まったく新しいボクシングの教科書―誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる! | ||
従来のボクシング書とは一線を画す(参考になった人 17/20 人)
日本のボクシングトレーナーは、ままパンチ力を軽視したまま、テクニックに走りがちですが、 野木トレーナーはポイントを取るためでなく、ダメージを与えるパンチ力の養成を重視します。 そのうえで、さまざまなテクニックやトレーニング法などの研究にも余念がなく、 打ち合いを実践するものとしてだけでなく、後進を指導するという面でも参考になるところ限りない本です。 ボクシングをするものだけでなく、打撃を使用する格闘家・武道家にとって、一読の価値のある本です。 ベースボールマガジン社の本は、まま絶版や品切れになりますが、本書が永く残る本になることを願います。 面白いトレーニング(参考になった人 27/36 人)
内藤大助が世界チャンピオンになったとき、ボクサーとしては高齢の内藤が どのようなトレーニングをしてきたかがテレビで特集された。 番組内で、野木トレーナーが20キロ以上の長距離走をさせたり、階段ダッシュを させたり、30分サンドバックを打ち続けると言った、ボクシングで馴染みのない トレーニングをさせていたのが印象に残った。 また、減量についても、内藤はそれまで「あんぱん1日一個」とか適当な方法だった ものを、サプリメントなども使ったやり方に変更したという。 そのうちトレーニング理論の本を出版してくれないかなー、と思っていたら 出てた。 トレーニングプログラムやその内容の詳細が知りたかったのだが、あまり細かく 書かれていなかったのが残念。 ボクシングの戦術などは、映像で見ないとよくわからないので、ぜひとも ビデオ版を出して貰いたい。しかしボクシングは政治力がものを言うショーだということが亀田一家によって 証明されてしまった。 かつては「強い者が勝つ」という分かりやすいスポーツだったのにね。 政治的理由により試合に出ることすら出来なかった野木氏は、亀田一家の横暴を どう思っているのだろうか。 ボクシングのいい教科書(参考になった人 4/5 人)
ボクシング本はいろいろあるけれど、パンチの打ち方のいい例・悪い例やいろいろなバリエーションを一番詳細に説明している本だと思います。「誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる」は言い過ぎだけど、ボクシングを始めた人が読むのには、今のところ一番いい教科書なんじゃないかな、と思います。 |
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ボクシング必勝テクニック完全マスター―強く、速く、正確に! | ||
世界の内藤を育てた宮田ジムのDVD付きボクシング本(参考になった人 10/11 人)
第35代WBC世界フライ級チャンピオン、内藤大助選手を育てた 宮田ジムのDVD付きボクシング教本。 DVDの総映像収録時間は97分ほど。紙面はフルカラーで見やすく、バンテージの巻き方から各種 ボクシング道具・用語・ルールの説明、コンビネーションや カウンターの打ち方まで解説してあります。DVDでは、宮田会長が各項目について説明し、宮田ジムの 有力選手2人が登場して実演。 宮田会長の、やや早口で軽妙な語り口が印象的です。 ボクシングのいろはの「い」である、ジャブ、ストレート、フック、 ステップから始まって、実践で有効なテクニックなどを紹介。 解説しているパンチの種類も豊富。 コンビネーションやカウンターについてもそこそこ時間を割いて 説明しているので、中級者の人にも参考になるんじゃないでしょうか。個人的に興味深かったのは、ディフェンスについての説明です。 例えば、ヒジを使って相手のパンチの軌道を変える方法。 これは、パンチを打ってきた相手の腕の内側に、自分のヒジを 弾くように接触させて軌道を変えてしまうというテクニック なんですが、こういった実践的なテクニックにまで言及してい るのには感心しました。DVDには内藤選手こそ登場しませんが、充実した内容です。 実演している選手の動きにあわせて説明する宮田会長のアド バイスもいい味だしてます。 以上、紙面も見やすくDVDも盛りだくさんでオススメ。 内容豊富、しかも分かりやすい。(参考になった人 5/6 人)
