ぎょうせいのまとめ情報

ぎょうせい』の解説

株式会社ぎょうせいは、日本出版社

概要

法規集・例規集・判例集・地方自治法律に関わる書籍・雑誌の出版を中心に、電子商品の開発・販売、行政機能に関するコンピュータシステム開発、地方自治体が主催するイベントの企画・提案・サポート業務を行っている日本の出版社である。明治時代(帝國地方行政學會であった時代)に、日本初の加除式法規書を発案した。

書籍

その他、法律、地方自治、税務、教育関連の専門書、歴史書などが中心

雑誌

  • フォーブス日本版 - ビジネス情報誌 2009年11月号で休刊
  • ガバナンス - 地方自治関連の総合情報誌

その他、法律、地方自治、税務、教育に関する月刊誌・季刊誌

その他

  • 日本紳士録(発行は関連会社の株式会社交詢社出版局)
  • 現行法令CD-ROM
  • リーガルベース全判例CD-ROM
  • ぎょうせい公用文辞書 for ATOK(ジャストシステムの日本語FEP ATOK用の専門用語変換辞書。単行本として既に発売されていた「例解辞典[新版]」を基に、ジャストシステムが開発)

沿革

  • 1893年(明治26年) 京都で宮中の図書御用であった大谷仁兵衛が「帝國地方行政學會」を設立。
  • 1904年(明治37年) 加除式法規書を発案し、これを採用した「法規全書」を出版。
  • 1925年(大正14年) 株式会社に組織変更。
  • 1949年(昭和24年) 「現行日本法規」を発刊。
  • 1964年(昭和39年) 銀座に本社機能を移転。
  • 1965年(昭和40年) 「行政判例集成」を発刊。
  • 1972年(昭和47年) 沖縄返還に際し、県内自治体から法規集等の大量注文を受け、大きく業績を伸ばす。
  • 1974年(昭和49年) 株式会社ぎょうせい設立 (株式会社帝国地方行政学会は関連会社として存続)。
  • 1984年(昭和59年) 地方行政でのコンピュータ活用のため、ソフトの設計・開発、コンサルティングを目的に、システムサービス事業部を新設。
  • 1993年(平成5年) データ事業部を新設。
  • 1995年(平成7年) 本部機能を杉並区荻窪(藤澤ビルディング)に移転。
  • 1997年(平成9年) 従来あった「システムサービス事業部」と「データ事業部」を統合し、データ・システム事業部発足する。同年に「ぎょうせい法令・判例CD-ROMシリーズ」を発行。
  • 1999年(平成11年) 総合出版社としては日本国内第1号となるISO 14001認証を取得。
  • 2005年(平成17年) MBOを行い、オーナーから株式を取得。MBO資金を出したのはみずほ銀行である。(みずほキャピタルパートナーズ)
  • 2006年(平成18年) 株式会社帝国地方行政学会(存続会社)と合併。社名を株式会社ぎょうせいと改める。
  • 2006年(平成18年) 株式会社ワールド・アート・ギャラリー(存続会社)と合併。社名を株式会社ぎょうせいと改める。
  • 2007年(平成19年) 北関東支社と南関東支社を再編成。北関東支社を関東支社とし、さいたま市大宮区へ移転。南関東支社を東京支社とする。
  • 2008年(平成20年) 本社・本部及び東京支社が新木場に移転(12月24日付け)。東海支社・北海道支社・関西支社・中国支社・九州支社が移転。
  • 2009年(平成21年) ぎょうせいが保有するエルシーブイ及び倉敷ケーブルテレビの全株式をビック東海に売却し、エルシーブイ及び倉敷ケーブルテレビはグループを離脱する。
  • 2010年(平成22年) ホームページにて、合併公告『本社がぎょうせいインフォネット株式会社又は行政建物株式会社の権利義務全部を承継して存続し、又は解散することにいたしましたので公告します。』を発表。
  • 2012年(平成24年) 株式会社麻生が平成24年10月3日に、株式取得等を目的として設立した株式会社プラネットホールディングスは、平成24年12月17日付で、有限会社プラネットホールディングス(創業者一族からの独立のために行ったマネジメント・バイアウトの際、株式会社ぎょうせいの株式を引き受けるために作られた会社であり、株式会社プラネットホールディングスとは別会社)及び株式会社ぎょうせいの株式を取得した。麻生グループの傘下に入る。

