まとめサイトのまとめ情報

まとめサイト』の解説

まとめサイトとは、特定のテーマに沿って情報を収集・編集したウェブサイトである。

  1. 電子掲示板ソーシャルネットワーキングサービスの投稿内容を人為的または何らかのアルゴリズムにより取捨選択して転載するウェブサイト。2ちゃんねるまとめなど。
  2. 人為的に情報を再編集して提供するサイト。キュレーションサイト。往々にしてWorld Wide Web(ウェブ)に散らばる情報の断片の寄せ集めであることが多い。

概要

ウェブ上の情報を特定のテーマで集め、まとめたサイトである。話題の出来事などについての情報を手軽に読める形で閲覧者に提供する。人力でまとめるものだけでなく、テーマに沿って自動的に収集・編集されるものもある。ニュースサイト、ブログ、掲示板、SNSなどを情報源として比較的容易にコンテンツを作ることができ、テーマによっては読者を集めやすく、アフィリエイト広告も簡単に設置できることから乱立している、閲覧数の増加や広告収入の増大を目的とした恣意的な編集や不正確な情報の流布といった問題も指摘されている。また、ネット炎上案件や電凸テンプレートまとめなどは利用者が増えると影響・被害が増大する。

キュレーティングサービス、キュレーションサイト、キュレーションメディアとも。同様の意味とされるが、使い分ける人もいる。「まとめサイト」が、2ちゃんねるなどの掲示板の情報を集めたサイトを指すこともある。ウェブ上のニュースを収集して表示するニュース・アグリゲーターのなかで、他社のニュースを集めて表示するものをキュレーション・メディアと呼ぶこともある。自動のキュレーションのアプリは、キュレーションアプリと呼ばれる。

以下、便宜的に「キュレーションサイト」「キュレーションメディア」「キュレーションサービス」は、法人が組織的に運営するまとめサイト・まとめサービスを指すこととする。キュレーションメディアの情報源はほとんどの場合掲示板ではないが、まれに2ちゃんねるの内容を流用したものもある。

キュレーションに明確な定義はないが、「情報をあるテーマに基づいて収集し、それ自体にコンテンツとしての価値を持たせて共有すること」であり、関連する情報へのリンクを集めた「まとめサイト」を指す。マーケティング会社のオプティマイザーは、キュレーションメディアとは、ネット上に氾濫する情報を「その情報の質(価値)に合わせて、『選択、分類、目録作成、案内』を行ったメディア」であると定義している。DeNAは自社サービスを「キュレーションプラットフォーム」、キュレーションを「インターネット上に散在する既存情報をキュレーターが独自のテーマに基づいて一つにまとめ、公開できるウェブサイトまたはアプリ」、キュレーターを「インターネット上の莫大な情報を独自の観点で目利きし、ひとつのページにまとめる人」と定義している。

キュレーションサイトには、運営事業者によって審査された執筆者のみによるものや、特定のジャンルや利用者層に特化したものもある。

尾村は、狭義のキュレーションサイトには、記事を自社で作ったり外注して掲載する「メディア型」と、ユーザーが投稿する「プラットフォーム型」があると述べている。

名古屋大学日比嘉高は、ウェブ上のキュレーションサイトとは、一種の「検索の代行」であり、2016年昨今のキュレーションメディアが行っていたのは「『みんなが検索するであろう言葉』『話題になっている言葉』についての情報を先回りして収集し、まとめ、感想をくっつけて提示するという作業」であり、SNSのシェア文化と近い関係にあると述べている。

2016年のDeNAのキュレーションサイト炎上以降、ウェブサイトでの「キュレーション」はネガティブに捉えられることが多いが、悪いのは無断盗用、無断でのまとめであって、全てのキュレーションサイトに問題があるわけではなく、多様なサービスや取材方法がある。日比嘉高は、「キュレーション」という言葉・作業は、現状考えられているより、もっとクリエイティブでありうるものであると述べている。

キュレーションサイトの問題については、情報の信頼性と著作権侵害を参照のこと。

登場の経緯

「キュレーション」とは、もともと博物館や美術館の学芸員の仕事を指す言葉である。学芸員(キュレーター)は、世界中の様々な作品や物事を、特定のテーマで集めて公開するのが仕事である。インターネットにおけるキュレーションは、これを応用したコンセプトである。ウェブ上、ソーシャルメディア上の情報は爆発的に増えており、それは消費者の情報処理能力を超えるだろうと考えられた。記事作成者が意見や解説を追加したり、スレッドとは異なるタイトルを付けることもある。「巨大な掲示板である2ちゃんねるに直接アクセスしなくてもまとまった情報が得られるため人気が高く、2ちゃんねるのユーザー以外にも広く読まれている。

Twitter経由で記事に触れる人も多く、ブログ運営者にもTwitterアカウントを作り宣伝するものもいる。商用サイト並みのアクセスがあるブログもあり、一説によると月額300万円にも上るという成功報酬型広告による収益を得ていたものもあるという。

「2ちゃんねるまとめサイト」「2ちゃんねる系ブログ」「まとめブログ」「コピペブログ」「アフィブログ」など様々に呼ばれる。まとめブログの中でも、2ちゃんねるの雑多な情報から面白いスレッドをまとめ、再構築して掲載するスレ紹介系ブログ、どちらも揶揄的なニュアンスを有する。2ちゃんねるまとめブログをサービス上の人気コンテンツとして持つ企業としては、LINE(livedoor Blog)があり、2011年時点でlivedoor Blogの上位30位全てがちゃんねるスレまとめブログだった。FC2は2012年に2ちゃんねるから「2chの著作物を転載しているページに、一切の広告を載せない措置をお願いしたい」と要請されるなど、2ちゃんねるまとめブログが多くあった。2011年時点で、FC2ブログ上位30位のうち22が2ちゃんねるスレまとめブログであり、『やらおん!』『ニュース2ちゃんねる』などがあった。

2ちゃんねるまとめブログの傾向として、主にニュース速報板からの転載で構成されたニュース系、ニュース速報(VIP)板からの転載で構成されたVIP系、ハード・業界板(ゲハ)からの転載で構成されたゲハ系、なんでも実況J板からの転載で構成されたなんJ系などがある。

『痛いニュース(ノ∀`)』など、ニュース記事に関するやり取りが行われる人気スレッド「ニュース速報版」を素材にしたニュース系ブログにも人気の高いものがあり、2ちゃんねるスレまとめを通して政治や社会に関するニュースに触れることも少なくない。多くの場合は元になる既存のニュースがあるが、マスメディアより先にまとめサイトを通じて拡散した尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件のように、既存のニュースがなくてもスレッドを立てさえすれば、2ちゃんねると2ちゃんねるスレまとめがニュース・メディアとして機能することもある。柏原勤は、アクセスを集める理由として「ニュースの読み解き」の機能があり、ニュースを巡るコミュニケーションの場となっていることを指摘している。そのほかの理由としては、企業や公共施設では2ちゃんねるの閲覧は制限されていることが多いが、まとめブログは閲覧できること、情報の一覧性の高さなどが挙げられる。

問題点は2ちゃんねるまとめブログ関連を参照のこと。

CGM

Consumer Generated Media(コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア、略称:CGM)とは、ユーザーが参加してコンテンツを作っていくメディアである。キュレーションサービスでは、NAVERまとめ、Togetterがこのタイプである。

Wiki

ウィキはウィキ記法を理解すれば誰でも情報を追加・更新できるため、情報を速やかに選定・加筆してまとめサイトを作るのに適しているとされる。ウェブブラウザ上で編集が完結するため複数の人物による更新が容易である反面、匿名での荒らし行為の対象にもなりうる。多くのWikiシステムは編集履歴を保持し、バックアップの機能を有するため、荒らし行為そのものによってサイトの情報が失われることは少ない。

ニコニコ大百科」「チャクウィキ」などがこれに当たる。ウィキペディア日本語版の一部の項目も該当する。

ブログ

記事を手軽に作成できるブログ形式のまとめサイト。自由度が高く、動画埋め込みなども容易なことから様々なまとめサイトに使われる。「まとめブログ」という時、表向きには企業による運営を挟んでいない、2ちゃんねるやTwitterなどの反応をまとめるタイプのブログを指すこともある。

アプリ

ニュースや経済情報、住まいなどの生活情報、ファッションなどの情報、グルメなど多様なテーマのキュレーションアプリがある。

バイラルメディア

バイラル・マーケティングの手法を応用し、ソーシャルメディアでの口コミ、SNSでの拡散による集客を狙ったウェブサイトである。バイラルメディアにはインターネット上の情報を集めたまとめサイトが多いが。多くその手法は、元のコンテンツを元に書かれたものであり、完全なオリジナルではない。BuzzFeedのように記事に見せかけた広告を書くネイティブ記事を使うこともある。一方、バイラルメディアの祖と言われるアメリカのBuzzFeedは、当初は盗用との批判もあるまとめ記事が多かったと言われるが、規模が大きくなるにつれて健全化に努め、調査報道に進出。有力記者を投入して紛争地域の取材も始め。