総合格闘技の練習にあたり、パンチ技術の参考として購入しました。 拳の握りから始まって基本から応用、攻防全てにわたって、「何故こうすべきなのか」「何故こうしていけないのか」という技の要点が、非常に明快かつ簡潔に説明されているのが嬉しいです。 また、上級向けに古今の名選手の試合テク紹介もあり、内容の豊富さでは類書を超えるものがあると思います。 そして、精神力やモチベーションの面についても、内藤大助選手が一介の練習生から世界王者に登りつめる道程を実例に、非常に具体的で説得力のあるアドバイスが書かれてます。 ボクシングを練習する人だけでなく、知識を深めたい観戦者の方や、漫画や小説などの創作資料を求める方など、色々な人に薦められる本だと思います。 DVDの内容が充実してる(参考になった人 2/3 人)
ボクシングジムに通う傍ら、思い出してはこのDVDを 見てるのですが、見る度に、何かヒントを与えてくれます。 前回見たときは気にならなかった宮田会長の解説が、 自分の習熟度が変わる事で、大きなヒントに変わります。 |
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激闘 リングの覇者を目指して | ||
ボクシングの光・闇(参考になった人 1/1 人)
人類最古のスポーツともいわれるボクシング。上半身裸でサシで殴りあう、こんなシンプルなルール故にリング上で浮かび上がるボクサーの輝く個性、迸る情熱の素晴らしさ!ファンならずとも万人に分かりやすく、ストレートに熱狂できるのがボクシングの良いところであるはずなのに、その興行の裏にある矛盾点・問題点の複雑さには愕然とさせられる。また、これらの難問題に選手側の立場から迫った筆者の取材は困難を伴ったであろうことは容易に想像がつく。(妨害とか取材拒否とか、大変だったんだろうな〜。)長い間、議論の俎上にも載らず、延々と旧弊な体制を維持してきたジム制度。 移籍・興行にかかる金の問題、利権の争い。 その中で挫折し、涙を飲んだボクサー達。 K一家と、それにまつわる一連の騒動。反社会勢力との癒着など…。 ボクシングは、こんなにも暗澹とした暗い一面ももっているのだ。それに対し、内藤を初めとするボクサー達の人物描写の爽やかなこと! 単純、故に過酷。そしてその過酷さと比べてあまりに少ない見返りにもかかわらず、ひたむきにトレーニングを続けるボクサー達の姿には頭が下がる。あたりまえのことだが、ボクシングはボクサーこそ主役であって欲しい。 そして闇がなければ光らないようなモノはまがい物だとの思いを改めて強くした。この本が単なる暴露本ではなく、問題点を明るみに出し、多くの議論を呼び、ボクサーの待遇、さらにボクシングという素晴らしいスポーツのより良い改革へとつながることを願って止まない。 ボクシング業界の仕組みをはじめて知った!(参考になった人 8/9 人)
業界の慣習というのはいろいろある。ルールを破れば、罰則があるのも当然だ。けれどそのルールが間違ってたら? それでも従うのか。取材者というのは傍観者だ。だからこそ業界の外からの目線で、モノを見ることができる。いいこと、悪いことという二元論じゃなく、一般的に見てどうよ? という声を上げることは絶対に必要なことだと思う。 ボクシングにもさまざまなしがらみがあることを亀田問題で知ったが、なぜそういう問題が生まれたのかが読むとわかる。ボクシングは強い人が勝つという単純な世界ではなく、やはりおカネがものを言うらしい。そういうことは普通のスポーツ誌では書かれない。 こういう本がもっと出ることで、悪習というのは減ってくれることを願いたい。 野木丈司さんという人(参考になった人 10/11 人)
帯には「内藤大助、坂田健史、亀田興毅」の3人の名前が並んでいますが、本当はこの本のもう1人の主要登場人物として、野木丈司さんの名前を挙げるべきでしょう。高校陸上部時代、あの小出監督(高橋尚子を育てたあの人です)にも将来を期待された野木さんは、高卒後は、ボクサーとしてデビュー、華々しく活躍を始めたかに見えた。しかし、ある「騒動」に巻き込まれ、彼の「ボクサー人生」は終わってしまう。長い時が流れ、やがて、彼はトレーナーに転進する。そして内藤選手と出会い……。いや、人生ですね。悪弊はびこる業界の中で、それぞれに自分の人生を生きていく人々の姿が、30代後半の俺の心に染み入ります。 |