MBOの経緯

かつてのオーナー家で「ぎょうせい」の“中興の祖”とも言える藤澤乙安(2000年3月没)は、もともと株取引に長じ、一代で巨富を築いた立志伝中の人物で、戦後に経営破綻した「ぎょうせい」の前身である帝国地方行政学会を買収し再建を果たした。もっとも、乙安は当初から出版事業に関心があったわけではなく、目的は自身の節税策として赤字会社の買収による利益圧縮にあった。

その後、乙安は官公庁とタイアップした出版物(法務省編「現行日本法規」のような法令集、経済産業省の「通商白書」、月刊「文部科学時報」など)を多く刊行し出版事業の中核とした。これらは、“「役所が公費でそろえた法令や判例などの資料をタダでもらい、まとめて刊行するだけ。出版物の多くは買い取りでリスクがない」(経済誌記者)“ビジネスモデルであった。また“「入社試験で父親の職業を聞かれ、『公務員』と答えると合格する、と社内では言われている」(同社関係者)”など役所との太いパイプを築き上げた。

この結果、“「出版業界はここ5年連続で売上高が前年度割れし、10年前の水準に戻ってしまったが、『ぎょうせい』は景気に左右されず、売上高を伸ばしている」(清田義昭「出版ニュース」編集長)”と評され、2001年度の売上高は出版業界7位の約760億円、社員数は業界最多の約2千人を誇る強固な経営基盤を築き上げた。

しかし、社内では“「うちは超安月給で、新入社員の約3割は入社後3年ぐらいで辞めてしまう。取締役でも年収は1千万円台の前半と聞いています」(社員)”といわれ、“「人件費や経費を抑えて収益を上げ、徹底した節税で株主に15%の高配当をする。ただし、株の大半は実質的に社長のもの。結局、社長だけがもうかるシステム」(前出のOB)”と言われた。

こうした中、乙安より事業を引き継いだ藤澤玄雄・社長(乙安の養子)が、乙安からの相続財産のうち課税されるべき相続税約12億円脱税したとして、2002年8月に東京国税局から東京地検に告発され、同年9月に社長を辞任(同月、相続税法違反で逮捕され翌月起訴。2004年7月の一審・東京地裁は懲役2年、罰金2億5千万円の実刑判決、2005年1月の二審・東京高裁も被告側の控訴を棄却、さらに2006年1月最高裁でも上告棄却で実刑確定し、収監さる)し、このことが、MBOによってオーナー経営から脱却する契機となった。

※以上、週刊朝日2002年9月20日号より参照、“”内のコメントは同記事より引用。

組織

代表取締役社長 成吉弘次

  • 本社
  • 本部
    • 東京都江東区新木場一丁目18番11号
  • 支社及び事務所
    • 北海道支社、東北支社、関東支社、東京支社、東海支社、関西支社、中国支社、四国支社、九州支社、沖縄事務所

主要取引先

  1. 内閣府総務省法務省財務省文部科学省厚生労働省農林水産省経済産業省国土交通省環境省、各省庁
  2. 東京都をはじめ、地方公共団体議会事務局・教育委員会警察署・消防署等
  3. 全国国公私立大学及び高・中・小の各学校
  4. 公庫・公団・事業団
  5. 銀行、会社、その他の団体等

関連会社

  • ぎょうせいデジタル株式会社
  • 西日本法規出版株式会社
  • 条例アクセス株式会社
  • 株式会社ヒルマ
  • 株式会社ぎょうせいプロモーション
  • 株式会社ぎょうせい総合研究所
  • 株式会社日本法律情報センター
  • 株式会社至文堂

