピリリとさせるのが役割なのである。

また、話し言葉でも接続詞は不要なリスクを生みがちだと指摘されていてなるほどと思った。
本書で挙げられている四つの例は

「てか」:相手の発言権を奪う
「ようは」:言い方を訂正して気分を逆なでする
「でも」:無用な対立を生む
「だから」:自己正当化を目立たせる

であったが、自分にも思い当たる節がありいささか反省させられた。

実践ですぐにあった接続詞が使えるようになるというより、接続詞の意味と考え方を学ぶ一冊だと思う。

5つ星のうち 5.0有益な本

(参考になった人 2/4 人)

文章力向上に役立ちました ゆえに自分の使い方は適当だったり、間違っていたり。 例えば、逆接の接続詞について。 「しかし」、「だが」~理論的で固い文章に。 「でも」、「けれども」~個人の内面から出る主観的なものに。 これなどは、感覚でわかっていても言葉では理解していませんでした。 きっと、どこかで間違った使い方をしていたんじゃないかと思っています。 さらに、「だから」、「そして」、「たとえば」、「一方」などなど、 きちんと理解できたので、これは文章を書くうえで武器になりうるな、と思いました。 おススメの一冊です。

大阪大学』の解説 by はてなキーワード

おおさか-だいがく(おほさか―)【大阪大学】、通称、阪大(はんだい)

概略

日本を代表する大学の一つ。

前身は大阪帝国大学(1931年創設)である。

歴史を辿ると適塾懐徳堂にまで遡るという人もいる。

キャンパス豊中キャンパス豊中市待兼山町)と吹田キャンパス吹田市山田丘)と箕面キャンパス箕面市粟生間谷)の3箇所。

豊中キャンパスから石橋方面に続く「阪大坂」が有名。

大阪大学』by Google Search

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