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いじめられっ子のチャンピオンベルト | ||
今、つらい思いをしている人と、すべてのおばあちゃん子に。(参考になった人 57/58 人)
それをされている当事者にとって、いじめとは《生き地獄》以外の何物でもない。 その行為によって受ける精神的・肉体的苦痛、自分以外のほぼすべての人々の無関心(親も、教師も)、「いっそ死んでしまいたい」という気持ち、そして、自分にそれをする奴らへの、マグマのような憎しみ。 自分の中、自分のまわりが、こんなモノだけでいっぱいになってしまうのだ。 生まれてから十年ちょっとで、いったいどうやってこれらのモノに向き合い、対処しろというのだ。 誰が、このことで自ら命を絶った者たちを責められるというのだろう。 そしてその苦しみは、それが終わった後もトラウマとなって、長く残る。 内藤選手は、それを克服しようとボクシングを始め、そしていつしか、その苦しみを乗り越えることができていた。 彼のはじめての著書であるこの本には、いじめのことだけでなく、その後訪れた青春の日々、ボクシングとの出会い、奥さんとのなれそめなどが、カッコ悪い部分も含め、明快な、率直すぎるほどの語り口で綴られている。 短い時間で一気に読み終えることができ、スカッとした読後感がある、いい本だ。 また、彼とおばあちゃんとのふれあいも、心あたたまるものがある。 ぎりぎりのところで“おばあちゃん孝行”ができた場面は、何度読んでも泣ける。 「俺、“いい人”なんかじゃないですよ!」と内藤選手はよく言うが、おばあちゃん子である以上、少なくとも“悪い人”ではないだろう。 同じ日本人として、そして元いじめられっ子として、彼のような世界チャンピオンが生まれたことを、オレは心から、誇らしく思う。幼少時のものを含め、写真多数(ただし、宮田ジムで暮らすねこ達との写真は、残念ながら1枚もなし)。 あと、この本は装丁がちょっと凝っている。実際のところは、実物をごらんになってのお楽しみ、ということで……。 涙がでた(参考になった人 38/38 人)
内藤さん、かっこ良すぎるでしょ。 これが内藤大助の人生そのままを書いた自叙伝なんだから、感動して泣いてしまった。 本は、彼の人生を、テレビで見る内藤さんの人柄のまま、幼少期から時系列で語ってくれている。 絶望感や孤独感を感じながらも、あきらめないで、少しずつ、一歩ずつ、ボクシング界の頂点に 上っていった話を中心に書いてくれている。すぐに結果を求めないでほしい。 努力は必ず報われるとは決して言わないけど、努力はいつかきっと何かのプラスになるから。 今すぐにはわからなくても、きっと力になって、返ってくる日が来る。 ボクシングでの努力は、僕に、心の強さをくれた。言葉や知識だけじゃなく、実践してきた人の言葉、とても心に響き、勇気を与えてもらいました。 みなさんに読んでもらいたい、素晴らしい本です。 あまりに素晴らしくて、今後の内藤さんがちょっと心配(笑)ですが、 自分も地道に努力して行きたいとつくづく思いました。 本書いてくれて、ありがとう!! ファンならずとも是非!!(参考になった人 14/16 人)
一言でいうと、「あったかい本」かな〜。 「元いじめられっ子」の面がクローズアップされがちな内藤チャンプ。 もちろん、いじめられっ子時代の暗いエピソードも語られてはいます。その部分は体験した者のみが言える悲惨な重さをたたえています。 でも、素直な、率直な語り口に引き込まれ、チャンプがボクシングと出会った以降へと一気に読み進むうち、読んでいるこちらも不思議なカタルシスを覚えるんです! 「パ〜ンと音がした」ってチャンプは表現されていますが、まさにそんな感じ。 そして、じわ〜〜っと、心があったかくなります。 行き詰まった人、努力が報われないと思っている人、なにより「強く」なりたい人に読んでもらいたい、即効カンフル剤のような本。ボクシングファンならずとも是非!! |
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