かつての関連会社

脚注

関連項目

  • 日本プロ野球名球会 - 先述の同会会員の伝記漫画発行のほか、同会のイベント企画制作にも関わっている。
  • さくらももこ - 短大卒業後、入社するも約2か月で退社。その後本格的に漫画家として活躍。

ぎょうせい』に 関連する人気アイテム

底辺高校卒業生が教えるFXトレード新手法【グルグルトレイン】

「グルグルトレイン」では、買いと売りの両方の注文を同時に入れる「両建て」という手法を使います。そして、少なくとも200万円、出来れば500万円といった額の証拠金を用意することが推奨されています。また、リーマンショック級の過去最大の変動さえも念頭に置きながら、徹底した資金管理の必要性を説きます。

ところで、このような手法を用いる人は、多くのFX会社にとっての「理想の顧客」とは正反対のトレーダー像でしょう。FX会社は両建てについて「スプレッドが二重に発生して合理性を欠く」などとして推奨していません。

また、少ない証拠金で取引できることを宣伝文句にしています。更に、あまり損失が膨らまない内に損切りすることを勧めます。なぜでしょうか? 実はFX業者にとって、両建てによる損益の凍結状態の長期化は、証拠金が拘束されてサーバーの負担になるだけで何の利益にもならないからです。また、何百万円もの潤沢な証拠金を用意できる顧客は希少なので、少ない証拠金での取引が宣伝になります。更に、ほとんどのFX業者はNDD方式を採用せず、相対取引で注文を呑んでいるので、顧客が損切りすれば儲かります。

一般のFXトレーダーと、FX業者とは利益相反関係にあるのですから、彼らの「理想」とは真逆の投資手法「グルグルトレイン」に、秘められた大きな可能性を感じませんか? わずかな元手を何十倍、何百倍にもして「億り人」になる、というような夢を追う人には向かないかもしれません。損失のリスクを受け入れながら資金管理を徹底することで年利10%超を目指すという堅実な投資を志す人にとっては、画期的な手法がこの本には書かれています。

5つ星のうち 5.0とにかく管理が楽

(参考になった人 3/6 人)

他の方が仰るように、「短期間で資金を増やす事が目的ではない」運用方法です。
毎日の管理は、朝2分ほどスマホで注文するだけ。
楽だしストレスがほとんどかかりません。
あと、大幅な逆行中でも落ち着いていつも通り注文作業を行っていることに、自分自身驚きを感じます。

「資金が大量に必要なのでは?」との声も耳にしますが、100万円・200通貨で運用してる私の意見としましては、「この手間でこのリターンなら充分」という感じです。

私は裁量トレードが下手なので、
グルトレ口座 100万円
トレード口座 10万円
で運用していますが、
「最悪今月ノートレでも資産が増えている」
と考えられるようになり、自然とチャンスを待てるようになったので、裁量トレードの方にもいい影響を与えていると思います。

「月収支が不安定だから低資金で裁量トレードしたいけど、資金を眠らせて置くのは嫌。」という方におすすめしたいです。

本書では安全に運用しようと思えば510万円必要と書かれています。
投機に回す資産が510万円ある方が対象となると対象者はかなり限られますが、私に言わせると510万円でも安全ではないですね。

この手法では最初にロングで行くかショートで行くか決めるのですが、20円逆行するだけで証拠金が510万円あっても尽きます。

最近の1豪ドルは80円~90円程ですが、リーマンショック時には55円、その前年の2007年には107円を付けています。

逆に言えば大幅な値動きがこの先一切起こらず、20円以内のレンジ相場が続くなら利益が大きい手法です。(あり得ない話だとは思いますが)
私はやろうとは思いませんが、投機がお好きな方にはFXの中では手堅い手法だと思いますのでオススメできます。