2014年には国内外で、新聞社がバイラルメディアの手法を取り入れたメディアを設立する動きが見られた。

2017年までには既にバブルはじけたとされ、Facebookは親しい人の投稿の方が目立つようにアルゴリズムを変更し、アドフラウド(広告詐欺)といった問題も提起されるようになった。

日本

2014年1月時点では、日本では「バイラルメディア」という言葉はほとんど知られていなかった。2ちゃんねるスレまとめブログは、2009年〜2011年にかけてスマートフォン、Twitter・FacebookなどのSNSの普及によって影響力を拡大した。また、ネタの良しあしを判断するにはそれなりに経験が必要であり、「2、3人でやるのであればまだいいが、大企業が出資してやるほどのことではないと思う」と述べている。2016年のDeNAのバイラルキュレーションサイトに始まる炎上は規模が大きく、他の企業にも厳しい目が向けられサービスの閉鎖や記事の削除が相次いだ(後述)。

その一方、2016年に注目されたキュレーションサイトの問題を問題視し初期から検証、追及したのは、TechCrunch Japan、BuzzFeed Japanなどのネットメディアである。コンテンツをニュースブログの形式で配信する「まとめブログ」が定着しはじめたのも同時期である。2009年にはNAVERまとめなどのまとめサイトの作成に特化したWebサービスが登場した。それと前後して、情報を整理して提供する「キュレーション」という概念に注目が集まり、多くの企業がキュレーション関連のサービスに乗り出した。2014年にはDeNAがキュレーションメディア運営会社2社を合計約50億円で買収し、キュレーション事業に参入したことが報じられた。

主な出来事の時系列

〜2005年

1998年

佐野陽光が、料理レシピの検索・投稿インターネットサービス「[email protected]」を開始。

1999年

5月30日、西村博之2ちゃんねるの運営を開始。

[email protected]」が「クックパッド」へサービス名を変更。

2000年

山崎恵人が個人でニュースサイト「GIGAZINE」を開始。

2ちゃんねるスレッド紹介ブログ「2ちゃんねる研究」開始(〜2002年12月)。

2001年

1月、ジミー・ウェールズラリー・サンガーウィキペディア(本家、英語版)を開始。

5月、ウィキペディア日本語版が開始。

11月「2ちゃんねる名スレの部屋」が開始。

2002年

3月、2ちゃんねるまとめブログ「泣ける2ちゃんねる」が開始。

2003年

湯川晃が「秒刊SUNDAY」を開始。

2004年

1月、パルモがライブドアブログで海外のエロ・グロ・ナンセンス系ニュースをセレクトして独特の紹介文を加えたまとめサイト「ザイーガ」を開始

4月、2ちゃんねるに「ニュース速報(VIP)板」誕生。当時投稿数1位だった狼を数カ月で追い越し、大量のネタを投下。

2005年

2月、VIP盛り上がりの中、yosi(insidears、当時18歳)が2ちゃんねるまとめブログ「【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)」開始。

アメリカでYouTubeが開始。

この頃すでに2ちゃんねるの「ゲーム業界、ハードウェア」板では「特定の企業が、掲示板やブログなどを利用して、密かに競合他社の誹謗中傷を行ったり、自社製品のPRを行ったりすること」の意味で「ステルスマーケティング」という言葉が頻繁に使われていた。

2006年

5月、アメリカでRichard RosenblattとShawn ColoがDemand Mediaを設立。eHowを買収し、コンテンツの価格と質を下げながらサイトを拡大。低品質なハウツー記事を量産し「」の代名詞となっていく。

6月、2ちゃんねる管理人の西村博之が規約を「書き込んだ時点で、著作権が2ちゃんねるへ帰属する」と変更。

7月、アメリカでTwitterが開始。

9月、アメリカでFacebookが一般に公開される。

11月、アメリカでハフィントンポストの共同創業者であるJonah Peretti(ジョナ・ペレッティ)が「BuzzFeed(バズフィード)」を始める。バイラルメディアの基礎を創った。

山崎恵人が「GIGAZINE」編集部を法人運営化まとめブログ管理人の個人情報が暴露され炎上。「オタク女的らくがきブログ!」「ニャー速」といった当時人気の2ちゃんねるまとめブログがVIP板利用者たちによって閉鎖に追い込まれた。のちに「第一次ブログ連戦争」と呼ばれる。この影響で2ちゃんねるスレまとめサイトでは世代交代が起こり、「痛いニュース(ノ∀`)」「ハムスター速報」が台頭した。

12月、パルモが生物や超常現象、科学などを紹介するまとめサイト「カラパイア」を開始。

ぜろんぱ、らば、菅野が「らばQ」を開始。

YouTubeが日本語対応。

2008年

4月、「Twitter」の日本語版サービス「Twitter Japan」が開始。

アニメ・ゲーム系の2ちゃんねるまとめサイト「やらおん!(今日もやられやく)」が開始。

9月、ヤフージャパンの吉田俊明が個人で「Togetter」をオープン。株式会社ロケットスタートがライフレシピ共有サイト「nanapi」をオープン。

10月、アイティメディアがフロー型キュレーションサービス「OneTopi」を開始。いわゆるキュレーションサービスで、情報をまとめる専門家として初めて「キュレーター」という言葉を使った。当事者は「アグリゲーションメディア」と呼んでいた。

2009年〜2011年にかけて、2ちゃんねるまとめブログがスマートフォン・Twitter・FacebookなどのSNSの普及によって影響力を拡大する。

2月、佐々木俊尚『キュレーションの時代』出版。キュレーションという概念が広まる。

4月、2ちゃんねるまとめアフィリエイトブログ『痛いニュース(ノ∀`)』(ライブドアブログ)が月間1億アクセスを突破。

11月、ヤフーが「Yahoo!くくる」を開始。

1月、グノシーがアプリ「Gunosy for iOS」リリース。

2月、グノシーがアプリ「Gunosy for Android」リリース。はてなブックマークにソーシャルニュースのキュレーション機能が追加。国会議員の片山さつきがこれを受け、Twitterで「韓国がアメリカに従軍慰安婦の記念碑を建てる」という『ハムスター速報』の転載記事をツイートした後「みんな、ハム速を守ろう!」「ハム速、正すべきこと正し、保守系として頑張れ、の何が問題?」とツイート、虚偽情報を拡散したことがあるなど批判も多い『ハムスター速報』を擁護していること、国会議員が2ちゃんねるまとめサイトで情報収集していることに驚きと困惑が広がる。

7月10日、2ちゃんねるのまとめでアフィリエイトサイトをするにはニコニコ大百科に自サイトの記事を作るという登録が必須になる。

7月19日、2ちゃんねるがライブドアとFC2に対し、刺激的な内容の記事で広告収入を得るシステムが無断転載を引き起こしていると指摘、2ちゃんねるの著作物を転載をしてるページに「一切の広告を載せない措置」を行うよう警告。

7月、「Yahoo!くくる」が終了(Googleはまとめブログ対策も行ったと言われる。

8月、中川綾太郎が株式会社ペロリを設立し、女性向けファッション情報のキュレーションサイト「MERY」をオープン。

11月、2ちゃんねるのまとめを装い、出会い系サイトやペニーオークションなどへ誘導する「カモフラージュ広告」について2ちゃんねる管理人の西村博之が警告し経緯・報酬の開示を要求。10サイト以上が謝罪文を掲載し、広告掲載に至った経緯や具体的な広告出稿料について説明した。

12月、スマートニュースがアプリ「スマートニュース」をリリース。

2013年

7月、ヤフーが「Yahoo!ヘッドライン」をリニューアルし、ニュース専門アプリ「Yahoo!ニュース」をリリース。

12月、サイバーエージェント出身の村田マリが住まい・インテリア関連情報のキュレーションサイト「iemo」を開始。

3月、2ちゃんねるの「ニュース速報(VIP)」「なんでも実況J」「モ娘(狼)」(ハロプロ@2ちゃんねる)「ニュース速報+」「ニュース速報」などの人気板が相次いで転載禁止になる。

4月、2ちゃんねるの運営がN.T.Technologyのジム・ワトキンスに移る。サイバーエージェントがバイラルキュレーションメディアを下期に約10サービス提供開始予定と発表、総合エンターテイメント系の「Spotlight(スポットライト)」「BUZZHOUSE」を開始。

5月、サイバーエージェントがゲーム系のバイラルキュレーションメディア「GAMY-すごいゲーム速報」、総合エンタメ「EQLAIR」(2か月弱で閉鎖)、女性ファッションのSELECTY(12月にサイト名を「by.S(バイエス)」に変更)、10代女子をターゲットにした「sharely」(3か月で閉鎖)、ママがターゲットの「Recolle(リコレ)」(終了日時不明。2016年12月時点でコンテンツはゼロ)を開始。

