フライ級()は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つである。「フライ」は「蝿(ハエ)」を意味する。
ボクシング
プロボクシングでの契約ウェートは、108 - 112ポンド (48.988 - 50.802kg) である。ライトフライ級とスーパーフライ級の間の階級であり、全17階級中3番目に軽い階級である。
アマチュアボクシングでは、男子49 - 52kg、女子48 - 51kgである。
初代フライ級世界王者はトーマス・ペドラー・パーマー(イギリス)。
1952年、現在ほど階級が細分化されておらず、世界王座団体が1つしかなかった時代に白井義男が日本初のプロボクシング世界王者となった階級で、2010年現在、日本のジムから最多13名の世界王者を輩出している階級である。
アマチュアでは田辺清が1960年ローマ大会で日本初のオリンピックボクシングメダルとなる銅メダルをこの階級で獲得し、プロでも日本王座に就いた。さらに、石井幸喜が1978年ベオグラード大会で日本人初の世界選手権メダルとなる銅メダルを獲得したのもこの階級である。
この階級の世界王座連続最多防衛記録はポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ / WBC)の17度(通算防衛回数としては23回)。日本の選手の最多防衛記録は、勇利アルバチャコフ(協栄 / WBC)の9度。
レスリング
レスリングでかつてフライ級と呼ばれたものは後の54kg級に当たるが、現在は廃止されている。女子では48kg級をフライ級と呼ぶ場合もある。