小売再生 ―リアル店舗はメディアになる

本書は「小売再生」とあるが、実際は小売業のみならず全てのビジネスマン
が知っておくべきリテールマーケティングの良書である。
訳書だが、ポケモンやPepperなどの事例も登場し、またアジアに関しても
分かりやすく書かれている。

AmazonGoを「合法的な万引き」と称するくらいに刺激的な内容であり、
いま、このままでは置いて行かれるという危機感も十分伝わる。
少なくともこの流れだと広告代理店の出番は無くなるか、またはイノベーター
として仲介できるかの2者択一であることも分かる。



デジタル云々ではなく、ストーリーを前面に、というのは言うのはたやすい。
が、特に日本企業ではこれをやるのは大変だ。小売業は人件費とそもそも
の人材募集で一杯一杯だからだ。でもこのままだとAmazonなどのネットワーク
軍団にやられるのは明白。兵站戦の日本軍みたいだ(笑)。
多くの方に読んでいただきたい本である。星は4つです。

5つ星のうち 5.0店舗の未来と挑戦

(参考になった人 2/3 人)

何でも買えるインターネットの時代になった今、従来の店舗のやり方とインターネット広告が通用しなくなってしまった今どんな風に工夫すれば良いのだろう?と海外の事例と共にヒントを与えてくれる本 海外の本なのに翻訳によくあるあの堅苦しいところが無くスラスラ読めて楽しめた 私自身、普段仕事で企画と戦略をやっているので色々と世界が広がった 実際にやるとなると色々と大変で物凄く頭と行動力、技術力を使うことになる 小売以外でも少し頑張ればアイディアは出てくるだろう 結構オススメおもしろい

なにかと、リアル店舗が不調な原因は、通販の台頭的な説明がされがち。 しかし、実際はそうではなくて、もう少し複雑なものがある。 その内情を深めた話。 この本を読んで感じたのは、欲しいものが明確なら通販で買うに越したことはない。 けど、何か刺激が欲しかったり、自分の知らない世界を知るためにリアル店舗があるのではないか?と感じさせられます。 これからの店舗は、そんな風に作られていく必要があるのかもしれません。

はじめての人のための3000円投資生活

この書籍は、投資信託ってなんだろうっという人向けの本だと感じました。
「株取引や投資をするとリスクがある、リスクがあるなら貯金や貯蓄の方が良いだろう」や、
「でも銀行やゆうちょに預けても金利が付かないしなぁー、将来のためにわりの良いものはないか」と
考えている人向けの書籍だと感じました。

読む人のリテラシーのレベルによってつく星が変動する本です。

投資をしたことがない、これから投資をするのに何を買ったら良いのと悩んでいる人には、きっかけや
はじめの一歩を踏み出すには「ふ~ん、投資信託ってそんなのがあるんだー」と参考になると感じる。



一方で投資に関して、知識・解釈・理解がある方やもうすでに投資を始めている方にとっては、
「え?だから何?、そんなの知ってるし、肝心なことが書いてない、立ち読みで十分じゃん」と
感じるかと思われます。

私は、株取引をNISA口座で初めて、株以外にどんな金融商品があるんだろう?
iDekoや投資信託にも投資に興味を示している状況で読んだ感想としては、
少し頑張れば、自分で情報収集できたかな~。でも、情報を集める手間が省けた
からまぁ~いっかという程度です。本も文庫本に近いサイズで、ちょっとした隙間時間に
読むにはちょうど良いボリュームです。読解力の訓練に読むには役に立った。
ただ、投資信託の知識としては・・・・という意味で3つ星です。

給料が上がらない、副業が認められていない、年齢的に転職は厳しい・・・お金を少しでも増やすなら投資かなと思っていましたが、投資ってまとまった資金が無いと出来ない、大損はしたくないと思い尻込みをしていましたが、本書で月々数千円から始められると知り、目から鱗が落ちました。
内容は月々3000円で1千万円の利益を得るモノでは無いです。
家計を見直して、余裕が出てきたら徐々に金額を増やしていけば1千万円も夢じゃないという内容です。(実例で主婦の方が旦那さんのボーナス60万円を投資に回して・・・とありましたが、流石にこれは無理と思いました(汗))
具体的な始め方の例(アセットマネジメント会社と銘柄の選び方、口座の解説の仕方など)が書いてあったのも、背中押しの一つになりました。