6月、「ニュースサミット」(dmg::events Japan主催)で堀江貴文がニュースキュレーションサイトは「10倍のポテンシャルはある」と述べ、情報過多の現状でのウェブでのキュレーションの必要性を説く。サーバーエージェントがショッピング情報に特化したキュレーションメディア「AmebaCOCO」(3か月で閉鎖)、twitterの面白画像紹介「Omorrow」(4か月弱で閉鎖)を開始。

7月、Yahoo!の子会社TRILLが発足、「TRILL(トリル)」が開始。

アメリカの「BuzzFeed(バズフィード)」で41の記事の盗用が発覚、記者が解雇された。MERYの元キュレーターが、「MERY」は記事を盗用して検索で元記事より上位に表示されるうえに、リンクがnofollow扱いであり、アフィリエイターから大バッシングを受けていると批判。

8月26日、成瀬勇輝と久志尚太郎が立ち上げた旅系バイラルメディア「旅ラボ(TABI LABO)」(編集長・佐々木俊尚)が海外のバイラルメディアの記事を無断翻訳し掲載。「旅ラボ(TABI LABO)」は28日に「サイトに公開されている記事の一部に、参照元の表記漏れ」と謝罪。ブロガー・評論家のやまもといちろうが「紙媒体でやれば廃刊のレベルの不祥事」と評する。

8月29日、アイティメディアの「OneTopi」が終了。

8月、井出一誠が旅情報の「Find Travel(ファインドトラベル)」を開始。

11月、安倍晋三の秘書が22日に自身のFacebookで2ちゃんねるまとめサイト「保守速報」の「民主党が小学4年生のふりしてアベノミクス解散に疑義を唱えるステマサイト開設か!?ネット炎上」という記事を紹介、24日頃に安倍が自身のFacebookでシェア。批判を受けて削除した。

11月から2015年5月まで、Yahoo!の子会社TRILLが「TRILL(トリル)」で「広告表記のない記事広告」を掲載するステルスマーケティングを行う。

12月、サイバーエージェントの「BUZZHOUSE」がブロガーの写真を盗用し、抗議を受け謝罪。DeNAがレシピ・食卓の「CAFY(カフィ)」を開始。

ライターのヨッピーが、悪質なバイラルメディア「BUZZNEWS」に対し、自身の画像を無断転載されたことをきっかけに、周囲の被害を受けたライターを取りまとめて弁護士を依頼し、運営会社WebTechAsiaに「刑事訴訟するか、和解するか」を迫った。BUZZNEWS側は著作権侵害を認めて謝罪文を掲載、被害者に一定の和解金を支払うといった和解条件にも応じた。

2015年

2月、高橋敦彦の「[email protected]」が他人の作成した文章や写真などを無断盗用していたことを謝罪し全記事削除。バイラルメディアの乱立と共に閉鎖が目立ち、運営のモラルも問題視された。

4月、DeNAが旅行情報「Find Travel(ファインドトラベル)」を運営するFind Travel(代表取締役:井出一誠)を買収し子会社化。男性ファッション「JOOY(ジョーイ)」開始、妊娠・出産・子育てに特化し「cuta(キュータ)」の提供を6月より開始と発表し、住まい・インテリアの「iemo(イエモ)」、女性向けファッションの「MERY(メリー)」、レシピ・食卓の「CAFY(カフィ)」と合わせ計6つとなる。DeNAは、自社のキュレーションプラットフォームを2015年12月末までに合計10サービスまで拡大する予定と発表。

サイバーエージェントの「Spotlight(スポットライト)」で、ライターが一般ブロガーの写真を盗用して記事を執筆・掲載。ブロガーからの抗議に対して「盗用とは言えない」「(盗用されたブロガーが問題を指摘した際の)ブログの内容が辛辣で大変傷付いた」などと応じ注目を集める。

5月、サイバーエージェントのエンタメ系バイラルキュレーションサイト「BUZZHOUSE」が終了。

夏ごろからディー・エヌ・エーのキュレーションサイトで記事を大量生産する方針に傾き、質より量が重視されるようになる。

2月、DeNAが医療情報サイト「Medエッジ」を終了、一部の記事を「WELQ」に移す。

7月、サイバーエージェントが非公式に「by.S」でユーザーが自由に登録・記事を公開できる仕組みを廃止し、認定ライターだけが投稿できる体制に変更。

8月、ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズが2016年上半期サイト訪問者数の動向を発表。サイト訪問者数の伸び率は1位・旅行情報の「Find Travel」(DeNA)が前年比306.8%、2位・女性向け情報エンタメ情報の「LAUGHY」(Laughy)が前年比274.0%、3位・インテリア情報の「iemo」(DeNA)が前年比271.9%と、ここ最近立ち上がった旅行や生活、ファッションにまつわるキュレーションメディアの前年比の訪問者数が大幅に向上しているとコメント(なお「LAUGHY」の運営元Laughyは会社情報がないが、実際の運営元は株式会社Speeeである)。アフィリエイトやSEO(WEBサイトの検索順位を上げるための最適化技術)の関係者がソーシャルメディア上で、WELQを含むDeNAのキュレーションサイトの記事はSEOが強すぎると懸念を示す。

9月、医学部出身のライター朽木誠一郎がWELQの問題を記事として発信。

10月上旬、一部の記事で画像の無断利用があったことを受け、Yahoo!のグループ会社が運営する「トリル」は外部筆者が書いた記事の公開を中止。

10月、DMM.comが非公式に運営していた『はちま起稿』を株式会社インサイトに売却。

11月26日花王がWELQの記事広告の停止を伝え、27日にキュレル、28日にヘルシアが取り下げられた。NAVERまとめがインセンティブ3倍キャンペーンを開始。

12月1日〜2日、サイバーエージェントが「Spotlight(スポットライト)」の医療・健康関係の数千件の記事、「by.S」の約3万5000件の内数パーセントにあたる記事を非公開にした。

クラウドソーシング事業を行うランサーズ5日クラウドワークス8日、企業がライターに依頼する際に、記事の無断転用やリライトを禁止する指針を公表した。

12月6日、Laughy(Speee)の女性向けエンタメ情報の「LAUGHY」、Jenny(Speee)の美容系の「femit」が非表示に。

12月7日、DeNAが謝罪会見を行った。

12月8日、サイバーエージェントが「Spotlight(スポットライト)」「by.S」の記事非公開の範囲を拡大し、両サイトで登録ライターが投稿した記事をすべて非公開にした。取り下げられた記事は合計で10万件弱。

12月9日リクルートがアニメ口コミ・レビューサイト「アニプラ」、エンタメメディア「kulture」などの4サイトを著作権侵害およびその可能性があることが判明したとして終了。まとめサイトに無断転載された写真を削除するための手引きを掲載したところ、書店で売り切れる事態が発生。2月20日に発売された同2017年3月号にも再掲された。

2月3日Googleがウェブマスター向け公式ブログで「日本語検索のアルゴリズムを変更した」と発表。日本語検索で表示される「検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイト」への検索エンジン最適化対策を意図している。Googleが日本語検索エンジンのアルゴリズム変更を公式発表するのは珍しいと専門家は述べている。

2月8日、DeNAは2017年度第3四半期(3Q:4〜12月)の決算説明会で、キュレーション事業の3Q累計決算について38億5900万円の減損損失を計上した。現状ではキュレーション事業再開のめどは立っていないと発表。

2月24日、2016年10月にDMM.comから「はちま起稿」の事業を譲渡されていたインサイトは別会社への譲渡を完了したことを発表、譲渡先は非公開。

3月13日、ディー・エヌ・エーが第三者委員会の報告を発表。キュレーション事業における著作権侵害の実態やリスク管理の甘さ、記事内容に関するクレームへの責任回避的対応、iemo・MERY買収前の社内からの警告が生かされなかったこと、守安社長が現場に相談なく高い数値目標を掲げ、キュレーション事業の無理な拡大が目指されていたことなどが指摘された。村田マリら関係者には「就業規則に基づく処分」を行ったとしたが、詳細は明らかされなかった。会長の南場智子が代表取締役に復帰しツートップ体制に、社長の守安功は月額報酬を50%減額、MERYを運営した子会社ペロリの社長中川綾太郎は辞任、キュレーション事業を統括した村田マリは諸役職を辞任する意向を表明した。

5月31日、リクルートが生活情報キュレーションメディア「ギャザリー」を、「一次権利者の権利保護を図ることが、現状において困難」であり、今後の持続的な成長も見込めないとしてとして終了。