投資への考え方を学ぶ為に購入しました。 投資をする前に、行うこと 学んでおくべきこと 実際するにあたっての考え方 商品の説明など、丁寧に解説してあります 投資への不安がある方 今まで何冊か読んでよくわからなかった方 オススメです◎

2018年版 どこでも宅建士 とらの巻 【法改正対応テキスト】

5つ星のうち 5.0強行突破型のテキスト

(参考になった人 2/2 人)

合格に必要なポイントに絞り込んだ強行突破用のテキストです。
パラパラとめくってみても、特に省いたと思われる項目があるわけでもなく
どの項目もきちんとまとめられています。

しかしながら、同じLECの出る順宅建士のテキストは一冊あたりほぼ同じページ数で
1~3の3分冊です。やはり、理解しやすいという意味では、このテキストはやや難があると
思います。また、そのことは本書の前書きでも触れられており、わかりにくい部分も有ると思う、
その部分は出る順テキストを読んで欲しいと。

このあたりは正直で親切だと思う。
一方で、私が昔実際に使ったらくらく宅建塾というテキストは、この本と同じくらいの
ページ数で、別途解説なり授業なりが有ればこのページ数のテキストでも十分合格できるとも
言える。

宅建の試験に出る項目であっても、実務に就いてから扱う物件や場所によっては全く縁のなくなる
ような規制や法令も多いのだが、試験に出る以上は勉強しなければならないが、できれば手を抜きたい
と考えてしまうもの。また、試験まで時間がないという人にはうってつけのテキストかも知れない。
ただ、できれば試験の範囲はきちんと勉強しておいた方が良いとも思う。

時間がない人は手に取ってみる価値はあると思うが、このテキストだけで独学はちょっと辛いのでないかと思う。
特に権利関係の分野は、全く勉強したことのない人が理解するには厳しいと思われ、権利関係だけでも別の
テキストの併用をお勧めする。逆に権利関係の分野を理解している法学部出身者などはこのテキストだけでも
いいのかなあとも思う。

できれば実物を手に取って、このテキストだけで理解できそうかどうか判断して欲しい。
テキストには相性も有るけど、テキスト選びは重要なので慎重に。

5つ星のうち 4.0独特のセンス

(参考になった人 2/2 人)

謎の虎表紙で分かる通り、独特のセンスがあります。 まずは「とらの巻」の項目の重要度がAのものを集中して あとは本文アドバイスにもあるように 解くのに時間が掛かる問題は後回しに していくのが良いかと思います。 「ちょっと一息」とかいう学習コラムは 最初は邪魔だなと思ったのですが、読んでみるとなかなか面白い。 最初に書いたように全体の構成には独特のセンスというか クセみたいなのがあるのですが 受験者目線で優しく書いてあるんだなと再認識させられる。 本試験は10月なので夏が勝負!など内容もちゃんと役に立つ。

宅建士の試験は、難易度が人によって大きく変わる試験です。 その試験範囲は、真面目に勉強すれば民法、各種条文とめちゃくちゃ奥が深く、難しいです。 それに輪をかけて、参考書の数もたくさん出ています。 多くの人が迷いながらテキストの消化不良をおこして試験に落ちます。 その中でも本書は、LECが本気を出して、無駄な知識を省いた参考書となっています。 この本を隅々まで覚えて、過去問を解く! そうすれば、宅建士合格を掴めるかもしれません。

経営者になるためのノート

柳井正氏による社員教育用の教材を書籍化したもの。
2015年9月7日第一刷。

ファーストリテイリングの幹部、経営者を育てる為に
執行役員、店長までこのノートを使った教育を受けているのだという。

本を読む時に書き込みを入れるという人は多い。
本書ははじめから書き込みがし易いように余白が大きくある。
(A4サイズやし本自体が)