6月10日、5000人以上の医師が参画し記事を監修しており、信頼できる医療・健康情報のための倫理標準であるHONcodeの条件を満たしていると標榜する健康情報サイト「ヘルスケア大学」(リッチメディア)が、以前参加していた医師による「内容に間違いや不正確な点がある」という指摘、各メディアでの「医師本人が知らぬ間にヘルスケア大学に登録されている」という報道等を受け、未確認の医師情報を確認が取れるまで一時非掲載すると発表。

11月16日、フリーライターの李信恵が、「保守速報」の記事をめぐって名誉を傷つけられたとして、「在日特権を許さない市民の会」と「保守速報」を提訴し、大阪地方裁判所は、保守速報の管理人に対し200万円の賠償命令の判決を言い渡した。まとめサイトに対する初の損害賠償による判決例である。

12月6日、Googleは日本語検索において、医療や健康に関する検索結果の改善を意図してページの評価方法をアップデートした。Googleは医療・健康に関連する検索のおよそ60%に影響すると述べており、SEO専門家の辻正浩は、WELQ後に実施された健康・医療分野の改善としては最大で、健康関連の検索に限れば検索順位の変動として前代未聞の規模であると評価している。WELQ的な手法で運営されていた医療・健康に関するサイト、「いしゃまち」「ヘルスケア大学」などの記事を大量生産する手法で運営されていたメディアやNAVERまとめYahoo!知恵袋などのCGMサイトが順位を落とした。石橋建設工業には苦情の電話が殺到し業務にも支障が出たため、被害届を出した。これを受け福岡県警は12月22日に、名誉毀損容疑で複数の人物を家宅捜索した。

2018年

1月20日、問題視されていた「オレ的ゲーム速報@刃」のTwitterアカウントがツイッタージャパンに凍結される。

1月29日、俳優の加藤晴彦が逮捕されたとデマをまとめブログ等が拡散した。

2月19日、「はちま起稿」がニュースサイト「BUZZAP!」のネタと画像を盗用しており、「BUZZAP!」が盗用されたと記事を公開した。

3月1日神谷英樹が「はちま起稿」の読者であることを公表し炎上。その後のツイートで所属するプラチナゲームズのまとめサイトに対する姿勢が明確になり更に炎上。

3月9日、ゲーム攻略まとめサイトを運営するヘイグの社長の菱沼祐作が『北斗が如く』の攻略情報を盗用したとしてGameWithを名指しで非難。15日に謝罪を受ける。

4月18日、海賊版サイトの「漫画村」には50以上のまとめサイトが絡んでいることがNHKの取材で明らかになった。同日、Twitterのツイートを集めて公開できるウェブサービスTogetterでまとめられた物が構成がほぼ丸写しでなおかつTogetter社の権利物であるコメント欄のコメントも「やらおん!」「オレ的ゲーム速報@刃」が無断転載していたためTogetter社が両まとめサイトに問い合わせをしたところ「やらおん!」についてはTogetter社のIPをブロックという対応で、「オレ的」はTogetter該当まとめのコメント欄に登場してふざけながら謝罪をして批判を浴びている。

5月3日日本経済新聞が任天堂の新社長に取材し『任天堂・古川次期社長「スマホゲームで1000億円」 「スイッチ」は中東、東南アジアに拡販』とタイトルで記事にしたが「オレ的ゲーム速報@刃」が日経の記事を捏造し「スイッチはもういい」とタイトルにつけ捏造記事を拡散し炎上した。

5月23日、「netgeek」が朝日新聞が首相動静を証拠隠滅のために削除したとデマを拡散した。

6月1日、タレントのJOYが2018年5月30日のサッカー日本代表戦についてラジオで酷評コメントをしたとの内容がまとめブログで拡散されたがその日はラジオもなく本人も否定するデマであることが分かった。同日、「保守速報」にセイコーエプソンの子会社の広告が掲載されたが、第三者による社内規定違反の報告があったため広告出稿停止の措置を取った。その後社内規定違反の報告の動きはより多くの会社へと実施され、保守速報からはすべての広告が消えた。

6月24日、保守系まとめサイトの「アノニマスポスト」「保守速報」が、がん治療中の沖縄県知事翁長雄志を中傷する内容の記事を載せ、がん患者への冒涜だ等と批判を浴び炎上した。しかし記事は削除したものの謝罪記事は載せていない。

情報の信頼性と著作権侵害

インターネット上の情報を集めたまとめサイトは、不適切な引用、無断盗用など、著作権に関する問題が起きやすい。著作権侵害の問題と情報の信頼性の問題は本来別であるが、運営の無責任さから両方の問題が共に起こることが多く、一緒に論じられることが多いため、ここでまとめて扱う。

名古屋大学日比嘉高は、まとめサイトには、実際の取材は行わず検索エンジン上位の情報を集めただけの低質で無責任な記事も多く、そういった記事の乱造で儲けようとする悪質な業者たちもおり、悪質なデマやヘイトを意図的に流す人間もいる。ページ閲覧数と、それによる広告費、名声や反響だけを追いかける風潮が、情報の正確さや誠実さ、正義を追いやってしまい、本当に価値あるリサーチが貧弱化し、嘘がまかり通るようになるという弊害があると述べている。DeNAは12月にこの件について謝罪し、同社が運営しているキュレーションサイトを全て非公開とし、第三者による調査委員会を設置して原因究明を行なうと発表した。この問題は11月-12月に他社にも広がり、リクルートサイバーエージェント等が運営しているキュレーションサイトも、内容に誤りや著作権侵害の疑いのある記事を非公開にした。運営サイトの一部の記事を非公開化したリクルートサイバーエージェントヤフーは、朝日新聞の取材に対して、「著作権の問題や事実関係を確認する体制は不十分だった」と述べた。

外部コンテンツ盗用で閉鎖したバイラルニュース・サイト『BuzzNews(バズニュース)』を閉鎖に追い込んだライターのヨッピーは、以前からメディア業界には、お金が儲かれば何をしてもいいという人々と、メディアはちゃんとしなければと考える人々の争いが水面下であり、『WELQ』に始まるキュレーションサイトの騒動は、その関ヶ原のようなものだったと評している。

ディー・エヌ・エー側が著作権侵害を指示していたのではないかと言われていたが、第三者委員会は各サイトのマニュアルには他サイトの文章をそのまま記載する「コピペ」を禁止する文言があるものの、ライターへのアンケートで、回答者の3分の1が「コピペ禁止と言いながら実態としてはコピペを推奨していると感じた」と回答、理由として他サイトを参考にするよう指示されたから、コピペを多用しないと届かないだけの執筆本数を目標設定されていたからと証言した、と報告した。

各社の動き

ヤフーは2016年10月に、女性向けファッション情報のキュレーションサイト「TRILL(トリル)」で、記事の画像が他サイトから無断で転用されていたとして、外部ライターに外注した記事を全て削除した。

リクルートは非公開と削除の理由について、著作権侵害の可能性があるものは非公開とし、著作権侵害が明確であるアニメの情報サイト『アニプラ』は削除し終了した。

元祖キュレーションサイトのNAVERまとめを運営しているLINEの島村武志は、今回の騒動を受けまとめ情報の質の向上を目指すため新方針を発表したが、『BuzzFeed』からのインタビューに対して、過去の記事については見直す計画はないと答えた。その一方、NAVERまとめの削除の手続きは、権利者側に負担が多いとして批判も少なくない(詳細はNAVERまとめ#問題点を参照)。

リーチサイト

リーチサイトとは、漫画などの海賊版ファイルを直接掲載しているわけではなく、直接掲載されているサイトのリンクを集めたまとめサイトのことである。著作権法に触れるかどうかはグレーな状態であるため、摘発することは難しいといわれている。海賊版漫画をダダ読みできるリーチサイトについて、大阪府警などが著作権法違反容疑でサイト運営者の関係先を家宅捜索し、立件の可否を検討してる。

ミスリード問題

まとめサイトはアフィリエイト広告で収入を得ているためアクセスがとても重要であり、そのためにミスリードを行うことがある。実例で東京の内装会社「ビルゲイツ」が破産したのだが、まとめサイトではマイクロソフトで有名な大富豪ビル・ゲイツと勘違いさせてアクセスを得るため、記事のタイトルを「ビルゲイツ破産は、本当だった」とわざと内装会社の情報を省いて釣るような行為をし、批判を浴びた。

ストローマン論法問題

ストローマン論法(藁人形論法)は2chまとめサイトが日常的に使っており大きな社会問題となっている。 芸能人など表に出ている人ほど被害にあいやすい。実例では声優原田ひとみがまとめサイトにストローマン論法を度々やられて叩くための標的にされているとTwitterで被害を訴えている。

メディアかプラットフォームか

CGM形式をとるまとめサイトの運営には、実態はどうであれ、自分でコンテンツを作るメディアではなくプラットフォームであるとして、記事に対する責任を回避しようとする傾向がある。

法政大学社会学部准教授の藤代裕之は、2016年のディー・エヌ・エーに始まるの騒動の本質は「そのサービスが情報を流通させる基盤となる『プラットフォーム』なのか、自ら情報を生み出してその内容に責任を追う『メディア』なのかという点にある。ネット情報の信頼に関わる構造的な問題が根底に横たわっている」と述べている。

ディー・エヌ・エーは、運営するキュレーションサイトはメディアではなくプラットフォームであると主張していたが、ほとんどの記事がクラウドソーシングで発注して作成され、10サイト中8サイトにおける一般ユーザー投稿記事の割合は5%以下であった。ディー・エヌ・エーのキュレーション事業問題に関する第三者委員会は、プラットフォームではなくメディアであり、ディー・エヌ・エーは投稿記事に責任を持つと結論づけた。

クラウドソーシング会社の問題

クラウドソーシング会社はクラウドワークスランサーズ等がある。このクラウドソーシング会社に登録するとクライアントが募集している仕事を引き受けることができるのだが、そのクライアントの中にはキュレーションサイト、2ちゃんねる系まとめサイトの運営者等もおり、無断転載や剽窃などをはじめとした記事作成の仕事依頼を出したりしている。このためクライアントの審査をしないクラウドソーシング会社も含め問題となっている。

SEMリサーチの渡辺隆広は、Googleの検索はDeNAがキュレーションサイトで行ったような、クラウドソーシングを活用して記事を乱造するというスパム的手法にひどく弱く、クラウドソーシングがスパムを支える構造になっていると指摘している。

DeNAの問題でクラウドワークス、ランサーズが新指針を発表し上記のような仕事依頼は禁止するとしている。WELQ記事を寄稿していたというライターは、ねとらぼの取材に対し、クラウドソーシングサイトの「ディレクター」が直接ライターと交渉・記事の細かい指示を行っており、DeNAだけでなくクラウドソーシング側にも大きな責任があり、共犯でないか。クラウドソーシングサイトがこのままの体制で続けば、半年もすれば同じことが起こるだろうと述べている。

個人情報の暴露・アーカイブ化

SNSの情報を集約したり、掲示板で暴露されたものなど、個人情報がまとめサイトでアーカイブ化され広く拡散することがある。NAVERまとめでは、ネット上で騒動を起こした人物の彼女の情報がさらされたこともある。LINEの幹部社員がこのまとめを自身のFacebookで拡散していた。

誹謗中傷、弱者たたき、ネットリンチ

ライターの星井七億は、表向きには企業による運営を挟んでいない、2ちゃんねるやTwitterなどの反応をまとめるタイプの「まとめブログ」は、社会的弱者や少数派などの社会性の強いテーマを扱う時、読者の共感を呼びやすいよう「弱者たたき」「少数派たたき」に向かう傾向があると指摘している。特定のニュースを「転載」する際、数々の「まとめブログ」が意図的に扇情的な記事を作り上げ、騒動を拡大させることがあり、ブログサイドは「運営の主張ではなく、ネット上の反応を転載したにすぎない」と主張することがあるが、企業のメディアよりも拡散力や影響力が強いまとめブログもある現状では、「個人の運営だから」「単なるネットの反応の転載だから」で責任逃れできることを許していていいのか真剣に考える時期に来ていると述べている、放送前にNHKのWEBサイトに内容をまとめたものが掲載され加害者側の代表としてまとめサイト『オレ的ゲーム速報@刃』の管理人にインタビューした内容が載っていたが、優良まとめサイト管理者のような印象を与えかねないとNHKに批判が殺到した。NHKは追記で悪質まとめサイトだなどの情報が多く寄せられているが実態を知るために取材したと釈明した。弁護団によると、いわゆるヘイトスピーチを巡って個人が賠償請求する訴訟は初めてである。李信恵は、まとめサイトの管理人の多くが匿名であるが、「自分自身は安全な場所にいて差別をあおり、それを商売にする。そのことも許せないと思っていました。ネットに匿名はない、調査すれば特定できる、差別や誹謗中傷は訴えられるということがわかれば、再発防止につながるのではないかと考えました」と訴訟に踏み切った理由を述べている。

広告

日経デジタルマーケティングの小林直樹は、紙媒体と異なり、ネットでは出稿メディアの質の良しあしを見極めようという意識が希薄だと指摘している。

信憑性の低い健康情報が掲載されているサイトに広告を掲載した場合、その広告の商品のイメージも下がるというアンケート結果もある。

2017年、牛角吉野家などの有名企業の名前やロゴを無断で使用し、「吉野家牛丼15000円分食べ放題キャンペーン」といった偽キャンペーンを行うポイントサイトが問題になった。これら悪質ポイントサイトは、まとめサイトなどに掲載される「2ちゃんねるまとめ風広告」が主な入り口となっており、ねとらぼの取材に対し関係者はまとめサイトや広告代理店も協力関係にあり共犯と述べている。

2018年、まとめサイト「保守速報」に掲載された広告をセイコーエプソンの子会社エプソン販売が取り下げた件について専修大学の山田健太は、まとめサイトはアクセス数の為に差別的な書き込みをしており、これが広告収入となっていると指摘しセイコーエプソンの対応をネットの行き過ぎた表現に対して抑える効果があると述べた。

運営者の不透明性

2016年にDMM.comが『はちま起稿』を非公式に買収しており。

ブログサービス提供側の問題

まとめサイトはライブドアブログに多いが、その理由としてライブドアブログ運営(LINE)がまとめサイト用にツールやテンプレートを用意していることがある。簡単に作ることが出来るため、まとめサイトの乱立が起きている。

広告主・アフィリエイトサービス提供側の問題

アフィリエイトサービスはAmazonなどが有名。利用するにはサイトの審査が必要なため悪質なまとめサイトの審査は通らないが健全なサイトを装って一度審査を通ってしまえば野放しの状態であり、悪質なまとめサイトになったとしてもアフィリエイト広告があまりはく奪されていない現状になっている。そのため広告収入目的で悪質デマサイトを立ち上げて問題になったケースも出てきている。

人種差別などの中傷まとめにアフィリエイト広告が貼られていることにアフィリエイトサービス提供側は提携前にサイトの事前チェックをするが後でサイトの内容が変わるなどした場合チェック漏れする場合もあると話している。また広告主側は自動掲載プランを利用した場合どのサイトのに広告が表示されているか確認が難しいとしている。

2ちゃんねるまとめブログ関連

2ちゃんねるまとめブログの批判の事例

参考までに、実際にあったトラブルをほんの一部ではあるがいくつか取り上げる。

  • 『はちま起稿』『オレ的ゲーム速報@刃』などゲーム系の大手まとめサイト。通称:ゲハブログゲーム系迷惑サイト
    • ゲームアナリスト・株式会社インターラクトの平林久和は、『はちま起稿』『オレ的ゲーム速報@刃』について、「両サイトは速報性があり、良い記事もある」と断ったうえで、が「今は、黙認かもしれませんが、何かのきっかけで両サイトへの訴訟があったとしても私は驚きはしません。両サイトには名だたる企業の経営者の方々も、たびたび登場します。これら企業が訴訟を起こしたら、両サイト管理人の敗訴は濃厚でしょう」と述べた。
    • 2011年3月、『はちま起稿』が東日本大震災において「被災者の事を考えると飯がうまい!」「ゆっくり被曝していってね!!!」など被災者を中傷。
    • 2015年11月、『はちま起稿』が声優の緒方恵美のTwitter上での発言を悪意あるタイトルで恣意的に報じ、本人の抗議を受け記事を削除した。
  • 『ハムスター速報』は2011年10月、テレビ番組の映像を切り出して「福島県産米で産地偽装が行われている」との記事を掲載し、JAあまくさは「言われなき中傷」「JAテレビ放送の内容とはかけ離れ、悪意的ネット配信に対し、大変遺憾に感じ強く抗議します」と強く抗議した。

2ちゃんねるからの転載禁止問題

掲示板のコンテンツは、掲示板の利用者が作成したものである。スレまとめブログは、そのコンテンツを無断でコンテンツを利用しており、さらにこうしたブログの管理人たちはアフィリエイトで稼いでいるため、2006年にこのことが明らかになると反発が強まり、いくつかのブログが閉鎖した。一連の騒動から、2ちゃんねるのスレ転載による金儲けそのものを批判する概念として「嫌韓」をもじった「嫌儲」(けんちょ、けんもう、いやもう)が生まれた。

6月には『東京黎明ノート』の記事を転載したまとめサイト記事に対して、小学館の編集者がtwitterおよび公式サイト上で訴訟を示唆した。2ちゃんねるは6月4日に『やらおん』『ハム速』『はちま』『オレ的』『ニュー速VIP』の5サイトについて以後の転載を禁止すると警告し、7月10日には「広告付きまとめサイトを作成している人はニコニコ大百科への登録必須」とした。