本と対話すること、読み返し自分の組織だったらどうするのか
考えるのかをメモしていく。


内容そのもの以上に読み返しが大切になりそうな本だ。

印象に残った文章を紹介したい。
経営者に必要な4つの力
→変革する力、儲ける力、チームを作る力、理想を追求する力

MBAを取ったから経営者がすぐできるというものではありません。
大企業の管理職の延長のような人ではなく、一経営者として世界で
通用する個人を作っていかないといけないのです。

非常識だと思えるくらいの高い目標を掲げると、それを実現するためには、
色々なことを変革せざるえなくなります。
既存の延長線の発想ではこの目標は実現できないなと思いいたるようになります。
(もちろん、東芝のような粉飾決算につながるようなマネは駄目)
この高い目標はユニクロに限らず他企業でも同様であろう。

「終わりから始めなさい!なぜなら、ゴールを設定すれば成功するために
すべきことが明らかになるからだ」
プロフェッショナルマネジャー ロハルド・ジェニーン

高い目標を掲げ、それに挑戦する。このことからイノベーションは起き、
顧客は創造されるものだ

いわゆる常識と言われるものほど
お客様目線で見てそれは正しいことかと疑ってかからなくてはいけないのです。
(セブンイレブンの夏のおでん、冬のアイスクリームの成功)

仕事の基準はお客さまにとって本当によいと思えるラインのこと。
全ての仕事の基準をそのラインに設定し、絶対に妥協しないで追求して欲しい
この基準は世界で一番の質の高さを目指し、それを自分たちの基準にするということ。
自分なりの基準では意味がない→ただ設定している基準が低いだけでは?
(ただ難しいのは昨今の労働時間改革では人を増やすか、
明日に回せるものは回さないと長時間労働を解決できない)
本物だけが世界を貫く

リスクがないところに利益はない。リスクがあるところに利益がある。
リスクはしっかり計算する
やる場合のリスク、やらない場合のリスク
リスクを取ってやると決めた限りは中途半端にせず、結果が出るまでやりきる。
最初からうまくいくと思わない。
一回や二回失敗したくらいでめげないようにする
本当に失敗の責任を取るということは最後まで試行錯誤を尽くす
本当に失敗だという時はその原因を徹底的に探求し学びを得る
それを次に活かして、結果を出すこと

経営者は顧客創造の方針を持って常に社員に要求、質問をしないと
現場の仕事は作業になる。
普通に雇われて、普通に働いている人は、たいていの場合は
顧客の創造という概念そのものがありません。
厳しく質問して、要求するようにしないと、顧客に関心を持ち
想像力を働かせて仕事をする力が弱まっていってしまうのです。
核心のついた質問をして、視野を広げることをやってあげる
厳しく要求して本当にやってもらう為には部下に「君だったらできる」と
いうようなことを言ってあげる事が必要。
やらせる以上は最終的な責任は上司が全部取るということ。
責任は全部上司にある。うまくいった時は全部部下の功績だというような
気持ちで部下に接することが大切なのです。

経営者にとって最もまずいのは「自分はできている」という心をもつことです。
経営者は危機感を持って経営せよ。
自問自答する時はお客様の一番厳しい目で自分たちを見る

学びに貪欲になれ。
知識や情報を自分のことに置き換えて考えてみること、実践してみること
本と対話しながら読むようにすること
世の中、本当に情報を持っていたり、本当に優れた人というのは、
それぞれの業界で数えるほどしかいない
そういう人達に行きあたった時に、しっかりと対話ができる力を自分が
身につけておかなくてはいけない