7月19日、『はちま』『オレ的』が別の個人ブログの内容を無断転載したことを受け、2ちゃんねるとNHN Japan(現・LINE)およびFC2は該当のlivedoor Blogに対し2ちゃんねる転載記事の削除と広告削除を要請。削除後の同8月7日にはこれらブログの影響力が3分の1にまで落ちたと報じられた。2ちゃんねるは同11月には悪質な記事偽装広告を乗せているまとめサイトにも警告を出した。

2014年3月2日に2ちゃんねるがVIP板の転載を禁止。翌日以降、なんでも実況J板ニュース速報+板ニュース速報板等の転載も禁止された。3月20日には2ちゃんねるトップページ下部に「無断複写・転載を禁じます」と明記された。

2ちゃんねる(2ch.net)の運営を巡って「お家騒動」が起きる中、2014年4月11日に西村博之が開設した2ch.scは当初、2ch.netからログをコピーして2ch.sc内に反映させていたが、転載禁止の記載はなかった。

2ちゃんねるの他にもゲーム業界サイトの『GamesIndustry.biz Japan Edition』がまとめサイトへの転載を禁止とした。

Yahoo!のサービスでまとめブログ配信問題

Yahoo! JAPANが、新サービスとしてRSSニュース配信サービス「My Yahoo!」を開始後、一部の2chまとめブログを配信していることが分かり、著作権法違反ではないかと物議を醸した。ニュースサイトの『エコーニュース』では自社のニュース記事がまとめブログに無断転載されていることなどから、ヤフーへ著作権法違反ではないかと問い合わせたところ、サービスは即座に終了した。

まとめサイト運営側の意見

転載に対して

フェイクニュースを取材している毎日新聞の記者がまとめサイトの運営側に取材をした際に新聞社やテレビ局の画像を無断で掲載していると指摘すると「出典を付け忘れた」と弁明した。

また、まとめサイトの運営側には、適切な引用であれば引用元にもメリットがあるという意見もある。「Webの記事は見られてなんぼ」で引用元サイトにとってアクセスの誘導となっており、まとめサイトから引用元サイトへの流入と本来あるはずだった閲覧者のロス、そのどちらが多いかを一概にいうことはできないと述べている。

フェイクニュースに対して

座間9遺体事件で家族も共犯者と誤解させるような投稿をしたまとめサイトの運営側は毎日新聞の記者の取材に対し「ライターの個人的意見である」「ネット上の意見をまとめて載せただけ」などと説明している。

インターネット利用者側の対策

Googleは2011年、コンテンツファーム対策の一環として、Google Chrome上での検索結果から、個別のユーザーが不適切と考える検索結果をドメイン単位で排除できる拡張機能「Personal Blocklist(by Google)」をリリースした。

この機能はPC上のGoogle Chromeだけで動作する。スマートフォン版は2017年現在もリリースされていない。

また、「ノイズレスサーチ」という検索エンジンも登場している。ノイズレスサーチはGoogleカスタム検索であり、検索結果からまとめサイト等を除外するもので、「-site:」より精度が良い。

事件

基本的には刑事・民事事件を取り扱うが社会問題になっている事件も扱う。

芸能人中傷デマ

俳優の西田敏行の中傷デマを流し事務所の業務を妨害したとして警視庁が、偽計業務妨害容疑で悪質まとめサイトの管理人男女3人を書類送検した。運営者は閲覧数を伸ばし、広告収入を増やす目的で中傷デマ記事を作ったと認めている。また広告収入で月50〜60万円を得ていた40代の女は、「興味を引くために載せた」、60代の男は「僕だけでなくみんなやっている」と話している。

ネタバレ

2017年9月6日、人気漫画雑誌ジャンプなどのネタバレサイト『ワンワンピース速報』『ジャンプネタバレ速報』の管理人4人が著作権法違反の疑で逮捕。これらのサイトは漫画雑誌を正規の発売日より早く売られた画像をまとめサイトに無断転載し、広告収入を得ていた(いわゆる「早売り」行為については、一切の規制がない)。沖縄県・鳥取県に住む男女3人は7500万円、秋田県に住む男は3年間で3億500万円それぞれ得ていた。

中傷まとめ

フリーライターの李信恵がまとめサイト『保守速報』に差別的な中傷まとめを掲載されて名誉を傷つけられたとして『保守速報』の管理人を訴えたヘイトスピーチ裁判で大阪地裁は200万円の賠償を命じる判決を下した。『保守速報』側は「情報を転載してまとめただけで違法性はない」と主張していたが判決で森田浩美裁判長は「管理人によって表題の作成や情報量の圧縮、文字の強調によって内容を効果的に把握できるようになった」と指摘した。そして引用元とは独立して、保守速報自体が憲法13条が認める人格権を侵害した、と結論づけた。過去には中傷記事をネット掲示板に転載し名誉毀損に認定された例はあったが、このようなまとめや転載で実際に損害賠償請求が認められたのは『保守速報』への裁判が初の事例となった。

『保守速報』は判決に対して控訴をしていたが二審の大阪高等裁判所でも敗訴した。原告弁護団は「その悪質性について、非常に厳しく断罪をした」と評価をしている。

海賊版サイト

違法な海賊版サイトが社会問題となっているが、その中でも「漫画村」が一番問題視されている。以前から「漫画村」にはまとめサイト(はちま等の大手も含む)のリンクが貼られており暇つぶしのサイトとして紹介されていることがわかっていた。そしてNHKが「漫画村」の取材を進めていくと「裏広告」があることがわかった。サイトにはプログラムが仕込まれており閲覧者にはわからないように、別サイトが同時に立ち上がる仕組みでこの中に広告が掲載されており、知らぬ間に広告閲覧をさせられているという。その別サイトがまとめサイトであり50以上存在している。セキュリティー企業の「トレンドマイクロ」によると「漫画村」の運営者が別サイト(まとめサイト)のアクセス数を増やす見返りとして広告収入の一部を報酬として得ていた可能性があるとしている。

転載・まとめサイトに対する高等裁判所の判断

2013年9月には東京高等裁判所が、中傷記事を転載しただけでも名誉毀損になると判断を下している(中傷は拡散されないように努めなければならないということ)。

2018年6月には大阪高等裁判所が、中傷まとめ『保守速報』の控訴を棄却し「人種差別および女性差別に当たる内容も含んでいるから、悪質性が高い」とした。また「本件各ブログ記事は、控訴人が一定の意図に基づき新たに作成した一本一本の記事(文書)であり、引用元の2ちゃんねるのスレッド等からは独立した別個の表現行為である。ブログ記事の掲載行為は、新たな文書の『配布』である。素材は2ちゃんねるにあるとしても、情報の質、性格は変わっている。読者に与える心理的な印象もより強烈かつ扇情的なものになっているというべきである。そして、2ちゃんねるの読者とは異なる新たな読者を獲得していることも否定し得ない」と指摘した。

また岩本は、講談社デジタルガレージが2017年1月26日ポストキュレーションメディアの開発計画を公表したことについて、「DeNAの退場で空白が生じた市場に、講談社が雑誌で培ったコンテンツ制作力と信頼感にデジガレのノウハウを組み合せて乗り込もうという算段だろう」と述べ、「フェイクニュース問題を機に、〝ネット→紙〟への制作力と信頼性の流入はさらに加速する可能性はむしろ増したのではないか」と分析した

まとめサイト』に 関連する人気アイテム

ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座

集客の専門家たちはこぞってブログをやりなさいと言いますが、「じゃあ何からすれば?」「何を書けば?」「どんなお作法で?」「そもそも、何のために?」と考えていくと結局、書けなくなるものです。
しかし、この書籍はそんな思考に陥ってしまいがちな方の不安や悩み、そして、『不満』を吹き飛ばしてくれました。
なぜならば、前述のポイントがすべて書いてあるからです。

特に素晴らしいと感じたのは「そもそも、何のためにブログを書くのか」といったマインドセット的なことがしっかりと書かれており、そこを飛ばさずに「読みたくなるように」書かれている点です。


通常、マインド的なことはついつい飛ばしたくなります。しかし、逆に夢中になって読んでしまうように書かれているところに著者の読者に対する誠実さを感じました。(ここは大事だから、しっかり読むんだぞと勝手にメッセージを受け取ったつもりです^^)

中でもグッときたのは、「自力でタイムマシンを回せ!」の項です。
私はこれまでどうしてもブログを毎日続けることができずに悩んでおりました。しかし、そんな私にピッタリの解決策と言いますかマインドが、この項に書かれていました。
ネタバレになるので書くのは控えますが、私と同じ悩みを抱えている方には是非ともお薦めしたいですね。

もちろん、中級者以上の方が必要とするテクニックもふんだんに盛り込まれています。
普遍的で大事な根っこの部分をしっかりと学んだ後に必要なテクニックがこれでもかというほど惜し気もなく書かれていますので、初心者から上級者に至るまで幅広い層に支持される良書だと思います。
私は、特に重要な箇所に付箋を貼り、すぐに手に取れるようデスクの上に置いてあります。
情報発信をされる方であれば、必読の書と言えるのでは無いでしょうか。

79点

読了までの時間 2時間

【Q1】どんな人に薦めたい?