会社は誰のためのものかと聞かれたら「お客様のため」というのが本質
お客様をビックリさせようと思わなくてはいけない
お客様が欲しいと思っているものを、お客様が創造もしない形で提供する
お客様の声は重要だが、その一枚上手をいこうとする思考習慣を持つ
「こうきたか、おぬしやるな」こう思って頂いてはじめて、ファンになってもらえる
提供者である自分達が、本当にいいと思うもの、本当にいいお店だと思うものを作る

経営というのは、当たり前のことを本当に当たり前に毎日実行する。
そしてチェックし、次の方法を考える、計画を変える。このことの繰り返しです。
本当の儲ける力とは、こんな地道なことが徹底してできる所にある。
能力の問題ではなく、習慣の問題。
目の前の1人のお客様を大切にできない人が、何が経営者ですか。
そんな人が、世界中の人を喜ばせることなんてできるわけがありません。

計画や準備は大切なのですが、それでも実行9、計画1くらいのイメージで
時間を使っていくのが理想的

成果が思うようにいっていない時は、会社の中を見ると、決まって
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」(日本電産・永守重信)
という力が足りなくなっている時なのです。

一日が24時間という時間だけは、誰にだって同じだけ与えられてる。
本田宗一郎氏の指摘だそうだ。しかしこの指摘は間違っているのではないか?
快適な環境での1時間と過酷な状況の1時間が同じなのか?
金持ちの家に生まれた恵まれた人とそうでない人の時間。。
ぐっすり眠られるベットの上と床の上での睡眠時間が同じだろうか?
個人的には時間すら決して平等ではないと思う。
・・無論、時間を有効活用したものが成功者になれるという指摘は正しいだろうけれども。

指示をして仕事が終わりではない。
何回も電話しているのですが・・→直接現場へ行って、現物を目の前にして
一緒に問題解決をしないとだめなのではないですか

指示をすれば相手は動いてくれる、指示をしたことで自分の仕事は終わった、
自分のやるべきことはできていると勘違いする人は意外と多いのですが
指示したことがリアルに動いていなければ、それは何も仕事をしていないのと
同じなのです。

帳簿上の数値だけに頼って、リアリティーのない指示をしていると、
よかれと思ってやっていることが、かえって現場を疲弊・混乱させて、
商売の利を損なわせることにもなります。

問題が解決されないということは、何かあるなと考えて、
現場・現物・現実を確認して、一緒になって解決をするようでないと
本当の問題解決は出来ないのです。

計画をつくる時は成功がイメージできるまで考え抜くこと
固執するのは最終成果、ただそれだけ、状況や競合、会社の
状態が違ってきたら全部計画は修正していかなければいけないものなのです。

リーダーとして信頼を得るためには、言行一致、首尾一貫が必要
「あなたは、あなた自身が言ったこと、約束したこと、あるいはあなた自身が
言っていることの最大の実践者ですか」

リーダーは、1人の上司として部下に関わる時には、部下に対して
その個人が納得するまで100%全力で関与する
部下の立場に立って話を聞く
部下のために必要なことを自分の全てを総動員して考える
(正解は100人いれば100通りあります。その100通りを本気になって考える)
鬼となり仏となる。
基準の低いところで満足していたら容赦なく失敗ですと言う鬼になることも必要
1つの達成で終わらせずに、どんどん要求をしていくという鬼になることも必要です。
良い仕事をした時や前と比べて成長したなと思った時は、仏となって
きちんと褒めてあげる、評価してあげることが大切です。
部下の体調や家庭の事情などを気遣う、そういった心配りも仏の顔の1つです。

目標の共有は、本当にメンバーが分かるまで何度も同じことをしつこく繰り返し
伝えないと成り立ちません。
必ず個人単位で責任を明確にする
自覚形成にとって一番大切なことはこの仕事は誰の責任なのかを明確にすること

リーダーはチームの中で誰よりも勝ちたいと強く思い、自己変革を続ける
勝ちたいと強く願わず、そこそこでいいという会社はつぶれます。
ただし、自分が自分がとやるとリーダーは孤立し、本当に1人になってしまって
勝てなくなります。必要なのはそういった強い気持ちを持ちながらも
メンバーを主役にしてあげる、メンバーがヒーロー、ヒロインになるように
してあげるというリーダーシップであり、マネジメントの実行です。