いつの間にか稼ぐことばかりにとらわれて、好きで始めたブログが嫌いになってしまった過去があるひと。稼ごうと必死になり過ぎて燃え尽きてしまった過去があるひと。

【Q2】何歳ぐらいから読めるのか

ブログに興味があるなら高校生ぐらいから読めると思う。ただ未成年だと利用できないサービスもあるので注意。

【Q3】立ち読みをするならどこがお勧め?

PART1 ブログが成功すると人生が変わる
PART2 ブログコンセプトを考える
PART3 成果を出す記事ライティング
PART4 ブログへの集客
PART5 ブログの状態をチェックする
PART6 ブログのユーザビリティを高める
PART7 ブログを飛躍させる
PART8 ブログマネタイズ
この「PART8 ブログマネタイズ」でブログの信用をお金に変えている、ブログの成長が止まってからマネタイズを考えるなど、ブログで稼ぐことに対する考えと、アフィリエイトに頼らないブログの先について学ぶことができる。

【Q4】この本の強みは?

ブログ開設を考えるところから、記事ライティング、集客、マネタイズ、人気ブログになったその先まで一気通貫で学べる。刹那的な荒稼ぎでない地に足の着いたブログ運営を学べる。刹那的な荒稼ぎは別の本で。

これからブログを始めようと思っている方にとって、非常に為になる本だと思います。
(ブログ中級者にも為になると思います)

中でも1番参考になったのが、ブログ開始後にいきなり広告を貼って収益化するのではなく、
約1年は集客に注力すべきとあり、集客に成功すれば、1年後、広告設置後に約1ヶ月で
1年分の収入を得て元が取れるようになるそうです。

そのほか、SEOで検索上位を目指すよりも、はてなブックマークや
Twitter、FacebookなどのSNSと連携し、拡散し、多くの集客が
見込めるとありました。



プロフィールは可能な限り(名前、性別、血液型、出身地、趣味など)
掲載することで、読み手は自分と同じ属性を持つ人が作ったブログに
関心を抱きやすいとありました。

初心者だけでなく、ブログ運営して行き詰まっている方にも役に立つ本
だと思いました。

節ネット、はじめました。 「黒ネット」「白ネット」をやっつけて、時間とお金を取り戻す

やらなくてはいけないことがあるのに、
ズルズルとネットを見てしまう。

著者の言葉を借りれば、

「わたし、これじゃダメなのに、、、でも、、、どうにも止まらない、、、」
という揺れる思いと快楽に堕ちていく過程。

ネットは、依存症を引き起こす(かもしれない)。

行動(意識的、無意識的に関わらず、見てしまう)

刺激(内容の良し悪し関わらず、何かを感じてしまう)

報酬(快不快に関わらず、何かを得たと思ってしまう)

この心理的スパイラルによって、良い悪い関わらず私たちの「習慣」が形成される。


ネットは果たして、良い習慣なのか?それとも悪い習慣なのか?
ネットは、単なる道具と考えている人が多いかもしれないが、
ネットを「正しく」利用することは、正しいとは、
自分の生活や人生をよりよきものだとすると、
ネットを利用することは、プラスの面よりも、マイナスの面が多いかもしれない。
それだけ、「厄介なモノ」になっている。

著者は、1日のネット履歴内容をチェックしてみたところ、
1日平均321ページ、
1ページ1分で計算すると、5時間21分も!ネットを見ていたことになる。
「知る」ことが善ならば、この時間で、知識が増えたことになるが、
知識というのは、自身の問題意識や能動的な思考が伴って初めて身に付くものだと解釈すれば、
つまり、自分達は、毎日、たくさん「知る」ことはできない。
もっというと、ネットで提供されるモノ(情報でも物品でも)は、自分の人生を上向かせるモノ
(貴重な情報、新たな視点、本当に欲しい商品)は、ほとんどない。
それは、おそらく、問題意識なしに、ただ眺めているからだけだろう。

本来は、自分の思考を助けてくれる情報を提供してくれるものだったり(検索エンジン)、
双方向のコミュニケーションを活発(SNS)にしたり、
正確な情報やお得な情報を迅速に知る上で便利だったネットが、
いつしか自分達の人生を脅かす「怪物」になってしまった。

この5時間21分は、何も考えもせず、ただ、「見ていた」だけだろうと思う。
これは、悪い習慣と言ってよいかもしれない。
だって、生産性もなく、生み出すものといえば、
本人の疲労感や誰が言ったのかよくわからない意見を見たことから生まれてくる偏見かもしれないのだから。

ネットが、テレビと違うのは、テレビは、つまらなければ、見ないという選択肢があるが、
ネットには、つまらないという選択肢が与えられていない。
ほぼエンドレスに「見てしまう」ことだろう。そうでなきゃ、1日321ページ、文字にすれば、50万文字、
これは、単行本にすると3冊ほどの情報量を読むことはできないはずだ。
これは、「読む」ことで消化できる情報量にしては莫大過ぎる、
「ただ眺めている」と言った方が良いかもしれない。

ネット時間を1か月で計算すると
1日 5時間 → 1か月 150時間

一日の生活時間が16時間とすると、1か月で9日間ほど、
ネット時間を使っていることになる。
1年にすれば、108日間、15週間ほど「眺めている」生活をしている。

これほど、大量の時間を使う「行為」を、
病的や依存症の状態とせず、なんというだろうか。

自壊を込めて言えば、これほど、多くの時間を消費して、
得られるものっていったいなんなのかと思ってしまう。
ほとんどないのではないか?

自分はいったいネットで何を見ているか?
それを知ることが、著者が提唱する「節ネット」の第一歩である。
まずは、自分が「何を眺めているかのか知ること」が有効だろう。

そして、ネットの分類を行う。
分類するにあたっての、キーワードが「後悔度」で、

黒ネット・・・見たことに対する後悔が大きいモノ(優先度高)
白ネット・・・ためになったり、面白かったり後悔はないもの(優先度低)
無害・・・仕事や生活で必要なもの(節ネット対象外)

著者は、黒ネットの履歴をつなげてみて考えた所、
「ある法則」に気が付いた。

それは、「たった一つのページを見る行為が、とんでもない浪費=時間」につながることを。
著者は、自分が行っていた行為を知ることで、「このままじゃいけない」
と思うようになった。

そして、「節ネット日記」をつけることです。
節ネットには、手書きで、節ネットのために工夫や我慢を書き、
節ネットで浮いた時間できたことを書き
自褒め(自分で自分を褒める)をする。

そして、

ネットと、どしても付き合わなければいけない社会環境に対して、
凄く大事なことを提唱している。

それは、「目的もなしに、ネットを見ない、そして、利用しない」。
そして、「出来た時間で、部屋を掃除したり、運動したりした方が、100倍良い」
という結論に達している。

時間がある程度出来ているはずなのに、仕事や日常生活で「なにかが抜けている、なにかが足りない」と言った気持ちでいました。

偶然にもネットサーフィンが思うようにできない環境に置かれて、「いかにネットサーフィンに時間と集中力を取られていたか」がわかりました。

この経験からネットサーフィンを制約しようと方法を探るうちに、著者の本にたどり着きました。

黒ネットのくだりは「あるあるw」って思いながらいました。
知恵蔵やウィキペディアを見続けるは、私もやりましたよ。



節ネットの方法の一つは過去にあった(今もあるのかな?)レコーディングダイエットを彷彿させます。

思えば10年ほど前に「時間を作りたければ、テレビを見なければいい」と言われたことがあります。
健康と同じく「身体に良いものを取ることよりも、体に有害なものを取らないようにすることが大事」と言ったように。

「テレビのようなマスコミよりもネットが真実を語っている」と思っていたこともありました。

そういった中でネットにどっぷりつかってきました。

この2015年となってみると、

「テレビがネットに変わっただけ」
「ワイドショーが、ニュースサイトやまとめサイトに変わっただけ」
と言ったことを痛感します。

余計な情報を排除するのは、今後もずっと続く課題かもしれないですね。

あなたも節ネット、一緒にやってみませんか?