挑戦し続ける為に、リーダーが自分に課すべき3つのこと
1つは自分に自分が期待をすること
自分しかこれをやれる人間はいない。などといった期待を自分にかけてあげる。
部下のモチベーションをあげるためには、その前にリーダーが自分の
モチベーションをあげることが必要です。

2つ目は自己変革です。
本当に成長を考えて、準備をしている人間にしか未来はやってきません。
自分を冷静に客観視し、謙虚に自分をとらえて、自己変革を続ける。

3つ目は自己管理です。
経営者として本道以外のことには近寄らず、度を過ぎた贅沢をするような
ことを慎み、まじめに経営道を歩むということです。
本道以外のことや過ぎた贅沢にうつつを抜かしていると、
あっという間に時代についていけなくなります。

会社というものは社会に貢献できてはじめて、社会から存在が許される、
認められるものだと思います。
会社は生まれた瞬間から社会の公器です。

お金だけを追いかけるとお金に逃げられる。
使命を追いかけるとお金がついてくる。

それまでどんなに信じて突き進んできたことでも
お客様代表の目線から客観的に見たら、今はもう
違っているということに気付くと、あっさりと自己否定できるし
そういうことに対して聴く耳をもっている。
そして、それを自分の過ちだと社員の前で堂々と言うことができる。

本書はそのまんまファーストリテイリングの研修用に使われている
テキストである。だからと言ってアパレルに振れている訳ではなく、
また経営者のためだけに書かれた内容ではない。

最終的に求められるのは「成果」。これは民間企業であれば当たり前
のことだ。しかし日本企業は上場企業を含めてそのあたりが曖昧な
ケースも多い。評価方法も色々あるが、実際は上手く取りまとめられる
人が出世しやすかったりするのが日本企業だ。

柳井氏はKGIに「成果」を置き、そこに必要な事柄を熱く語っている。


成功例とか失敗例ではなく、自問自答してチームをまとめていく事の
重要性を繰り返し説く。ゆえに説教臭くないのが良い。

メディアでも持ち上げられ、逆に突き落とされる「目立つ」企業だが、
その中身は一本筋が通っていることがよくわかる。
現在他社で活躍するFR出身の経営者たちはどうして転職していった
のか。強固な柳井氏の思想と相容れなかったのかも知れないが、やはり
最終的には「成果」が挙げられなかったという評価なのだろう。

この思想を「厳しい」と思うか「正しい」と思うか。
実はその感じ方が読者ひとりひとりの現在の「立ち位置」なのだと思う。
激動の現代に働く我々としては、好き嫌いはともかくとしてぜひ一読を
お勧めしたいテキストである。星は5つです。

ビジネスの本質や真髄を突いている本。
経営を行う上での技術だけではなく、読者のモチベーションも上げることがたくさん書かれている。
「決めた限りは、やると決めたことを脇目も振らず、ただもう一直線に、徹底的に、やり切る。つまり、やると決めたことの徹底実行」と、覚悟がとても伝わってくる。
また著者は、学者が書いた本よりも、起業家などの実体験の本を選んで読むことが多いと書いてある。
その実体験をベースに構成された人間性を持った人が書いた本だからか、学術ゼロ、実体験100といったような、実践が全て詰め込まれた「実体験の集大成」のような本だと感じた。


特に「腹を据えてやり抜く」「部下への共感」「使命感」といった点は、無印良品の松井忠三氏と通ずるものがある。
ただ凡人経営者にはフィットしないような記述も見受けられた。
「ハイリスクにする」」目標を高く持つ」「完璧を目指して失敗する」「知識を溜める必要はない」と、天才にしか通用しないやり方で、起業したばかりの経営者やビジネス初心者がこれを行うのはハードルが高すぎると思われる。

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