5つ星のうち 4.0結構良い

(参考になった人 2/4 人)

こういう本は読むだけで満足して結局何も変わらないような場合が多いがこれはちょっとは効果あると思う。

・ダイエットするときに体重を測って現状把握するように、まずは履歴を見る。そしてそれを無駄なもの、有益なもの、分ける。
・有益風なもの(自己啓発的で結局何も変わらない、しかし有益っぽいので無駄に時間を消費してしまう)ためこういうサイトを見る際はルールを決める(転職サイトなら見たら履歴書を送る等)
・タイマー等設定しても無駄、結局解除してしまう。

フェイスブック、通信費節約等はあんまり参考にならなかったが総合的にはなかなかよかった。
ただ私はタブを100くらい開き95個閉じて5個を集中的に閲覧する、みたいなちょっと特殊な閲覧法をしているので
あんまり役には立たなかったが得るものはあった。

ミニサイトをつくって儲ける法 ほったらかしでも月10万円!

90点 読了まで2時間

【Q1】どんな人にオススメ?
ブログを運営していて次の一手を考えているあなた。
ブログで溜まってきたコンテンツの活用を考えているあなた。

【Q2】読みやすい?
著者はプロブロガーですので、とても読みやすい文章で好感が持てます。

【Q3】何度も読みたい?
ミニサイトは3回作れば身につくとのこと、そのことを考えればその間は何度も読み返すことになると思います。

【Q4】立ち読みするならどこ?
「1章 入門編 ミニサイトの世界へようこそ」を読んで、ミニサイトのコンセプトに希望を見て、自分が作るミニサイトがイメージできるなら価値ある一冊になる。



【Q5】この本の弱みは?
内容的には中級者向けなので、基本的に無料ブログの申し込み方法から知りたい初心者などがこの本を買っても、この本の内容を実践するのは難しい。

【Q6】この本の強みは?
ブログ収益化の先を提案してくれる貴重な一冊。自転車操業のフロー型のブログからストック型のコンテンツを作れるこの本の価値が高い。

ミニサイトのメリットデメリットはあるが、それはどのアフィリエイトにもあるので、好みの問題だと思う。この著者と同じように作品として完結させたいのなら、この本を参考にしてミニサイト作成をすればいいのではないか。私はAdWordsのことを熟知しているので、この本には書かれていないミニサイト作成のメリットは他にも多くあることに気付く。その上でもこのミニサイトの手法を推薦する。
1つ例を挙げると、AdSenseの配信先は指定できるため、専門サイトであればターゲットが絞れているので、直接サイトを指定して広告配信することがよく行われる。

このメリットは同じことを考える広告代理店の競争が起こる為、CPCが上がりやすくなる。サイトの運営期間が長くなり、認知されてくれば、こういった競争に参加する広告主も増えるのでなおさらCPCが上がる。
世の中にはどうでもいいブログが乱立しているが、どんなニッチであれテーマがあるサイトが増えることで、閲覧者と広告との適合性も高くなるので、運営者・ユーザー・広告主ともにTotal Winの関係を築くことができる良いアフィリエイト手法だと思う。

5つ星のうち 4.0よく考えられている

(参考になった人 1/2 人)

レビューを見てから書店で購入したのでとても不安だったのですが読んでみて個人的に思ってたほど悪くはありませんでした アフィ系の本は2冊読んでいてブログとかを始めてみたもののアクセス数が取れずほったらかしにしていたのですがこの本では勇気と納得を貰いました とても計算高く考えられていて作りもそこまで考えるのか!と私みたいな10代情弱人間にはとても参考になります やっぱりやるならもっと読まなきゃいけませんね(汗)

UTEBIT ストロボスタンド 「3点セット」 6.56ft/78.7inch/200cm ライトスタンド VIVE 雲台 対応 アンブレラ撮影 2m 三脚 1/4 ネジ ヘッド アルミ製 スタジオキット 軽量 ビデオライト/ソフトボックスに対応

5つ星のうち 4.0コスパが全てを許す

(参考になった人 2/2 人)

以前購入したNEEWERのライトスタンドと並べて実測。 NEEWER 全長約185cm 折り畳み時68cm パイプ径16~22mm UTEBIT 全長約195cm 折り畳み時74cm パイプ径20~25mm 長さ調整のパイプ締め部分も含めてUTEBITの方が多少剛性感ありそうに感じますが、 各部に使われているプラが割れればおしまいで、商品写真のようにモノブロックを載せるには覚悟が必要。 無負荷時ですでに少し傾いでおり、外で使うことも考えられません。 しかし、それもこれも値段が全てを許してくれます。 趣味で屋内撮影に使うなら十分でしょう。

この値段で3本のスタンドって、クオリティはどうなんだ?と半信半疑でしたが、モノブロックストロボにバンクボックスを装着して使っても、さほど不安定さは感じませんでした。 マンフロットやコメットのスタンドから比べたら、足の太さも細く、各ジョイント部分はプラスティック製なので、ラフな使い方をすると破損の可能性があるのと、耐久性がどれ位かは未知数ですけど、値段が値段ですから、贅沢は言えないですね。 惜しむらくは、日本製ライトの仕様に準じて、メスダボ仕様だったら星満点でした。

1/4が付いているアルミの部分と黒い棒の接合はリベット留めになっているが、一箇所しか止まっておらずグラグラしたので自分で穴を開けてリベット4点留めにしました。 3kg程度のものをフルに伸ばした状態でも無風かつスタンドに力が掛からなければ倒れる事はないでしょう。

ミニサイトをつくって儲ける法

90点 読了まで2時間

【Q1】どんな人にオススメ?
ブログを運営していて次の一手を考えているあなた。
ブログで溜まってきたコンテンツの活用を考えているあなた。

【Q2】読みやすい?
著者はプロブロガーですので、とても読みやすい文章で好感が持てます。

【Q3】何度も読みたい?
ミニサイトは3回作れば身につくとのこと、そのことを考えればその間は何度も読み返すことになると思います。

【Q4】立ち読みするならどこ?
「1章 入門編 ミニサイトの世界へようこそ」を読んで、ミニサイトのコンセプトに希望を見て、自分が作るミニサイトがイメージできるなら価値ある一冊になる。



【Q5】この本の弱みは?
内容的には中級者向けなので、基本的に無料ブログの申し込み方法から知りたい初心者などがこの本を買っても、この本の内容を実践するのは難しい。

【Q6】この本の強みは?
ブログ収益化の先を提案してくれる貴重な一冊。自転車操業のフロー型のブログからストック型のコンテンツを作れるこの本の価値が高い。

ミニサイトのメリットデメリットはあるが、それはどのアフィリエイトにもあるので、好みの問題だと思う。この著者と同じように作品として完結させたいのなら、この本を参考にしてミニサイト作成をすればいいのではないか。私はAdWordsのことを熟知しているので、この本には書かれていないミニサイト作成のメリットは他にも多くあることに気付く。その上でもこのミニサイトの手法を推薦する。
1つ例を挙げると、AdSenseの配信先は指定できるため、専門サイトであればターゲットが絞れているので、直接サイトを指定して広告配信することがよく行われる。

このメリットは同じことを考える広告代理店の競争が起こる為、CPCが上がりやすくなる。サイトの運営期間が長くなり、認知されてくれば、こういった競争に参加する広告主も増えるのでなおさらCPCが上がる。
世の中にはどうでもいいブログが乱立しているが、どんなニッチであれテーマがあるサイトが増えることで、閲覧者と広告との適合性も高くなるので、運営者・ユーザー・広告主ともにTotal Winの関係を築くことができる良いアフィリエイト手法だと思う。

5つ星のうち 4.0よく考えられている

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レビューを見てから書店で購入したのでとても不安だったのですが読んでみて個人的に思ってたほど悪くはありませんでした アフィ系の本は2冊読んでいてブログとかを始めてみたもののアクセス数が取れずほったらかしにしていたのですがこの本では勇気と納得を貰いました とても計算高く考えられていて作りもそこまで考えるのか!と私みたいな10代情弱人間にはとても参考になります やっぱりやるならもっと読まなきゃいけませんね(汗)

まとめサイト』の解説 by はてなキーワード

ある事象についての情報を集めたポータルサイトリンク集

事象によって生じた情報のエントロピーを低下させようとする行為ではあるが、炎上を加速することもしばしば。

最近ではWikiで制作されるまとめサイトも多く、まとめる内容もインターネット上で発生した問題、個人・団体への批判、世間を震撼させた事件など、幅広くなっている。

いっぽうで、電子掲示板の投稿文章、ニュース等の著作物を「引用」の範疇を超えて掲載されていることも多く、著作権上の問題が発生している。

ボランティアに頼っているのでいつでもどんなテーマの話題にでも的確なまとめサイトが生まれるとは限らない

[R30]: メディアビジネスのバリューチェーン(その1)

はてなキーワード自身がまとめサイト構築に役立ち、また、はてなグループを使ったまとめサイトもある。

はてなブックマーク - まとめサイト

近年ではTogetterNAVERなど、特定のまとめサイト用サービスも存在する。

まとめサイト』by Google Search

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